健康・アンチエイジング書評

人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術 7つの習慣

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古川武士さんの「人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術」というご本のご紹介。

僕自身、30代前半までは、毎晩午前2時くらいまでダラダラとネットをしていて朝はギリギリに飛び起きて会社に飛び込む典型的な「夜型」生活を送っていた。

その状態から徐々に朝型に転換していき、いまでは22時就寝、5時起床のサイクルがすっかり身についている。

早起きになって、僕の人生は劇的に変わった。

僕は人生を変えられたのは、早寝早起きができたから、と断言できるくらい、早寝早起きに感謝しているし、こだわっている。

僕の早起きに関するブログ記事も大変好評です。こちらからどうぞ。


本書の帯に「根性ではなく技術で起きる」と書かれていて、この点に僕も強く共感した。

古川さんのご本を読んで共感したポイントを中心に、「7つの習慣」という形にまとめてみた。

さっそくご紹介しよう。

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人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術 7つの習慣

1. 起きる時間ではなく寝る時間に集中する

早起きのために一番大切なことはなにか?

僕は必ずこう答える。「早く寝ることです」と。

多くの早起きを目指す人が挫折してしまう一番の原因は、起きる時間だけにフォーカスしてしまい、寝る時間に意識がいっていないからだ。

いつもどおりの時間帯で生活して、いつもどおりの時間に寝て、起きる時間だけを2時間早くする、というようなことを、多くの人はやってしまう。

でもそれでは、2時間の寝不足になってしまう。

2〜3日なら寝不足でも意思やそれこそ根性でなんとかなるかもしれないが、5年も10年も寝不足のまま生活していたら、間違いなく病気になってしまう。

冷静に考えれば当たり前のことなのだ。

2時間早く起きたいなら、2時間早く寝ないとダメ。

2時間早く寝るためには、今までよりも2時間早くベッドに入って目を閉じなければダメなのだ。

僕自身も5時起きで生活しているので良く分かるが、「早く寝れば自然と早く目が覚める」のだ。

先日は21時30分に眠って、5時に起きた。これで7時間半睡眠でまったく問題ない。

早起きのための絶対条件は、「早寝」である。

これは絶対条件である。

 

2. 「寝るのがもったいない」という意識を捨てよう

僕も若いころは、なんとなく「寝ている時間は何もしていないからもったいない」と思っていた時期があった。

なので、雑誌やネットなどで「短時間睡眠の技術」みたいな記事があると、読んだり試してみたりしていた。

でも、いまは寝ている時間がもったいないなんて、まったく思わなくなった。

むしろ逆で、本書でも古川さんは「睡眠は投資である」と断言しているが、僕もこの意見に完全に同意である。

寝不足で頭がボーッとしたまま1日を過ごしても、生産性は上がらず体調も悪く、精神的にも覇気のない状態ですごすことになる。

そんな状態で起きている20時間と、ぐっすり眠って疲れを取り、活力に満ちあふれた状態で過ごす16時間、どちらが「より良い一日」だろうか。

睡眠を削ってまでしてやるほど優先順位が高いことは人生においてほとんどない、と僕は思っている。

もちろん仕事で突発的なことがあったりした場合や、緊急時に1日や数日、徹夜したり睡眠不足で活動することは僕にもあるし、必要な場合には誰でもそうするだろう。

でも、慢性的に睡眠不足の状態で生きることは、人生の質、クオリティ・オブ・ライフを確実に下げてしまう。

人生でもっとも優先すべきは睡眠で、残りの時間をMAXの活力で生きる。

寝るのがもったいないという発想はまったく逆である。

眠りは人生最大の投資なのだ。

さて、次のページでは、週末に「寝だめ」している人対策から説明しよう。

 

【次のページ】「睡眠負債」ってなんだ?そして早寝するコツって??

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