12年連用 思うこと(独酔亭日乗)


1月2日

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2008年1月2日(水) 快晴

【5キロ/早稲田復活往路優勝/そして順大5区棄権】

7時過ぎ起床。寝不足で酒も残り気味だが構わずジョギング。仕事がないので走って具合が悪くなったら寝ていれば良いだけなので気楽である。

本村小方面に出向いて写真を撮りつつ5キロを37分。今日も良い天気だ。

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帰宅後シャワーを浴びて、その後今年の目標についてじっくり考え、ローカルのテキストエディタに記録する。よし、頑張ろう。

で、その後はテレビで箱根駅伝の往路を追っかけ再生で視る。過去にないほどのデッドヒートで大いに盛り上がったが往路優勝は12年ぶりに早稲田。まさに復活である。その一方で去年の覇者順天堂大は1区から最下位周辺に沈み、準エース格の5区小野は一時19位で受けた襷を12位にまで上げたが最後ブレーキ。残りわずか500メートルで立っていることが出来なくなり無念の危険。嗚呼、まさに天国から地獄。

しかし小野を責めることは誰にもできないだろう。順大は1区から4区まであまりにも遅れすぎた。そこに去年まで今井がいた5区に配されたのは実績もあり期待される小野である。これでオーバーペースで突っ込むなというのは無理な話だろう。

小野の箱根はまだ終わっていない。来年是非また登場して、笑顔で箱根を湧かせて欲しい。

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午後は桜田神社に初詣。その後部屋に戻り読書。今年の一冊目、吉越浩一郎著「デッドライン仕事術」を読了。

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夜はお節の残りをつまむ。大晦日の格闘技番組のうち、生中継で視なかったDynamite!を視たり。やっと何も予定がない一日。ゆっくりお風呂に入ってリラックス。

休暇中なのに寝不足なので、今夜は早く眠ろう。

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今日の体重:94.6キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、11月末の目標: 93.8キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:25日(走れた日の日数)/69日(トータルの日数) 出走率:.362(一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548)




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2007年1月2日(火) くもり

【逆回り5キロ/そして今井は神になった/順天堂大往路逆転優勝/新年寿司始め】

7時半ごろ起床。昨夜は実家で真夜中過ぎまで遊んでいたので睡眠時間は短いのだが、それほど眠くない。

ごそごそと起き出してジョギングに出る。昨日に続いて札の辻往復5キロコースにしようかと思ったのだが、途中で気が変わり、タイム計測標準コースを逆回りで走る。一の橋〜古川橋〜天現寺橋〜広尾橋〜大横町坂〜テレビ朝日通り〜けやき坂というルートで45分。今年はたくさん走りたい。

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帰宅後は急いでシャワーを浴びて追っかけ再生で箱根駅伝を最初から視る。

1区スタートと同時に東海大学の佐藤悠其が飛び出す展開で、佐藤はそのまま独走で区間新記録。1区終了時点で2位と4分以上の大差がついてしまった。佐藤の走りは見事だったが他のチームはちょっと遅れ過ぎという感じ。

僕が毎年応援しているのは順天堂大、母校法政大、早稲田、大東文化なのだが、法政は今年はまったく振るわず、大東大も下位に沈む。早稲田は復活を遂げ、2区竹澤が区間賞の走りを見せる。で、順天堂大学は1区中村が14位と出遅れたが2区小野で12位、3区松岡が9位と徐々に順位を上げ、4区の佐藤が区間賞の走りで5位に順位を上げて襷をキャプテンになった今井に渡す。小田原中継所の時点でトップはスタートから首位を守る東海大、2位が東洋大、3位が日大、4位が早稲田であった。

襷を受けた時点でトップの東海大と順天堂の差は4分以上あり、今年はさすがに逆転往路優勝は無理だろうと思いつつも、「ひょっとして」というムードが今井からは漂っている。

今井は日体大の北村とほぼ同時に襷を受けしばらくは並走が続くがやがて北村を振り切り、一昨年、去年と同じぶち抜きショーが展開される。そして5区スタートから15キロ過ぎで今井は東海大の石田をあっさりと抜き去りトップに立ち、そのままぐんぐんと差を広げて往路ゴールイン。終わってみれば2位の東海に1分半以上の差をつける大爆走であった。

アナウンサーが「箱根に山の神が光臨。その名は今井正人」と叫んだのがとても印象的。見事としかいいようがない素晴らしい走りだった。おめでとう今井君。去年は8区難波がまさかの大ブレーキで優勝を逃したが、今年こそは明日の復路も頑張って優勝を掴んで欲しい。

往路順位はトップが順天堂、2位が東海大、3位が日体大、4位早稲田、5位日大。早稲田の往路4位は大健闘。明日が楽しみだ。母校法政は16位に沈む。全般的に順位がめまぐるしく変わる激しい闘いでずっと目が離せなかった。東海大1区の佐藤悠其の爆走で他のチームの選手達にも火がついた感じ。そういう意味では佐藤も今井と並ぶ立役者の一人だね。

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夕方からニナと外出して地下鉄で都立大前に出て「空海」でお寿司。新年も通し営業と聞き、「じゃあ行っちゃおう」と相談していたのだ。店に入るとカウンターは満員の盛況。さすがあ。

ヒラメの昆布〆、シマアジ、寒ブリ、赤貝などを刺身で頂きつつビールの後は冷酒をお任せで。その後もう少しツマミをということで出してもらったのがホヤとコノワタの塩辛とサメの軟骨の梅肉和え。どちらもハッとする美味しさで素晴らしかった。

隣の酔っぱらいの酷い態度に腹を立てつつ握りも満喫。寿司始めは大満足であった。

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満足して店を出て、地下鉄で帰宅。このところ夜更かし気味だったこともあってさっさと布団に入り寝てしまう。

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今日の体重:99.8キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、1月末の目標: 97.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:15日(走れた日の日数)/69日(トータルの日数) 出走率:.217(一昨年の通算.477、去年の通算.279)


2006年1月2日(月) くもり のち 雨

【今井今年も激走!/順天堂大学往路優勝】

7時ぴったりに起き出して早速テレビをつける。今日と明日は毎年恒例の箱根駅伝の日。昨日の夜はいつも通り実家に行っていて帰りが遅かったので眠い。僕の一番の贔屓は順天堂大学、その次が母校法政大学。順大は毎年優勝候補に挙げられているが、ここ4年は駒沢に苦杯をなめさせられている。

レースは例年になく順位がくるくると入れ替わる激戦であった。スタート直後から日体大の鷲見がジャンプスタートし、一時は後続に30秒以上の大差をつけたものの、後半息切れして後続集団に吸収され、一区トップは何と中央学院大学。初の区間賞とのこと。すごいすごい。優勝候補大本命と騒がれていた東海大はまさかの出遅れで15位通過、応援している順天堂も11位、法政に至っては20チーム中18位と下位に沈む。

2区に入ると間もなく日大のサイモンがトップに躍り出る。一方12位で襷を受けた山梨学院大学のモグスも猛烈に追い上げ、2区半ばでサイモンを逆転。モグスはそのまま一気に突っ走り、後半息切れしたものの、区間新記録に肉薄する好タイムでトップ通過。一方の日大のサイモンはずるずると遅れてブレーキ状態。結局15位まで後退してしまう。2区順大は松岡が一時順位を上げたものの最後息切れして13位に後退、法政は引き続き18位。2区を終わってトップから山梨学院、東洋大学、中央大学、中央学院大学の順。中央以外はまったくのノーマーク大学ばかり。

3区に入ると本命の東海大が一年生佐藤の追い上げで一気にランクアップし、平塚中継場で4位までジャンプアップ。トップは引き続き山梨学院、続いて中央、東洋。2区まで4位走行していた中央学院がまさかの大ブレーキで一気に19位に沈む。順天堂は今日エントリー変更された松瀬が頑張って一時6位まで上げ、中継所でも9位。少し上がった。法政も地味に頑張って15位にアップ。このあたりから雨が降ってきて、選手がずぶ濡れになっていく。

トップを守ってきた山梨学院だが、4区に入ると中央にかわされて2位に順位を落とす。今年から4区は距離が短くなり18.5kmに。小田原中継所では中央がトップ、2位山梨学院、3位東洋、4位東海大。去年まで4連覇中の駒沢はこの時点で5位、順大は村上が区間賞の頑張りで6位にアップ、法政もじわじわと頑張って14位。このところ全く精彩を欠いていた早稲田に復活の兆しありでこの時点で9位、サイモンが大ブレーキで15位まで沈んだ優勝候補の一角日大も盛り返して8位。

5区は山登り。僕が最も応援している順天堂大学の今井が走る区間である。今井は直前まで怪我に寄る調整遅れが言われていて、今日も当日のエントリー変更でメンバーから外されるのではないかとハラハラしたが、無事走れることになって一安心。

先頭の中央を、山梨学院の森本がほどなくとらえてトップに立つ。優勝候補大本命と言われる東海大は2年生エースの伊達を投入するが、ペースが上がらず、東洋大との並走が続く。5位スタートの駒沢を、6位スタートの順大今井が捕える。今井の怪我が心配だったのだが、この辺りから心配はなくなり、去年の12人抜きの再現を期待するようになる。

今井は間もなく東海、東洋をかわして3位に。そのまま一気に山を登り、中央、山梨学院も抜き去ってトップに躍り出る。あっという間の出来事にあんぐりと口をあけてしまうほどの快走。山梨学院の森本は途中で脚がつるアクシデントがあったようでずるずると順位を落とす。結局順天堂今井がそのままトップで往路優勝のテープを切る。やった!2位は着実に順位を上げて駒沢の村上が有終の美を飾る。3位も堅実に中央、4位に山梨学院、5位日大、6位亜細亜、7位東洋、8位東海、9位早稲田、10位神大と続く。法政は往路は15位であった。しくしく。

いや−、しかし順大がここまで頑張るとは思っていなかった。1区、2区で出遅れた時には、シード落ちも覚悟しないといけないかとハラハラした。明日の福路が楽しみだが、10分以内の差に16校がひしめく激戦なので、総合優勝までにはまだまだ難関がいくつもあるだろう。ここまで来たら、頑張って総合優勝してもらいたい。法政は何とかシード確保を目指して欲しい。

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というわけで駅伝三昧な一日。朝ご飯はお雑煮、昼ご飯はお節。夕方に風呂に入り、その後ちょっと昼寝。夕食はスーパーに買い出しに行き、焼きそばと冷凍食品の春巻と中華スープ。

明日も箱根駅伝三昧な一日になる予定。

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今日の体重:99.4キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、1月末の目標: 98.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:27日(走れた日の日数)/72日(トータルの日数) 出走率: .375(去年の通算10/22まで.477)


2005年1月2日(日) 快晴

【東海大往路優勝/カラオケ/自宅で宴会】

8時過ぎに起床。すぐにテレビをつけ、箱根駅伝を視る。箱根駅伝は僕にとっては大学時代からのお正月名物で、母校法政を応援する数少ない機会でもある。今年はHDレコーダーに予約しておいたので、スタートから追い掛け再生で見始められる。便利だ。

去年2位の東海大が1区からトップに躍り出る。3連覇中の駒沢は序盤は中段に構えていたが、徐々に追い上げる。母校法政は今年はまったく振るわず。結局東海大は一度も1位から陥落することなく、そのまま往路優勝。初優勝だそうだ。2位は追い上げて駒沢、3位が日大。4位は小田原中継所では15位だった順天堂大。5区の今井が何と11人抜きのぶっちぎり区間新記録で大躍進。いやあ驚いた。順大は「復路の順大」といわれるほどなので、この位置からのスタートはとても楽しみだ。僕が応援している法政、早稲田、大東大はいずれも惨敗。うーむ。

明日の復路は逃げる東海大を追う王者駒沢、ダークホースは順大と中央大というところだろうか。楽しみだ。

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午後からニナと外出。六本木の交差点でまいさんご夫妻と合流し、六本木のシダックスでカラオケ。昨日の夜から喉が痛くて歌えるかどうか不安だったのだが、歌ったら逆にスッキリした。そういうことってたまにあるよね。

2時間歌って満足し、店を出てみんなでドン・キホーテへ。すぐ近くにあるのに、普段はバタバタと目的地間を行ったり来たりするばかりで、この手の店にはなかなか入ることがない。入ってみると意外と面白いね。

ドンキを出て交差点を渡り、交差点脇に11月にできたばかりの390円のラーメン屋へ。ビールを飲みつつ餃子をつまみ、最後にラーメン。僕は激辛マーラー担々麺。まあまあの辛さ。担々麺という感じとはちょっと違うような気がするな。しかし安い。値段の割には味も結構だと思うなあ。

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4人でヒルズをひやかしてからみんなで我が家に到着。二次会は家宴会に。PRIDEの録画を視たりしてワイワイやっているとせんべいさんから電話で、タミーさんと二人で遊びにくるという。で、まもなく二人が到着し、6人であらためて乾杯。タミーさんはずいぶんお久しぶり。せんべいさんの新居での生活や、タミーさんがシカゴでKさんと会った話などで盛り上がる。

電車がなくなる前にタミーさんとまいさんご夫妻が帰り、最後に残ったせんべいさんも0時頃に帰り、宴会はお開きに。ああ楽しかった。

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今日の体重:94.0キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、年末の目標: 92.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:39日(走れた日の日数)/72日(トータルの日数) 走り率: .542


2004年1月2日(金) 晴れ
【駒沢ぶっちぎり往路優勝&法政5位/自宅で宴会】

早起きして箱根駅伝を観る。ここ数年は毎年ニナの実家に行く日程と重なり、のんびりテレビ観戦できなかったので久々。

1区スタート早々波乱の展開で、早稲田、順天堂、中央、大東文化、山梨学院と言った常連組がいずれも下位に沈み、代わりに東洋、亜細亜、日体大などが躍進。我が母校法政は浮沈が激しくヒヤヒヤしたが、往路5位。まあまあだね。往路優勝はぶっちぎりで駒沢。2位の東海大に3分以上の差をつけてしまった。ここまで開くとちょっと追い付くのは大変かも。駒沢の選手が一人でもブレーキになれば別だけど、そういうことを望むのは良くないよね。

大東文化は奈良修の時代以降ずっと低迷が続いていたが、今年はずっと3〜4位あたりをキープしていて期待したのだが、山登りで大ブレーキ。結局16位とは、無念だろう。

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夕方からみやちゃんご夫妻が遊びにきてワイワイと宴会。シャンパンで乾杯し、夕食はすきやき。僕はさっさと撃沈してしまい、床寝。みんなは散歩に行ったりしていたようだ。真夜中頃に布団に移動して寝直し。みんなは映画「シカゴ」のDVDを観ていたようだ。


2003年1月2日(木) 晴れ
【嗚呼、法政よ/雪の国へ】

昨日は予定通り日記書いた後は今年の行動指針を壁に貼って、その後は僕の実家へ。弟も来ていて、お節を食べつつ我が家の祖先の話などで盛り上がる。母はソニーVAIOのMXシリーズなる高級品を購入したようだ。家を売っても残った借金の返済が無事終了したとのこと。これは目出度い。でも返済終了した瞬間にPCをローンで買っちゃうってのはどうかね(笑)。

祖母から引っ越し祝いにと、サラダボウルのセットを頂く。ありがたや。

夜中の1時過ぎに母の車で送ってもらって帰宅。お腹がいっぱいになってしまい、お雑煮を食べられなかったのが非常に残念だ。

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目が覚めたらもう箱根駅伝が始まってしまっていた。若干朝寝坊。テレビをつけると一区の中盤。目を皿のようにして見ると、まだほぼ全ての学校が横並びである。安心してメイルみたりウェブ読んだりししていると、何と母校法政がずるずるとトップから遅れていくではないか。法政はエースの土井、黒田の二人が故障のため欠場とのこと。嗚呼。昨年までのエース、徳本が解説でテレビに出ていて、歯がゆさが募る。去年までは一区黒田、二区徳本のロケットスタートで往路の華だったのに、徳本が卒業で抜け、黒田、土井が欠場では勝負にならない。結局家を出る頃には法政は18位。19校中の18位。無念。

ちなみに一区では駒沢が区間賞だったが、二区で中央がトップに。三区でも中央がトップをキープ。一方一区では二位だった神奈川大は、二区で大ブレーキ。17人に抜かれて18位に沈むなど、波乱の多い大会みたいだ。しかし中央大学は毎年必ず上位にいて、羨ましいぞ。法政、来年は頑張れ。

このままずっと見ていたいのだが、雪国が僕を呼んでいる。てことで支度してバタバタと外出。

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家を出るのがやや遅くなり、荷物も多いのでタクシーで八重洲口まで。自宅前から東京駅までで、2,000円弱。いやあ便利だなあ。皇居周辺は一般参賀に訪れる人々を満載した観光バスで道路は大混雑。僕はまだ一度も一般参賀には行ったことがない。死ぬまでに一度ぐらいは行ってみてもいいかな。

東京駅から先月開通したばかりの「はやて」に乗車。でも降りるのは終点の八戸ではなくて盛岡。同じ青森でも、ニナの実家は弘前に近いので、はやてが開通しても全然便利になっていないとのこと。ニナが言うには、秋田新幹線が秋田から奥羽本線を通って北に伸びて弘前を通ったら便利になる、とのことだが、まあこの案は企画倒れでしょうな。ははは。

新幹線に乗り込む前に、東京駅で駅弁を購入。普通の幕の内を買おうと思っていたら、何やら偉そうな弁当が色々と並んでいて、つい興味本位で買ってしまった。上の写真は僕が買った「東京弁当」なるもので、価格は何と1600円。浅草今半の牛肉とゴボウの佃煮や、有機栽培米のご飯など、偉そうなお品書きが入っている。食べてみて、まあまずくはないが、別に特別凄く美味いというほどのこともない。浅草今半だの人形町魚久だのと騒ぐほどのことでもない。まあ旅立ちの景気づけと考えればいいのかね。

ニナは別の偉そうな弁当を購入し、二人で缶ビールをプシュ、ベン(乾杯している音)。何となく遠足みたいで楽しい。

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盛岡までは2時間半弱。あっという間である。盛岡から弘前行きの高速特急バス「ヨーデル号」に乗り換えるのだが、母に頼まれた土産物などを物色していたらバスが出てしまった。普段帰省するときはラッシュ時期に重なるので、続々と臨時便が出るのだが、1月2日はもう帰省ラッシュは落ち着いてしまっているため臨時便はなし。一時間待たされる。

バスは奥羽山脈を越え、僕たちを雪国へと誘う。盛岡は好天だったが、山に入るとすぐに雪が降り出す。運転手さんはさすがプロ。雪道でもほとんどスピードを落とすことなく、慣れないマイカーのドライバー達をびゅんびゅん抜き去っていく。見ているこっちがヒヤヒヤしてしまうぐらい。

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午後5時過ぎに高速道路のバス停で下車。バス停が雪で埋まっていて、ニナはいきなり雪かきする羽目に。バス停までニナ妹が車で迎えに来てくれ、ニナ実家へ。今日は朝から吹雪で、ついさっき止んだとのこと。町中雪に埋もれている。ほどなく実家に到着。去年の正月以来だから一年ぶり。ホントはもうちょっとちょくちょく来たいのだが、なかなか来れないなあ。

早速宴会の支度が始まるのだが、ニナは一人で不穏な動きをしている。何かと思ったら途中で携帯電話を落としたとのこと。盛岡駅のバス停でニナ妹に電話したから、それより後ということは間違いない。盛岡駅と、バス会社、さらにバスで途中休憩した花輪SAに電話したが、今のところ見つかっていないとのこと。雪の上に物を落とすと全然音がしないので、気づきにくいのだ。

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何はともあれ宴会開始。ご馳走が並び、ビールをごくごく。ビールは軒下の雪の中に突き刺しておけば、死ぬほど冷える。薪ストーブが燃え(ストーブが燃える訳じゃなくて薪が燃えるのだが)、ストーブの上には大きな薬缶が幾つも乗っかって湯気を吐いている。何とも言えない気分になる。

ビールの後は日本酒を常温で。常温と言っても事実上は冷酒と変わらない。みんなが話すディープ津軽弁、最近大分慣れてきて、みんながしゃべることの半分ぐらいは分かるようになってきた。でもまだ半分しか分からないのだが、半分分かればもうバッチリである<ホントか。

真夜中過ぎまでお父さんとニナ妹とニナとちびちび飲む。お父さんダウンの後、3人で後片づけしてから布団に潜り込む。いやあ雪国の正月だ。

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夜になってテレビで知ったが、駅伝の往路優勝は山梨学院だったそうだ。4区にカリユキを配していたから、そこで逆転したのだろう。2位は駒沢、3位は何と予選会から出場の日大。4位の大東大も大健闘(僕は奈良修の頃から大東大を応援しているのだ。あれ以来優勝していないのが残念だが)。家を出た時は3区の後半で、そこではトップだった中央大は12位。山登りがブレーキだったそうだ。法政は18位に沈む。下の2000年の日記見ると、徳本ーって喜んでいて実に切ない。それにしても今年の箱根は激戦だ。全部見たかったが、ビデオに録るってのは、どうもねえ。延々6時間以上を後日ぼーっと見るかと言うと、違うような気がするんだよなあ。


2002年1月2日(水) 晴れ
早起きしてニナの家を出発。近くの弘南鉄道の駅まで、お義父さんが車で送ってくれた。雪道を車で走る練習をしたかったのだが、今回はチャンスがなかった。

夕方までかかってバスと新幹線を乗り継いで東京駅到着。そのまま僕の実家がある横浜へ。弟も来て、またしても宴会。母が布団を買ってくれていたので、実家に泊まる。実家が横浜に移ってから、泊まるのは初めて。猫ともたっぷり遊べてなかなか素敵。


2001年1月2日

記載なし


2000年1月2日

母校大健闘(徳本ーっ)/家で新年会


1999年1月2日

順大大健闘/実家へ


1998年1月2日

実家へ/ハイパーばあちゃん


1997年1月2日

正月から大掃除/ピアノ


昨日作者について明日


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