独立・起業

独立・起業することのメリットとは

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会社員を卒業して独立・起業することのメリットとは何だろうか。

僕自身2011年3月末で会社員を卒業して独立・起業してこの記事を書いている2022年9月末で11年半になった。

11年半の間に楽しいことも苦しいことも数え切れないほどあったが、一つ確実にいえることがある。

11年半の間、僕は一度たりとも「もう一度会社員に戻りたい」と願ったことはなかった。

独立・起業して、僕は初めて「自分の人生を生きている」と心から感じられるようになった。

会社員時代、いかに自分が窮屈に自分らしくない働きかた、生きかたをしていたか、独立・起業して初めて分かった。

独立・起業して心から良かったと思っている。

この記事では僕が感じている「独立・起業することのメリット」について考えてみたい。

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1. 時間と場所の制約から解放され自由を得られる

ほとんどの会社員は時間と場所に関する自由がない。

多くの人が平日の日中の約8時間を会社の仕事をするために拘束される。

フレックスタイムはあっても、あくまでも多少の時間の調整であって、1ヶ月間の労働時間は決められている。

また、コロナでテレワークが増えたとはいえ、都心の通勤ラッシュは解消せず、多くの人はオフィスに通勤することを求められている。

通勤時間は労働時間に含まれないが、会社のために移動しているわけだから、これも束縛されている時間だ。

会社によっては転勤がある場合もあり、会社の命令に従って住む場所を変えなければならないこともある。

独立・起業すると、これらの時間と場所の制約が一切なくなる。

もちろん誰かと打ち合わせやコンサルを約束したり、セミナーを告知したらその時間は確保するのは当たり前のこと。

それでも、どの日にどの仕事を入れるかの決定権はすべて自分にある。

執筆の仕事は外出先や移動中でも自在にできるし、何時から働こうが何時に終えようが、何時間働こうが自由だ。

コロナでオンライン化が進んだおかげでコンサルやセミナーも自宅や外出先で開催できるようになった。

ホテルの部屋や駅ナカのテレワークブースなどを活用すれば、出先での打ち合わせなどもオンラインで対応が可能になったのだ。

僕自身会社員時代は平日の9:00〜18:00が勤務時間と定められていたが、今では自分の好きな時間に仕事をしている。

朝型人間なので朝5時過ぎに起きてすぐに仕事を始め、11:00〜13:00くらいは中休みで筋トレ・ランニングの運動と昼食を入れている。

日中に筋トレとランニングができるというのも、自由な働きかたを実践しているからこそだ。

早朝から働く分仕事終わりは15時から16時と早めにしているし、友達と飲むのも昼や午後からにして早く解散するようにしている。

平日の日中から自由に飲みに行けるというのも、時間の拘束がないからこそできること。

時間の自由は圧倒的に効くようになる。

2. 人間関係の煩わしさがなくなる

ほとんどの会社員が感じている仕事上のストレスは「職場の人間関係」だという。

部下は上司を選ぶことができない。

職場の同僚は、会社の都合でたまたま同じオフィスで働いている人たちであって、友達ではない。

上司との相性が悪ければ毎日職場に通うこと自体が大きなストレスになる。

上司によっては長時間労働が当たり前な風土になったり、パワハラ・モラハラが横行するようなケースもある。

上司に限らず先輩や関係部門の担当者などとの人間関係が上手くいかないと、仕事がすべてストレスになっていく。

社内だけではなく顧客担当者との人間関係、協力会社や関連会社との人間関係もある。

職場の人間関係のストレスが原因で「うつ」になってしまう人も多いし、うつ一歩手前の人はさらに多いだろう。

独立・起業すると、人間関係の煩わしさ、ストレスがほとんどなくなる。

僕は独立以来従業員を雇ったことがない。

外部のパートナーと協業することはあるが、そのとき相手は個人でも組織でも「対等のパートナー」である。

いまも本の執筆を続けているが、出版社の編集担当さんとは対等のパートナーとして協力しあって本を作っている。

誰かから命令されたり指示されたりするストレスも、逆に誰かを監督したりする煩わしさからも解放されるのだ。

その分すべてが自己責任になるわけだが、自己責任を「やり甲斐」と感じられれば、こんなに楽しいことはない。

3. 自分がやりたいことをビジネスにできる

会社員は自分のビジネスを自分で決めることができない。

部署の異動も上司や人事の意向が合わなければ叶わないし、どんなに優れた企画だと思っても上司や経営陣が合意しなければ商品化することができない。

会社が決めた役割と仕事を実践するのが組織で働くということである。

立場が上がればある程度の裁量は持てるようになるが、会社の意向と異なる商品を勝手に販売することはできない。

独立・起業をすると、何をビジネスにするかの裁量はすべて自分に委ねられる。

自分がやりたいことを、やりたいようにビジネスにできるのだ。

もちろん、そのビジネスが売れるのかどうかは分からない。

分からないが、すべての裁量が自分にあるのだ。

どんなサービスや商品を売るのか、いくらで売るのか、どんな方法で売るのか。

すべての裁量が自分にある。

逆にいえばすべてが自己責任になる。

上司も経営者も関係部署もいなくなり、上司を見て仕事をするのではなく、マーケットとダイレクトに対峙するのだ。

ヒリヒリするようなリアリティ、組織が守ってくれない状況を「楽しい」「やり甲斐」と捉えるメンタリティに切り替えることが大切だ。

4. 「やりたくないことをやらない」自由を得られる

会社員は会社が定めた業務を行う必要がある。

部署の配属なども自分の希望どおりにならないケースもあるし、日常業務で「やりたくない仕事」があってもスルーすることはできない。

無駄と思える仕事や意味のない会議などがあっても、仕事ならばやらなければならない。

苦手な顧客でも、深夜まで及ぶ接待でも、仕事であれば避けることはできない。

独立・起業すると、やりたくないことはやらない選択が可能となる。

たとえば、「戸別訪問の売り込み営業はしない」という選択をしたら、「ネットを駆使して集客活動を行う」などの方法を摂ることができる。

「遠方まで出かけていっての打ち合わせはしない」と決めれば、「打ち合わせはZoomで行う」という選択ができる。

「苦手な業務は自分ではやらない」と決めれば「外注の専門会社に業務委託する」ことで解決できる。

どんな仕事をするかと同時に、「何をやらないか」も自分で決められるのだ。

やらないことを決めることは、自分のビジネスを構築するうえでとても大切なこと。

ひとりビジネスはリソースが限定されるので、やらないことをしっかり決め、外注したり他の方法を採用するなどして、自分が注力する分野をしっかり定めたい。

5. 収入は論理的には無限大にできる

会社員は自分の給与の額を自分で決めることができない。

会社の規定に従って役割が定められ、定期的に評価され給与や賞与の額が決められる。

どんなに成果をあげても会社の規定以上に大きく収入がアップすることはない。

フルコミッションの営業などの仕事を除くほとんど場合、給与のアップ率はたかがしれていて、上限も見えてしまっている。

独立・起業すると、収入は論理的には青天井、無限大にできる。

もちろんあくまで論理的と言うことであり、実際は自分の実力と売り上げが比例することになる。

会社員のように給与やボーナスのような安定収入があるわけではないので、論理的には売り上げがゼロの可能性もある。

マーケットと対峙し、自分の持っている力を商品やサービスに変え、いかにお客様に貢献できるか、喜んでいただけるか。

お客様に貢献し喜んでいただいた結果が売り上げになっていく。

独立・起業すれば一年で売上を2倍、3倍と大きく増やすことも可能だし、ビジネスモデルを進化させ工夫していくことでさらにアップさせることもできる。

上司が年収を決めるのではなく、自分とマーケットの化学反応が年収をもたらす。

独立・起業することで「安定」はなくなるが、その代わりに「上限」がなくなる世界が手に入るのだ。

まとめ

独立して11年半の間に僕は多くの独立・起業を目指す人たちに向けてセミナーや講座を開催してきた。

独立・起業して自由を得たほうが伸びる人もいれば、独立・起業したら不安定な生活に馴染めず上手くいかない人もいた。

会社員として働くか独立・起業するか。

どちらの働きかたが優れているか、ではなく、どちらの働きかたに向いているか、である。

多くの人が独立・起業に憧れるが、実際に独立してみないと適性が分からないのも事実。

独立・起業のメリットは、裏を返せばデメリットにもなる。

しかし、一度きりの人生、やりたいことをやらずに終えては後悔するのでは?

やりたいと思ったら、是非チャレンジして欲しい。

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