8/3（土）「立花岳志独白セミナー〜一番苦しかったときの話をしよう」開催！！Zoomオンライン・アーカイブ受講あり

セミナー開催のお知らせです！！

8月3日（土）に「立花岳志独白セミナー〜一番苦しかったときの話をしよう」を開催します。

今回のセミナーは最近のノウハウ系のものとは異なり、僕立花岳志がプロブロガーとして独立してから今日までの軌跡を独白する形で行います。

ブログブーム、ノマドブームの波に乗り大躍進の時代から、一転してブログがオワコン化する苦境の時期をいかに生き残ってきたか。

苦境のなかで決断したこと、やったこと、やらなかったこと、信じたこと。

多くの教訓と示唆、なかには反面教師的なものも含めあると思います。

今回は4時間枠を用意し、すべてお話ししたいと思います。

Zoomオンライン、アーカイブ受講可能ですので、場所と時間を選ばずご参加いただけます。

是非ご参加ください。

ブログで人生を劇的に変え41歳で「プロブロガー」として独立
立て続けに出版・ビジネス多角化・会社設立と大躍進の時代
離婚・コンビ解散・会社から離脱
コロナ・ブログのオワコン化・ビジネスモデルの崩壊
絶望・試行錯誤・新しい光へと向かう
このセミナーで伝えたいこと
講師紹介
1. 立花岳志
セミナー開催情報
1. 8/3（土）「立花岳志独白セミナー〜一番苦しかったときの話をしよう」
2. キャンセルポリシー
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ご参加お待ちしております！！

ブログで人生を劇的に変え41歳で「プロブロガー」として独立

僕、立花岳志は中小企業に勤めるサラリーマンでした。

若いころから独立志向で、大学卒業後は翻訳者を目指したり、20代後半から30代前半にかけては小説家を夢見て新人賞に作品を応募したりしましたが、夢は果たせず。

燻る日々のなかで出会ったのがブログでした。

1回目の離婚のタイミングでブログ「No Second Life」をスタートさせ、無我夢中でのめり込んでいきました。

ブログスタート当初は「ブログで稼ぐ」ことは想定していなかったのですが、ネット経由で知り合った若きブログ仲間がすでに収益化しており、彼らと切磋琢磨し収益化に成功、収入を得るようになります。

当時は何度目かの「ブログブーム」が起こっていました。

まだYouTubeもTikTokもない時代、ネットメディアの中心はブログでした。

多くの若者がブロガーを夢見ていた時代に、僕は彼らより一回り以上年上でしたが同じように夢を見て、その夢を実現すべくブログを書きまくっていました。

そして40歳の夏に勤務先の会社に辞表を提出し翌2011年3月末で退職、「プロブロガー」として独立を果たすことになりました。

ちょうど東日本大震災が起こった直後で、日本中が大混乱に陥っている中での独立でした。

ブログをスタートして2年4か月で、僕は人生を劇的に変えることに成功したのです。

立て続けに出版・ビジネス多角化・会社設立と大躍進の時代

僕は独立前から「ブログの広告収益だけに依存するのは危険」と考え、多角化を目指しました。

書籍の出版、セミナーの主催・登壇、コンサルティングなどを手広く行い、ビジネスを安定させようと考えたのです。

その戦略が当たり、独立の翌年2012年にデビュー書籍を皮切りに4冊の本を出版、本がヒットしたことによりブログのPV（ページビュー）もアップし、セミナーの集客力も大きく向上しました。

さらに2013年からは情報発信を通じて自由な生き方を目指す人向けのワークショップを開催。

それまでの単発セミナーと比べ高単価・高付加価値のワークショップをスタートしたことにより売上が大きく向上・安定。

2014年には2回目の結婚相手と二人で法人を設立するとともに、法人名を冠した「ツナゲルアカデミー」というコミュニティー形式の連続講座も開始。

結婚相手がカウンセラーとしての仕事をスタートさせたのに伴い彼女とのコラボ講座やコンサルもスタートさせました。

2015年には六本木に自宅兼事務所兼セミナールームを開設し、自宅セミナールームで講座を開催し放題となり、連続形式のブログ塾や結婚相手単独の講座などを連発し、売上が大きくアップしました。

2016年には鎌倉に創作拠点を持ち、デュアルライフを開始、同じ年にブログのPVは年間1,000万と過去最高を記録しています。

2017年には複数恋愛制・ポリアモリーを夫婦ともに宣言し、テレビなどメディアにも出演しました。

2018年は法人として過去最高の売上を達成、会社員時代の7倍の収入に到達しました。

このように、独立から一直線で躍進を続けた僕は、「どこまでも登りつめる」と信じていたし、実際にすべての物事が上手くいっているように感じていました。

離婚・コンビ解散・会社から離脱

一直線に上昇を続けているように思えていた僕の人生の潮目が大きく変わったのは2018年の夏でした。

3月に7冊目となる書籍「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」を出版して即重版がかかり、全国で出版記念セミナーを開催。

ポリアモリーの恋人とも旅をし、赤のアルファロメオで六本木と鎌倉を行き来し、夏まではビジネスもプライベートも絶好調に思えました。

最初の異変は結婚相手との関係性がギクシャクし始めたことでした。

彼女の希望で中目黒に3つめの拠点を作ることになり、これが事実上の別居の始まりとなり、年末の離婚へと向かっていくことになりました。

夏にはポリアモリーの恋人と別れましたが、夫婦関係は修復不可能な状態になっていました。

夫婦関係が破綻に向かうなか、「ビジネスは引き続き二人で行う」前提で物事が進み、六本木の自宅兼セミナールームを事務所にし、僕は南麻布に一人暮らし用の物件を借りました。

これで人間が2人しかいないのに家が4つある異常事態となり、家賃だけで140万円以上となったのです。

この時期はもう完全に暴走状態ですが、勢いだけはあったのでビジネスを止めることもできず、とにかく突き進むことしかできませんでした。

2018年12月に離婚後も、東京では別々に暮らすが鎌倉では同居、そしてビジネスは二人で行うという変則的な生活となりました。

しかし、やはり離婚した夫婦が二人でビジネスをするのは限界があり、半年後に完全な分離を決意しました。

我々は二人で共同開催している講座やコンサルが多数あったのですが、それらの開催もできなくなったことで売上が激減します。離婚に伴うイメージダウンもあったでしょう。

そして2019年7月末で会社名義だった六本木、鎌倉、中目黒、南麻布の4拠点をすべて閉鎖して僕は自分が作った会社を抜けてビジネスもプライベートも一人になり、鎌倉の海街に定住することにしました。

名実ともに「コンビ解散」となったのです。

コロナ・ブログのオワコン化・ビジネスモデルの崩壊

前述の離婚とコンビ解散の時期に僕は少なくない額の借金を背負いました。

しかしコンビ解散当初の僕は非常に楽観的でした。

当時の僕は「事態が落ち着いて活動再開すれば、またすぐ稼げる」と思っていたのです。

実際まだブログ塾の受講者は多かったし、ブログの広告収益もそれなりにありました。

ビジネスを多角化していたため、一つずつ活動を再開していけば全部上手くいくと思っていました。

ところが2020年早々コロナの蔓延が始まり出ばなを挫かれることになりました。

講座やセミナー、コンサルティングがリアル開催できなくなっていきました。

そしてその時期に、ネット界のトレンドがブログからYouTubeやTikTokなどの動画メディアに勢い良く変化していきました。

またGoogleが検索結果から個人ブログを締め出して冷遇するようアルゴリズムを変更したことも大きな影響を与えました。

僕自身のブログからの広告収益もどんどん減っていきましたが、それ以上にダメージとなったのが講座やコンサルの売上激減でした。

ブログが読まれなくなるということは、「ブログで稼ぐ」というビジネスモデルもオワコン化することでした。

ブログで稼げなくなると、「大金を払ってブログを学びたい」という人もいなくなりました。

2020年はコロナの影響と僕自身の離婚とコンビ解散のダメージで、ほぼ活動を停止した一年でした。

2021年にセミナーやコンサルを再開するとき、僕は「元に戻す」ことを考えていました。

2021年1月に「立花岳志復活セミナー」というタイトルでセミナーを開催しました。

この時の僕は「ここから再始動すればすぐに元に戻る」と思って「復活」と銘打ちました。

しかしそれは大きな間違いでした。

時代はもう完全に変わっていました。ブログの時代は終わっていたのです。元には戻らないのです。

僕は「ビジネスを多角化しているから大丈夫」と思っていましたが、僕のビジネスは「ブログを中核」として多角化していました。

ブログ自体がオワコンになることは想定していませんでした。

こうして僕が構築したビジネスモデルは崩壊していったのです。

2021年は「復活」の始まりではなく「絶望」の始まりでした。

絶望・試行錯誤・新しい光へと向かう

「活動再開すればすぐにまた稼げる」という目論見が崩れ、僕は絶望に包まれました。

コロナで人と会うことが難しかった時期ということもあり、僕のメンタルはどんどん落ち込んでいきました。

知り合いもほとんどいない鎌倉でひとり孤立して、どうしたらいいのか分からず茫然と過ごしました。

お金もなくパートナーもおらず、稼ぐ方法も分からない。

そして「ブログで稼いでいる凄い人」という幻想が崩れたことで、多くのファンも去っていきました。

人気商売でファンがいなくなるということは、僕に課金してくれる人がいなくなることを意味しました。

ビジネスモデルが崩壊したことは分かったけれど、ではどうすれば良いかが分からない。

一度も成功したことがない時期ならがむしゃらに突き進むことができたかもしれません。

しかし一度築き上げたものがガラガラとすべて崩れてしまったのを目の当たりにすると、パワーの前に絶望しか出てこないのです。

そんななか一つの転機となったのが、「起業メンタル大全」の企画をもらったことでした。

2022年春に企画が通って原稿を書き進めるに連れ、僕のなかで微かな光が見え始めました。

独立・起業を目指す人達、本を出版したい人達に向けてのコンサルティングを新しいビジネスの柱にできないか、と思い始めたのです。

2019年までの僕のビジネスモデルは完全に「全方位インフルエンサー型」でした。

しかしこのビジネスモデルはもう使えないことは分かっていました。

このビジネスモデルを、ニッチだけれども深くファンとコミットする「ステルスマーケティング型」に切り替えないといけない。

僕はそう信じて試行錯誤を続けました。

2022年末に「起業メンタル大全」が、そして2023年2月に「やってみたらわかった！40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」が刊行となりました。

そして少しずつコンサルティングの仕事が増えていきました。出版による印税も入ってきました。

もともと独立直後から「会社を辞めて自由なライフスタイルで働きたい」人向けの講座やコンサルは数え切れないほどやってきました。

ただ当時はそこに「ブログによる情報発信を通じて」という冠がついていたのです。

その冠を外していくことで、新しいビジネスモデルが見えてきました。

そのようにして、2023年、2024年と少しずつですがビジネスモデルの再構築が進み、今に至っています。

このセミナーで伝えたいこと

僕がブログを始めて15年半、独立して13年4か月が経ちました。

大躍進の時期、空中分解から奈落の底に突き落とされた時期、そこからもがき苦しんだ時期、再生へと向かう時期を潜り抜けてきました。

「努力で何でもできる」と信じていた僕が、「自分の力ではどうしようもない事態が起こる」ことを痛感させられ、打ちのめされました。

目が覚めた瞬間から「死にたい」しか考えられない日々、自分が惨めで仕方がない日々が続きました。

そんな中でも生きていかなければならない、そして15年前自分が本気で努力して掴み取った自由なライフスタイルは絶対に手放したくない。

そのような日々のなかで微かな光を求めて試行錯誤を続けてきた意味、意義、そして教訓がたくさんあると信じています。

ご参加いただく皆さんに、少しでも多くのギフトをお届けできたらと思っています。

講師紹介

立花岳志

立花岳志（Takeshi Tachibana)

著者／出版プロデューサー／起業支援コンサルタント／ブロガー／心理カウンセラー。

あまてらす株式会社代表取締役。

1969年東京都生まれ。

会社員の傍ら始めたブログが人気を博し2011年に「プロブロガー」として独立。

ブログ「No Second Life」は月間165万PV、年間1,000万PVを記録。

ブログを中核とした個人の情報発信を強みに、9冊の書籍の出版のほか雑誌掲載やメディア出演も多数。

独立・起業や出版を目指す人々をサポートするセミナー・講座・個人コンサルティングを開催し、受講者はのべ3,000人以上、独立・起業や出版の夢を果たす人を多数育成。

24時間365日自由なライフスタイルのなかで習慣化・時間効率化を追求し、自らの実践を多くの人にシェアし続けている。

また、自身の度重なる燃え尽き体験から実践的心理療法を学び、心理カウンセラーとしても活動。

著書は「やってみたらわかった！40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」（かんき出版）「起業メンタル大全」（自由国民社）「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」（サンマーク出版）、「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法」（大和書房）、「ノマドワーカーという生き方」（東洋経済新報社）など9冊。