人を愛し愛されよう 書評「人づきあいのレッスン」 by 和田裕美

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仕事術、時間管理術、読書術。

世の中にはさまざまな学びがあり工夫がある。

 

どれも大切なものだと思う。

その中でも、僕が人生を幸せに生きるために特に必要だと感じているのが、「人づきあい」。

 

 

だれも独りでは生きられない。

常に誰かと繋がっている。

親、兄弟、妻、夫、子供、友達、恋人、会社の上司、部下、同僚、取引先。

人とつきあわずに生きていくことはできない。

 

 

人とのつきあい方が下手な人は、損をする。

だからこそ、人づきあいは、もっと勉強するべきだ。もちろん僕も、そして皆も。

 

 

本書「人づきあいのレッスン」は、元カリスマ営業パーソンだった和田裕美氏が著した、幸せに生きるための対人関係の磨き方マニュアルだ。

かみ砕かれ良く練られ、そして温かみに溢れ勉強にもなる、素晴らしい本だ。

 

 

人づきあいのレッスン―自分と相手を受け入れる方法 

和田 裕美 ダイヤモンド社 2008-06-13
売り上げランキング : 1391

by ヨメレバ

 

 

 

媚びるのではなく、正しく表現する

 

 

 

日本人は対人コミュニケーションが苦手だ。

僕自身、人付き合いが得意だと周囲からは思われているが、どっこい実はかなりの人見知りで、初対面の相手と会う時は緊張していたりする。

だからこそ、コミュニケーションは原則から学ぶべきだし、実践すべきだ。

 

 

そして、その基本中の基本は、自分が心の中で思っていることを、正しく表現することだ。

もちろんネガティブな感情をそのまま表現すると問題がある。この場合はプラスの感情だ。

 

 

 

 

食事が美味しかったら「すごく美味しい」と口に出して言ってみる。

話している相手の笑顔が素敵だったら、「素敵ですね」と照れずに笑顔で相手に伝える。

 

 

和田氏はコミュニケーション不足の90%は「話ができていない」ことに起因すると書いている。

自分が不安に感じているとき、相手だって不安なのだ。

 

 

お互いに黙っていては伝わらないのだ。

だから、最初は恥ずかしくても、怖くても、照れ臭くても、頑張って、思いを口に出すようにしてみよう。

 

 

心にもないお世辞を言え、ということではない。

「あ、いいな」「素敵だな」と感じた時に、そのことを相手に正しく伝えること。

これが「人づきあい」の基本なのだ。

 

 

 

相手が嬉しいと自分も嬉しい

 

 

 

対人コミュニケーションが苦手という人は、自分から先に行動することができない傾向がある。

パーティーや交流会でも、誰かが話しかけてくれれば話す。

相手が笑いかけてくれたら笑い返す。

質問されれば答える。

 

 

コミュニケーションが上手な人は、このコツが判っている人だ。

そして最初のちょっとした「怖い」「恥ずかしい」を脇に置いておける人。

 

 

どうすれば、そういう「人に好かれる空気」を出す人になれるのだろう。

そのコツが、本書にギッシリつまっている。

 

 

たとえば、「初対面のとき「人の印象は最初の5秒で決まる」から、最初の5秒は意識して笑顔でいるようにしている」とか。

「職場で苦手な人が近くにきたら、心の中で相手にヘンテコリンなあだ名を付けて楽しむようにすると、やがて苦手意識が薄れ、許せるようになる」など。

 

 

 

 

相手が嬉しいことを自分が先にする。

初対面はお互い不安だからこそ、先に自分から笑顔で接する。

相手から感じた魅力を素直に口に出して褒めてみる。

 

 

そう言ったささやかなことの積み重ねが、その人を「人づきあいの上手い人」へと育てていく。

そしていつか、その人の周囲にはいつもたくさんの人が集い、プラスのエネルギーが生まれる場所が発生する。

 

 

 

嫉妬やネガティブ思考を味方にしよう

 

 

 

対人関係をおかしくしてしまう怖いもの。

それは「嫉妬」だ。

 

 

自分が必死に頑張っても手に入れられないものを、やすやすと手に入れる人間。

年下なのに成績優秀で先に出世した後輩。

自分の憧れの人と付き合うようになった親友。

 

 

 

 

和田氏は営業出身なので、何人もの営業パーソンが「嫉妬でつぶれていく」のを見てきたという。

嫉妬すると「どうせあの人は上司に好かれているから(本当は能力ないのに)出世した」というような思考になってしまう。

 

 

相手の成功を認めないことは、成功自体を否定することになるからだ。

無意識に自分の成功すらも否定してしまった人に、成功は訪れない。

 

 

だからこそ、「嫉妬した相手と仲良くなろう」と和田氏は説いている。

嫉妬してしまう相手と仲良くなると、その相手は素晴らしいライバルになる。

 

 

「あいつには負けたくない」というエネルギーを、負の方向から正の方向に変化させる。

これができれば、嫉妬は強い武器になる。

 

 

 

まとめ

 

 

 

この本を読んでいると、とても優しい気持ちになってくる。

文体や装丁などのせいではない。書かれている内容が、読者の僕らに向かって、許し微笑みかけているような気持ちにさせるのだ。

 

 

「人間はみな不完全な生き物。そんな不器用なモノ同士なんだから、そんなに身構えないでもっと仲良くしようよ」

そんなメッセージが伝わってくるかのようだ。

 

 

 

 

人づきあいが下手だと諦めている人。

自分のことがなかなか好きになれず苦しんでいる人。

 

 

本書を手に取ってみてはどうだろうか。

人と人がお互いに理解し合った時、人は幸せになり、そして良い気持ちは伝染する。

 

 

人づきあいが苦手な日本人だからこそ、生まれつきの性格のせいにせず、レッスンを受けてみるといいだろう。

僕もきっと変われる。あなたも必ず変われる。そんな勇気をくれる本。

 

 

人づきあいのレッスン―自分と相手を受け入れる方法 

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