昭和44年生まれの僕と同世代から10歳下ぐらいまでの人は、バブル期にフジテレビで放映していた「ウゴウゴルーガ」という番組を憶えている人も多いだろう。
子供向け番組とは思えないシュールなギャグと奇抜な企画、それにスピード感溢れる展開で、大人でも十分楽しめる番組だった。ウゴウゴ君とルーガちゃんの「おきらくごくらく」は流行語にもなったし、CGキャラのシュール君やトマトちゃんも大いに話題になった。
そんなウゴウゴルーガの1コーナーに、「ミカンせいじんアワー」があった。10秒〜15秒くらいのごく短いアニメコーナーなのだが、徹底的にシュールで意味不明で凄かった。僕は当時大学生で午後の再放送で見ていたのだが、ミカンせいじんのコーナーを日々心待ちにしていたものだ。
そんなミカンせいじんがまさかのiPhoneアプリ化!ということで大急ぎでダウンロードしてみた!
ところでミカンせいじん箱っていったい何のアプリなんだ?疑問に思いつつ起動してみた。
起動するとどーんとミカンせいじんが。カタカタと動くあの独特のアニメーションが加わるとさらに良いのだが。
そしてアプリの使用法には衝撃の事実が!このアプリ、ゲームではなくi刺身Lite同様の単純お仕事アプリだったのだ。そうだったのかー(^_^;)。
Twitter連携機能もある。何が起こるのかは良く分からないがとりあえず設定してみよう(^_^;)。
そしてお仕事スタート!上からベルトコンベアーに乗って、ミカンとミカンせいじんがランダムに落っこちてくるので、ミカン星人をフリックではじき飛ばし、ミカンだけを段ボールに入れる。
ミカンが6個になると段ボールが満タンになり、次の空箱がやって来る。満タンになった箱の数が左上に表示されていく。
ミカンせいじんを排除しそこなって段ボールに入れてしまうと、それまで入ってたミカンが消えてしまう。でも別にゲームオーバーになるわけでもないし、箱詰めした段ボールの数が減ったりもしない。お仕事を終えたくなったら、右上の×をタップする。
お仕事が終わると、ミカンせいじんが箱詰めしたミカンの段ボールを積み上げてくれる。地球からミカン星まで積み上げるのが僕らのお仕事なのだ。
せっせと積み上げてくれる。そして結果が表示される。まだまだミカン星は遠いようだ。頑張らないと(^_^;)。
そして積み上げた箱の数がご覧のようにツイートされる。このアプリの存在を知らない人にはまったく意味不明の投稿だ(^_^;)。
以上である。ミカンせいじんは今でも人気は健在のようで、フジテレビのウェブサイト「少年タケシ」に連載されているようだ。
我らのミカンせいじんよ、永遠なれ!
著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。