書評

厳選!立花が2010年に読んだ本トップ12! [Books] #10book2010

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2010年に僕は126冊の本を読んだ。

ここ数年の傾向として、文芸書はどんどん数が減り、実用書、ビジネス書類がほとんどになっている。

一年間に読んだ本を10冊選ぼうと取り掛かったのだが、どうしても10冊に絞れず、2冊プラスして12冊、紹介したい。

本当は一人の著者の方で好きな本が何冊もあったりするケースがあるのだが、原則1人1冊という形にした。

あと、Twitter仲間の @stilo さんが提唱してくれた #10book2010 ハッシュタグをつけてみた。 Stiloさんのブログは #StiloBlog。色々な方がご自身の今年のトップ10を書いていて楽しい。 @stilo さん素敵な企画をありがとう!

 

では、立花が2010年に読んだ本トップ12、行ってみよう!!

 

12位 「ドリルを売るには穴を売れ」 by 佐藤義典

 

ドリルを売るには穴を売れ

佐藤 義典 青春出版社 2006-12-23
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分かりやすいマーケティング入門書。概念の説明の後に物語形式の実践講座が続く。この物語がとても良くできていて感情移入しやすく、楽しみながらマーケティングを勉強できる。

入門書として最適。良い本だった。

 

11位 「右向け左の経営術」 by 中村仁

 

右向け左の経営術―常識と戦え!

中村 仁 グラフ社 2008-07
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豚組社長の @hitoshi こと中村仁さんの自伝的経営術本。中村氏は今年「小さなお店のツイッター繁盛論」という新刊をリリースして大ヒットしているが、彼の原点を知る意味でも、こちらの「右向け左の経営術」を先に読んでおくことをお奨めする。彼の物事の考え方や危機対処法など、勉強になる点が多い。

 

10位 「ネットがあれば履歴書はいらない」 by 佐々木俊尚

 

ネットがあれば履歴書はいらない-ウェブ時代のセルフブランディング術 (宝島社新書)

佐々木 俊尚 宝島社 2010-01-09
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セルフ・ブランディングに関する著書が去年の後半から今年の初めにかけて多くリリースされたが、中でも本書はネットに特化したセルフ・ブランディング術ということで解りやすくしかも戦略的。ネットを活用して何かビジネスを立ち上げたいと願い人の必読の書であろう。

 

9位 「本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ」 by あびるやすみつ

 

本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ

あびる やすみつ 秀和システム 2010-05
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    アフィリエイト界の第一人者である著者が、敢えて業界の問題を鋭くえぐる前半部と、本気き人が正しく稼ぐためのノウハウを提供してくれる後半から構成される。アフィリエイトで稼ぎたい人はもちろん、アフィリエイトで騙されないようにしたい一般ユーザーにとっても垂涎の書。お奨め。

     

    8位 「デッドライン決断術」 by 吉越浩一郎

     

    デッドライン決断術-ムダな仕事はネグれ! (祥伝社新書 175)

    吉越 浩一郎 祥伝社 2009-09-29
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      人生においてもビジネスにおいても、自らの意志で自らが進む道を決断することが必要だ。この決断は日常的な軽微なものから、人生を左右するような大きなものまであるが、決断を間違っては大変なことになる。本書はデッドラインを設定することで人間が正しくしかもタイムリーに決断ができるよう僕らを導いてくれる。良書。

       

      7位 「効率が10倍アップする新・知的生産術 — 自分をグーグル化する方法」by 勝間和代

       

      効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

      勝間 和代 ダイヤモンド社 2007-12-14
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        勝間和代氏き代表作の一つ。日々の生活を多面的に効率化していくことで情報収集脳力を高め、仕事だけではなく趣味、運動なども含めた生活水準を高めていこうという試みを提案している。最近き自己啓発本の多くが本書で勝間氏が提案している事項を下敷きにしていることが多いと感じるほど、本書での勝間氏の提案にはインパクトがあった。発行から3年を経てもなお新鮮!

         

        6位 「ユダヤ人大富豪の教え」 by 本田健

         

        ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

        本田 健 大和書房 2006-02-09
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          20歳当時の本田健氏がアメリカで出会ったユダヤ人大富豪の老人。その老人から直接幸せなお金持ちになる方法を伝授された本田健氏の成功法則書。志のある若者に対して成功者がその秘伝を教示するという図式が解りやすく心に響く。本田健氏が繰り返し提唱する「幸せなお金持ち」へのステップを示した良書。

           

          5位 「バイラル・ループ」 by アダム・ペネンバーグ

           

          バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある

          アダム・ペネンバーグ 講談社 2010-09-25
          売り上げランキング : 9196

          by ヨメレバ

           

           

             

            「バイラル」とはウィルスのこと。そしてバイラル・ループとは、ネット上での商品やサービスの口コミでの伝播のことである。優良なサービスや商品が口コミでどんどん広がりあっという間にメジャーになる現象のことを捉えているのが本書。当初はたまたま発生していたバイラル・ループだが、最近ではループの発生を狙ってマーケティングすることが一般的になっている。本書を読むとネットマーケティングの秘密が解る。素晴らしい本。

             

            4位 「お金の大事な話」 by 泉正人

             

            お金の大事な話~「稼ぐX貯まるX増える」のヒミツ~

            泉 正人 WAVE出版 2009-12-16
            売り上げランキング : 55429

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              日本ファイナンシャル・アカデミー社長で資産家の泉正人氏が、中学卒業後美容師見習いとして働き始めてから不動産投資をスタートさせ、一歩ずつ資産家へのステップを昇っていく過程を丁寧に書いた成功本。ここまで書くか、というほど細かく丁寧に、必要なノウハウと心構えが満載である。多くの成功者が隠す秘訣を開示してくれる素晴らしい本。

               

               

              さあ、以下はいよいよベスト3!いってみよう!

               

               

              3位 「意思決定力」 by 本田直之

               

              意思決定力

              本田 直之 ダイヤモンド社 2009-10-17
              売り上げランキング : 16374

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                空気を読んだり和を重んじる日本人。その代償として「決断力」がない。そんな日本人がどうやって意思決定力を養っていくかが丁寧に書かれている。周囲から「いい人」と言われ、上司からも「使えるヤツ」と思われる。その代償として自分の人生を犠牲にしてしまっていないだろうか。自分の人生を切り開きたい人は本書をまず手に取るべし。重要書籍。

                 

                2位 「夢に日付を」 by 渡邉美樹

                 

                夢に日付を! ~夢実現の手帳術~

                渡邉 美樹 あさ出版 2005-10-24
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                by ヨメレバ

                 

                 

                   

                  ワタミ社長渡邊美樹氏の唱える成功法則の書。とにかく熱く激しい上昇志向。スパルタな面も多々あるが、夢に日付を入れることによって夢が目標に変わり、その目標を何がなんでも達成するのだという強い想いが必要であると繰り返し説く渡邉氏の言葉には執念にも似た迫力がある。自分が何を為したいか分からない人も、分かっているが一歩を踏み出せない人も、是非読んでもらいたい力強い本。

                   

                  1位 「フォーカル・ポイント」 by ブライアン・トレーシー

                   

                  フォーカル・ポイント

                  ブライアン・トレーシー ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-10-03
                  売り上げランキング : 9527

                  by ヨメレバ

                   

                   

                     

                    2010年に読んだ本でNo.1はブライアン・トレーシー氏著、「フォーカル・ポイント」。読んだ時点で既に「2010年No.1」と騒いでいるが、一年を通してもやはりこの本が1番だろう。

                    本書では人生における、突破すべき「焦点」を10の章一つ一つにまとめ、それぞれの項目の重要性と突破のために必要なノウハウを提供してくれるのだが、本書の素晴らしい点は、それぞれの項目が網羅的かつ戦略的で、「仕事」や「恋愛」、「家庭」、「財産」といったバラバラの項目が一塊となっている点だろう。

                    人生を豊かかつ戦略的に生きたいと願う人に是非手に取って欲しい一冊。損はさせない。

                     

                     

                    というわけで、2010年に読んだ本からトップ12を選んでみた。どれも良い本ばかりで、これらの本に出会っていなかったら、今の僕はいないと言っても過言ではない。

                    来年はさらに多くの本を読み、自分自身を進化させたい。

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