振り返り

立春(九星気学的 新年)を前に激動の2019年を感謝とともに振り返る

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今日は2月3日で節分で、明日は立春である。

厳密に言うと立春は明日の18:04だそうだから、明日の日が暮れたあとなんだけど、皆さんの共通認識としては1日単位で考えるだろう。

明日は立春だ。

1月1日に西暦の2020年がスタートし、1月25日に旧暦のお正月、いわゆる旧正月を迎えた。

そして明日の立春の日は、九星気学の一年が切り替わる日。年盤が動く日なのである。

これで僕が知っている限り全部の暦が2020年に切り替わり、いよいよ本格的に新しい年へと向かって進むことになる。

僕はいろんな意味で本当に、この日を待ち焦がれていた。

うっかりすると去年の10月くらいからずっと2019年が完全に終わり、2020年を迎えることを待ち望んでいた。

僕にとっての2018年と2019年は、本当に人生最大の難所だった。

2018年が終わって2019年を迎えたときには、「もうこれで難所は越えただろう」と思っていたのに、2019年は2018年以上の大変な一年となった。

とはいっても、実は「現在進行形」で本当に物事がクラッシュしていったのは2018年の7月から2019年の7月までの一年間で、その前後は余震みたいなものだった。

でもその余震も含めてやはり人生最大の難所越えだったことは間違いなく、いやはや、とにかく本当に大変な2年間だったとしか言いようがない。

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瓦解寸前の危ういバランスの中で迎えた2019年

いま思えば2018年末の離婚というのは、どう考えてもプロセスの途中であって、最終的な形、解決にはなっていなかった。

僕らは離婚はしたけど会社の共同経営は続け、東京では別々に住むけど鎌倉では引き続き同居し、六本木ソノラスタジオも一緒に使い、講座も二人で共同で開催することにしていた。

二匹のネコたちも、麻布の僕の家にいたり中目黒にいたり、鎌倉に全員集合したりしていて忙しかった。

2019年を迎えたとき、僕は消耗しきっていて「このような状況が永続するわけがない」という視点でモノを見ることができなかった。

だから2018年でガラガラポンは終結し、2019年から物事は好転していくものだと思い込もうとしていた。

そのような状態で2019年がスタートしたわけだが、物事は好天するどころかどんどん悪化していった。

必死でもがきつつ、5月末から6月頭に開催した湘南3daysを何とか乗り越えたところで限界がやってきた。

そして僕らはコンビ解散を決め、そして僕が社長を退任して株式を譲渡し、完全に会社から離れることになった。

それと同時に六本木、南麻布、中目黒、鎌倉の4拠点すべてをクローズすることにもなり、僕は鎌倉の海街に新居を決めた。

引っ越しが7月29日〜30日、そして社長退任が7月31日付けとなり、まさに7月末をもって僕は本当にたくさんのものを手放すことになった。

とはいえ実際には8月以降も残務整理が山のようにあり、完全に僕が会社を離れたのは10月頭だった。余震はずっと続いていたのである。

元妻との、2007年に知り合って2008年に同居し始めてからという意味では、公私に渡り13年に及んだコンビは名実ともに解散となり、僕は一人になった。

「終わりの終わり」の一年にすべてをちゃんと終えること

8月以降僕はほとんど表立った活動をするのをやめ、鎌倉の海街に引き篭もるようになった。

2018年が「終わりの一年」で2019年が「始まりの一年」かと思ったが、そうではなかった。

2018年が「終わりの始まり」で、2019年が「終わりの終わり」の完結編なのだと僕は気づいた。

だから、2019年のうちに、ちゃんとすべて、今回のサイクルで終わらせるべきものは終わらせよう。

僕はそう思ったのだ。

信頼している先輩も、「いまのたっちーがやるべきことは、ちゃんと止まること」とアドバイスしてくれ、僕は自分がやっていることが間違っていないと確信できた。

そして僕は深い内省の海へと潜り、深堀りの日々へと旅立っていった。

何がどうしてこうなったのか。

後悔する思いはまったくなかったが、今回の一連のできごとを教訓にしなければならない。

そのためには、僕という人間の人生の根本から、人格形成期から幼少期まで遡って僕の人生に大きなインパクトを与えたできごとを全部洗い出していく必要があった。

まるで村上春樹さんの長編小説を読んでいるかのような、本当に深い思索の海だった。

僕はその内省の記録を、noteの有料記事に書き綴り続けた。

150人もの人が僕の内省の海の記録を読んでくれることに驚きつつも、リアクションがあることを励みに深堀りを続けていった。

そして12月末までに、僕は自分という人間のおおまかなシステムの構成と、ビリーフの全貌の把握に成功した。

すべてのビリーフがリセットされたかどうかは別として、ビリーフの全体像が分かったことにより、僕らのこの12年の旅がどこでおかしくなったのか、そして、なぜそうせざるを得なかったのかが、少なくとも僕のサイドからは解明できた。

そして僕は2020年を迎えた。

アイドリングからギアをローに入れた1月は不思議な猶予期間

2020年はまず西暦から明けた。

西暦だけが2020年になり、太陰太陽暦も九星気学もまだ2019年という中途半端な1ヶ月。

しかも僕がいつもチェックしている九星気学のサイトでは四緑木星は1月は大凶と出ていた。

でも僕は2020年に西暦がなった瞬間からエネルギーの転換を感じ、グッと身動きがしやすくなった。

リハビリ的にいろんなことを試し始め、ずっと休止していた活動も、試しに顔を出してみる、みたいなことをするようにした。

本格的に動くのは立春のあとだと分かっていて、でもいきなりでは動けないから、ギアをローに入れてまずは動かしてみる。

そんな感じの1ヶ月だった。

そして1月25日に太陰太陽暦も2020年を迎え、僕は27日と28日に二日がかりで伊勢神宮の正式参拝に行った。

ここで強いパワーをもらい、そして1月が終わって2月に入り、いよいよ今日が節分というところまで辿り着いた。

1月1日から今日までは、不思議な猶予期間のようなイメージで、ちょっとフワフワした状態だったように思う。

感謝とともに2019年とお別れする

あと半日弱で2019年が名実ともに完全に終わり、2020年へと暦が切り替わる。

僕にとっての2019年は50年という人生の中で一番、圧倒的に一番大変な一年だったけど、それがついに終わる。

振り返れば2018年が二番目に大変な一年だったから、まあ二年連続の大変な年月に、ついにお別れをするタイミングなのだと思っている。

2019年には本当に多くのものを手放したけれど、僕はその結果はすべて「起こるべくして起こったこと」だと思っている。

幸いなことに、僕は完全なる健康体で病気も怪我もすることなく、経済的にはそこそこの借金を作ったけれど自己破産も会社の倒産もさせずに済んだ。

誰かを騙したり法律を犯したりしたわけではなく、単にアクセルベタ踏み状態で高速コーナーでクラッシュしたに過ぎない。

終わるべきものが2018年に終わり始め、そして2019年に完全に終わった。

終わったものは、終わるべきだったからこそ終わったのだ。

「すべてが明らかになる2019年」と言われたが、僕にとって2019年は終わるべきものが終わる、完全に終わって停止する一年だった。

だから僕は、ちゃんと終わらせることができた自分を褒めたいと思うし、そしてこの2年間に起こったすべての出来事に感謝して2019年とお別れしたい。

2年前の今日、僕は名古屋に滞在して立花B塾名古屋レベル2を開催し、夜はジョニーズブラッセリーで懇親会を開いていた。

当時の僕は自分の会社の社長をやっていた。

そして2年前の僕は結婚していて六本木と鎌倉のデュアルライフをし、アルファロメオ ジュリエッタに奥さんと二匹のネコを乗せ毎週行き来していた。

そしてポリアモリーの恋人と毎週デートをして、翌月3月に出る新刊のゲラチェックの追い込みをしていた。

2018年の僕に、2年後の今日の僕の話しをしても、きっとすぐには信じないだろう。

でも、それは実際にこの2年の間にすべて手放すことになるものたちだった。

そしてそれは、手放すべきものだったからこそ、手放すことになった。

いま僕はほとんど手にしているものが何もない状態で、2020年を迎えようとしている。

それはとても気分が良いものだ。

両手にいっぱいモノを抱えている状態では、新しいものを掴むことはできない。

僕はいま両手がスカスカに空いている状態で、2020年を迎える。

ここから始まる12年サイクル、9年サイクル、10年サイクルで、僕は今度こそ、「手放さず一生自分とともに進む大切な人やモノ」を、両手にしっかり掴もうと決めている。

村上春樹さんの小説ではないけれど、「羊男」が僕と世界をつないでくれるのだ。

そのためにも、僕はとびきり上手に踊らないといけない。

あまりにも消耗してバタバタして忘れてしまったダンスステップを取り戻さないといけない。

じっと立ち止まり、穴蔵に閉じこもり、すべてをちゃんと終わらせることに成功した僕は、今度は穴蔵から出て、まずは踊り方を思い出すことから始めることになるだろう。

明日からの僕は一つずつダンスステップを思い出し、再び踊る日々に戻っていこうと思っている。

だから今日、2019年の本当の最後の一日の最後の記事に、感謝の言葉を書いて、2019年としっかりお別れしようと思った次第。

あやちゃん、ソル、ルナ、そして愛車ジュリちゃん。ともにいた日々をありがとう。心からの感謝を送ります。みんな元気で健やかに。

一番大変なときに支えてくれた家族、友達、ファンの皆さま。皆さまの暖かさを僕は一生忘れません。

心から感謝するとともに、これからしっかり恩返しできるよう精進していきたいと思います。

それでは、バイバイ2019年。僕を間違った世界から引き抜いてくれてありがとう。

間違っていた世界だったんだろうけど、それは何よりも愛しき日々だった。

こういう形で振り返るのは、多分これが最後になるだろう。

明日からは、新しい時代に前を向いて進むからね。

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