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四恩醸造 – 牧丘 – — ワイナリー醸造室の特別公開に感激!! [ワインツーリズム山梨 2014 秋 レポート その03]

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ワインツーリズム やまなし 2014 秋 参戦レポート、今回からいよいよ個別のワイナリーのレポートです。

16名という大所帯の我々。

全員で一度に移動するのは無理と考えた幹事の真也さんによって、白組10名と赤組6名2班に分かれての行動となった。

僕は赤組に入ったのだが、6名中4名がプロの現役ソムリエさん2名を含む麻布や恵比寿の飲食店関係者さんばかりという、やばい顔ぶれ。


 

ちょっと緊張しつつ、タクシーで向かった先は山梨市牧丘町。

牧丘は巨峰の里であるとガイドブックに書かれていた。

その牧丘にある、「四恩醸造」というワイナリーが本日最初の訪問地だ。

さっそく紹介しよう。

 

 

 

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牧丘 四恩醸造 — ワイナリー醸造室の特別公開に感激!! [ワインツーリズム山梨 2014 秋 レポート その03]

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やってきました、四恩醸造。

ここは普段は完全非公開のワイナリー。

四恩醸造は2007年に創業された、新しい蔵元になる。

ワイナリーの多くは販売所を併設していて、常時営業しているのだが、ここはそれが一切ない。

販売所を併設すれば人を雇う必要が出るし、販売所の維持費もかかる。

上質のワインをリーズナブルな価格で販売するために、コストを削ることにこだわった結果、販売所は置かないことにしたそうだ。

このワインツーリズムの期間だけ公開される貴重なワイナリーなのだ。

 

 

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しかも、この四恩醸造では、12月に発売されるローズシリーズのワインを先行で試飲でき、しかも購入できるのだ。

生産数が少なく、すぐに売り切れてしまうそうで、ツーリズムでも凄い人気だった。

僕らもまずはここに、ということで、真っ先にやってきた。

 

 

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こちらがローズの赤(ややこしい)。

まろやかで優しい味わい。

 

 

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こちらは白。グラスの中に先に飲んだ赤がちょっと残っていて、すすぐ水がなかったため、若干赤味ががってしまった。

こちらはさっぱりしてクールな感じ。

 

 

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そして四恩醸造ならではのスペシャルなイベントは、醸造室の公開と、オーナー小林さんによる解説を聴けるのだ。

この醸造室見学は事前申し込みが必要で、長蛇の列になる場合もある。

僕らは比較的すぐに入れてラッキーだった。

 

 

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醸造室のタンクを見ながら小林さんの説明を聴きつつ、何と実際にタンクに入っている醸造途中のワインをテイスティングできるのだ。

こんな機会はなかなかないぞ!!

 

 

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こちらはまさにワインの赤ちゃん。

まだ発酵が始まったばかりで、アルコール度数1%程度の「もろみ」状態。

この状態のワインは甘味が結構あり、ブドウジュースという感じ。

まろやかな舌触りで、くいくい飲めてしまう。

 

 

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みんな滅多に立ち合えない場所でのテイスティングにニッコリ。

 

 

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このように、実際に発酵が進んでいるタンクからワインの子供を注いで、それを飲ませてくれるのだ。

 

 

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こちらはだいぶ発酵が進み、アルコール度数が8%くらいになっているもの。

甘味は弱くなり、ちょっとツンとしたアルコールの匂いがするようになっている。

 

 

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小林さんの話にみんな興味津々。

ちなみにこの醸造室にはクラシック音楽が流れているのだが、それはワインのためではなく、小林さんの趣味とのこと(笑)。

 

 

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樽やボトルもあって、普段はまさにここでワインが作られているのだと分かる。

 

 

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熟成のときを待つワインがたっぷり詰まったタンクたち。

 

 

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こちらは醸造所の正面玄関。

看板がなければ完全に民家である。

普段は非公開なのでこんな感じなのだろう。

 

 

 

ワイン購入に長蛇の列!

醸造室の見学を終えて外に出てくると、バスでやってきたツーリズム参加者の方達が、ワインの直販コーナーに行列していた。

僕も1本欲しかったのだが、白組と赤組で合同貸し切りしていたタクシー2台のハンドリングに気を取られている間にどんどん列が長くなってしまい断念。

ううむ残念。

12月に今年のワインが発売されたらぜひ購入しよう。

そのときを楽しみに待つことにしよう。

 

 

 

まとめ

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ワインツーリズムでは、ワイナリーごとにピンバッチが用意されている。

そしてバッチの色は地区ごとに違う色になっている。

牧丘地区のバッチはピンク。

このバッチを胸に下げているグラスホルダーに付けていく。

二日間で何個のバッチが貯まるか、これも楽しみの一つである。

 

 

四恩醸造は醸造室のタンクから試飲させてもらえ、オーナーのお話しも聴けるスペシャルなワイナリー。

ここが1箇所目だとテンションが上がる。

次のワイナリーが楽しみだ。

 

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