12年連用 思うこと(独酔亭日乗)


1月3日

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2008年1月3日(木) 快晴

【新春東京タワー/壮絶すぎる箱根駅伝/休みも終わり】

6時半過ぎ起床。ようやく睡眠不足を解消したかな。

いそいそと着替えてジョギングに出る。久々に赤羽橋〜札の辻〜田町駅折り返しの5キロコースを37分。激しい勾配はないのだが、帰りはずっとだらだらと上ってるので意外とキツいコースで、直前まで36分で戻って来られると思って油断していたら37分かかってしまった。でもこれで4連走。

三田通りからの東京タワー。きれいだねー。

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帰宅してシャワーを浴びた後は久し振りに「麻布細見」サイトを更新しつつテレビで箱根駅伝の復路を視る。往路優勝した早稲田を他チームが追い上げる展開。しかしレース展開よりも、9区大東大、10区東海大と、昨日の順天堂大に続いての途中棄権が続出してしまって痛々しくて視ていられなくなる。

熱いレースはとても白熱して盛り上がるのだが、怪我や体調不良で走り続けることが出来なくなる選手が続出するのはとても可哀想で残念だ。今年は過去に類がないほどのデッドヒートでチーム間のタイム差があまりないために、自分のペース以上のスピードで入ってしまう選手が多かった印象だが、無風で気温も上がる環境の中でそのような高い緊張感が選手にとてもつらい状況を作ってしまったのだろう。

順大、大東大、東海大の選手達はとても無念だろうが、来年を目指して是非頑張ってもらいたい。しかし駅伝というのは本当に過酷なスポーツだよなあ。団体競技と言いつつ責任は全部各区間を走る選手個人にかかり、一人が失敗すれば全部がゼロになってしまう。なんか日本ならではの競技というのが分かるような気がするなあ。

で、総合優勝は9区で早稲田をかわした駒沢大。2位は早稲田、3位は中央学院大が大躍進、そして4位は何と学連選抜というすごいオーダーに。いやーまさに戦国駅伝。すごいなあ。

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予約録画していた駅伝を途中で抜けて昼ご飯を食べに外出。おせちもそろそろ飽きたねえ、ということで、ハードロックカフェの隣のToni Romaでハンバーグランチ。麻布で生まれて育って38歳だが、初めてハードロックカフェのところのToni Romaに入ったぞ。ちなみに未だにハードロックカフェには入ったことがありません。

ハンバーグはちょっと量が少なかったがお味はまあまあだった。さすがに客は外人ばかり。でもToni Romaの経営は日本の会社なんだよなあ。

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食事の後はぐるっと散歩してから帰宅。iPhoto内の写真の整理をしたり、小説のケアをしたり。

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夕食は自宅でお節の最終整理とその他の冷蔵庫の整理。ニナが大晦日に食べきれなかった豚肉や鶏肉を照り焼きにしてくれた。でもまだ野菜室は年末に買った食材で満タンだぞ。

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夜はゆっくりお風呂に浸かったり弟が一昨日くれたCD聴いたりして過ごす。

もう冬休みは終わってしまい、明日から仕事だ。6日も休んだのに、まだまだ休み足りないのは僕が贅沢すぎるのかなあ。

明日も早起きして走るべし。去年の1月は31日中27日走っている。今年も今月から一気にリズムに乗りたい。怠け心に負けないように気合いを入れていきましょう。

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今日の体重:94.6キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、11月末の目標: 93.8キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:26日(走れた日の日数)/70日(トータルの日数) 出走率:.371(一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548)




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2007年1月3日(水) くもり のち 晴れ

【今日も5キロ/順天堂大完全優勝!/ようやく初詣】

7時前起床。ニナも起きて来た。箱根駅伝が始まる前に走ってしまおうということで急いでジョギングに出る。

今日はタイム計測標準5キロコースを走る。45分。今日で4日連続で走っていて、脚に少し筋肉が戻って来た感じなので、コースの丁度真ん中あたりの光林寺前から古川橋あたりまでペースを上げて走ってみる。早くこのコースをまた40分でカバーできるようになることが今の目標。それにはとにかく走り続けることだね。

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帰宅後急いでシャワーを浴びて8時から箱根駅伝の復路を視る。

昨日の往路は5区で今井が圧巻の大逆転で順天堂大学が二年連続の往路優勝に輝いた。しかし、去年は復路8区でキャプテン難波がまさかの大ブレーキで総合4位に沈んだ。今年こそはという思いはもちろん選手達皆も強いだろうが、順大を10年以上応援し続けている僕としても今年はどうしても優勝して欲しいと願っているのだ。

で、6区山下りから復路がスタート。直前のエントリー変更で6区は4年生の清野。清野というと一昨年の4区で調子が悪く15位まで順位を下げた印象が強く(そのおかげで5区の今井が11人抜きなどというとんでもない記録が作れることになったのだが)、心配したが、無難にまとめてくれた。

トップのまま7区に襷が渡る。7区井野も東海大に追い上げられつつも安全圏で8区に襷を渡す。そして去年の悪夢が起きた8区担当は4年生の板倉。どうしても去年のことを思い出してハラハラしてしまう。しかしテレビで解説の瀬古さんも言っていたが、8区というのはかなり難易度が高いコースで、特に最近は復路でガンガン順位が入れ替わるようになり、昔みたいな「つなぎ」の区間が存在できなくなってくると、難所が後半に幾つもある8区の重要度はどんどん高くなるだろう。

8区板倉も遊行寺の坂でフラフラになっていたがその後持ち直し、何とかトップで9区長門に襷を渡す。去年も9区は同じ長門が担当していて、フラフラになった難波キャプテンから襷を受けたのだが、今年は2年越しのトップ襷渡しとなった。

9区長門は安定した走りで見事区間賞。二位との差を広げて10区アンカーの松瀬に襷を渡す。松瀬は去年3区を快走し往路優勝の立役者の一人であったが、今年も見事な走りで何と区間新記録。二位との差を6分以上に広げてぶっちぎりの優勝。往路、復路、総合すべての完全優勝。歓喜の輪の中にアンカー松瀬が飛び込んでいくゴールシーンは視ていてこちらまで涙が溢れてしまった。去年のキャプテン難波がゴール地点に来ていたのも印象的であった。

というわけで見事優勝は順天堂大、2位は10区の終盤で東海大を抜いた日大、3位東海大。東海大は1区佐藤悠其、2区伊達が築いた大きなリードをうまく生かし、復路に入ってからもずっと2位をキープしていたが、最後に抜かれてしまった。あと一人強い選手がいたら順天堂の最大のライバルになっただろう。4位は日体大、5位東洋、6位早稲田。早稲田は久し振りのシード権を獲得。7位駒沢、8位中央、9位専修、10位亜細亜と続く。僕が順大と並んで応援している母校法政は総合15位となりシード権を失う。大東大も14位で今年もシード落ち。法政は去年復路優勝して今年も強いかと期待していただけに残念だ。

今年の箱根駅伝も終了。順天堂大はキャプテン今井を中心に良くまとまったチームとなっていて見事な優勝だった。4年生中心のチーム編成だったので、今井や長門が抜ける来年はどんなチームになるのだろうか。来年も楽しみだ。

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テレビを見終わって午後はぶらぶらと散歩がてら初詣に出かける。例年通り桜田神社にまずお参りして、その後氷川神社へ。おみくじは「小吉」。木にくくりつけて来た。

そのままフードマガジンで買い物して帰宅。

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夕食は年末に食べたすき焼きの肉の残りでしゃぶしゃぶ。やっぱり最近はすき焼きよりしゃぶしゃぶの方が箸が進むようだ。白ワインを飲みつつ食べ、おなかが一杯になったら眠くなってしまい、箱根駅伝の録画を再生しながら6時半ぐらいから床寝してしまう。これも気持ちがいい。

8時過ぎに起き出すとニナも眠っていた。ニナを布団に連れて行き、その後でちょこっと片付けをしてから僕も10時には布団に入り、少し本を読んでから眠る。

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今日の体重:99.4キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、1月末の目標: 97.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:16日(走れた日の日数)/70日(トータルの日数) 出走率:.229(一昨年の通算.477、去年の通算.279)


2006年1月3日(火) 晴れ

【順天堂大学まさかの大ブレーキ/法政復路優勝!亜細亜大初優勝】

7時過ぎに起き出して今日も箱根駅伝。贔屓の順天堂大が昨日往路優勝したので気分が良い。母校法政は往路15位に沈み、今年はちょっとシード権獲得が難しい感じ。

で、レースだが、順天堂は6区7区と順調にトップで飛ばし、2位との差をスタート時の30秒から3分以上に広げたが、8区のキャプテン難波がまさかの大ブレーキ。脱水状態でフラフラになり、指導車から仲村監督が下りて水を手渡すなどしたが回復せず、終盤には立ち止まってしまったりして、一気に4位に順位を下げる。その間にトップに立ったのは5連覇がかかる駒沢。

順天堂は9区10区で追い上げを試みたが、いずれも前半に突っ込みすぎて後半失速するというパターンに陥り、結局総合4位でゴール。昨日のスーパースター今井がゴール地点で目を真っ赤にして泣いていたのがあまりにも気の毒であった。箱根駅伝にブレーキは付き物だが、ここまでひどい大ブレーキは、10年ぐらい前の2区で大東文化大の田中が起こした大ブレーキ以来ではないだろうか。襷をつなぐために必死に体を前に進める姿は感動的ではあったのだが、2位と3分近く差があるトップで襷を受けて、なぜ脱水症状を起こすほどのオーバーペースで走ってしまったのか、難波は去年も同じ8区を走ってやはり脱水症状を起こしているそうだが、ならば何故監督はこの選手を起用したのか(後で監督談話が掲載され、他の選手の起用を考えたが、「情」があって難波を起用したというようなことが書かれていた)など、考えるべき点は多々あるだろう。

優勝は誰も予想しなかった亜細亜大学。8区で順大が首位陥落した時点で駒沢に次いで2位に浮上していて驚いたのだが、9区で駒沢をかわしてトップに立つと、そのままゴール。いやあ驚いた驚いた。2位は山梨学院で、こちらは予選会からの進出でこれまたビックリ。3位が日大、4位順大、5位は去年までの王者駒沢、以下6位東海、7位法政、8位中央、9位日体大、10位東洋と続く。早稲田、大東大は今年も念願のシード獲得ならず。神大、中央学院大もシードを失う。

驚いたと言えば僕の母校法政。往路は15位と散々で、シード権も危ないと思っていたのだが、6区の山下りで区間2位の快走で一気に11位に上がると次の7区は何と区間賞で10位に。その後も着実に順位を上げて最後は7位でゴール。そうしたら、何と総合優勝した亜細亜大を抑え、法政が初の復路優勝!いやはやこれにはビックリ。法政が箱根駅伝で「優勝」という言葉に関係するのは初めてのこと。復路優勝は地味な扱いで、優勝インタビューもなかったし、走っている姿もあまり写らなかったけど、これはすごい記録だ。今年はエース級が2人怪我で出られなかったそうで、シード確保も難しいと言われていた中でこの成績はとても立派だと思う。来年はもっと充実した走りを見せてくれると嬉しい。

順大のブレーキはショックだったが、今回の箱根駅伝はデッドヒートの抜きつ抜かれつのゲームで、最後の最後まで目を離せなかった。1位から最下位までのタイム差が非常に小さく、めまぐるしく順位が入れ替わり、どの学校にも優勝のチャンスがあったと思う(中継所の繰り上げスタートが二年連続で一回もなかったのも下位校のレベルアップを証明しているだろう)。上位陣のエース格が次々とブレーキを起こして順位を落とす中、全員が淡々と設定タイム通りに走れた亜細亜が優勝を飾ったのは象徴的であった。長丁場の箱根駅伝では、他人よりも1分早く走ろうとして息切れしてしまうよりも、他人よりも1分遅くてもいいから堅実にタイムを刻み、10人がゴールまでそれを続けることで、順位が上がっていくものなんだなあ。

もう一つ思ったのが、1区の考え方。1区は全員が一斉にスタートするため、最後の5キロ手前ぐらいまでは集団走になることが多く,今回も飛び出した日体大の鷲見以外は集団になった。しかし、集団走というのは、つまり自分のペースでは走れていない訳で、せっかく力のある強い選手を1区に投入しても、全体のペースが遅ければ宝の持ち腐れになる。1キロを2分50秒で走れる選手であっても、集団が1キロ3分10秒で進めば、その力しか出せないことになってしまう。

また、1区では、最後の5キロぐらいからは仕掛け合いになってどんどんペースが上がり、最後はスピード勝負になるから、力のある選手であっても、スピードタイプの選手でなければ遅れてしまうこともある。一方2区以降は選手はバラバラにスタートしていくので、自分のペースで走りやすい状態になる。2分50秒で走れる選手は3分10秒の選手と並走することなどは、2区以降では考えられない訳で、選手が持っているポテンシャルをより発揮しやすいだろう。

最近の箱根駅伝では、出場校の力が拮抗してきており、大きなタイム差が出にくい。そのため1区で多少出遅れても、大きな差は付かず、中継所でのトップとのタイム差は今回10位でも40秒であった。そうすると、1区を勝つことには、あまり意味がなくなってきているのではないかと思う。もちろん1区から最終区までぶっちぎりで優勝できる力があればそれがベストなのだが、限られたリソースをどこに配分するかということを考えると、 1区は最後の5キロの仕掛け合いが始まるまできっちり集団について行ける程度の選手を配し、その分復路の7区、8区に力のある選手を投入するべきではないだろうか。3分で走る選手と2分50秒で走る選手がバラバラに各自のペースで走れば、21.5キロの区間で3分30秒の差が付くのである。

いずれにしても、近来まれに見る大接戦で大満足。僕とニナは優勝予想の掛けをしていたのだが、二人とも亜細亜大はまったくのノーマークで大はずれ。これは残念であった。

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駅伝が終わってニナと外出。雲一つない好天の下ぶらぶらと散歩し、六本木の「光麺」でラーメンと餃子とビール。まあ、悪くはないけれども、すごく美味い、というほどでもないかな。

さらに散歩して、少し写真を撮ったりしてから帰宅。帰りがけにスーパーで食材を買った。

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夕食はお節用に買っていたウニ・イクラの残りに買い足したマグロ、オクラ、山芋で海鮮丼。紫蘇と海苔もあしらって食すと美味い。今年は外食を減らしたいと思っているので、ちょっと寿司が食いたいけど予算が、という日にはぴったりだな、これは。

夜は駅伝の反省会みたいになる。ちびちび飲みつつ、録画した駅伝を見ながら、ニナと二人であーだこーだ。順大、来年こそ総合優勝だ。あ、でも、ライバルが法政になったらどうしよう。むむむ。

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今日の体重:99.4キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、1月末の目標: 98.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:27日(走れた日の日数)/73日(トータルの日数) 出走率: .370(去年の通算10/22まで.477)


2005年1月3日(月) 晴れ のち くもり

【駒沢4連覇/赤坂散歩/早寝】

7時半ごろ起床。休みに入ってからの方が、仕事をしている時期よりも睡眠時間が短いな。早速ごそごそと起き出して箱根駅伝の復路を視る。往路優勝の東海大は復路の層が薄いことが指摘されていたが、やはり苦しくなり、7区で駒沢に逆転されてしまい、そのままずるずると後退を余儀なくされ、最終的には6位まで順位を落としてしまう。駒沢は7区で逆転した後はずっとトップを守り、見事4連覇。強いなあ。

2位はずっと中盤の位置をキープしていた日体大が最後に日大を逆転。3位は日大、4位が中央大。中央は昨日の一区ではルーキー上野がブレーキで18位と出遅れたが、その後ぐんぐん追い上げて一時は3位まで順位を上げた。昨日、5区の山登りで前人未到の11人抜きで4位まで躍進した順天堂だが、「復路の順大」の底力を発揮することはできず、総合5位。法政も昨日の13位から頑張って順位を上げて8位。何とかシードを守った。応援していた大東文化大と早稲田はともにシード落ち。一度シードから転落すると容易に復活できないようだ。山梨学院も14位に沈む。

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昼ご飯はおせちやカレー、スパゲッティなど残り物オンパレード。不思議な組み合わせだが美味しいからいいだろう。

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駅伝が終わった後はニナと散歩に出る。一の橋から東麻布商店街に抜け。古本屋を冷やかす。僕は手塚治虫の「アドルフに告ぐ」の5巻を購入。引っ越しのどさくさでなくしてしまっていたものを久々に買い直した。ニナは5冊ぐらい買い込んでいた。

商店街から飯倉に抜け、さらに神谷町の交差点に出る。テレビ東京の脇を通り、ホテルオークラ別館の裏から霊南坂に出る。坂を下るとアメリカ大使館。アメリカ国旗が半旗になっていた。

六本木通りを抜けると赤坂に入る。赤坂はあまり散歩をする機会がないので、積極的にキョロキョロする。ぐるぐる歩き回っていると「やまや」があったので入ってみる。安いなあと言いつつワインとバーボンを購入。ニナはパスタを買った。荷物を持って赤坂通りを歩き、桧町公園を横目に六本木を目指す。桧町公園は何やら大々的に工事をしている。

歩き疲れてきたが、せっかく安く物を買ったのに、ここでタクシーに乗っては台無しである。どうしようかな、と思っていると、丁度コミュニティーバス「ちいバス」のバス停があり、バスがやってきたので100円払って乗り込む。

バスを降りてフードマガジンで買い物して帰宅。

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夜は大晦日に食べたすき焼きの残り物ですき焼き2回戦。「やまや」で買ったサンテミリオンを飲みつつ。

食後はお風呂にのんびり浸かり、ぽっかぽかになる。さっさと布団に入り、今日買ってきた「アドルフに告ぐ」の5巻を読んでいるうちに眠ってしまう。

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今日の体重:94.0キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、年末の目標: 92.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:39日(走れた日の日数)/73日(トータルの日数) 走り率: .534


2004年1月3日(土) 晴れ
【復路も駒沢ぶっちぎり優勝、法政4位/谷町&狸穴町散歩】

みやちゃんご夫妻が泊まりに来ている。目が覚めたら7時半過ぎ。大急ぎでシャワーを浴び、8時から箱根駅伝。昨日の往路で2位の東海大学に3分以上のアドヴァンテージを確保した首位駒沢だが、6区山下りがまた堅実で素晴らしい走り。こりゃあ今年は駒沢だな、と諦めの境地に入る。一方我が母校法政だが、往路5位からスタートして、6区山下りが強烈なツッコミであっという間に2位に。スゲーと喜ぶのと、「おい、ペース配分って言葉知ってんのか」と心配する気持ちが入り交じる。でも結局何とか踏ん張って2位のまま7区へ。これはえらいことになってきた。復路で法政が2位なんて、僕は始めてみたぞ。

結局復路も駒沢はずっと独走のままゴール。テレビ中継のアナウンサーが、「一度も二位のランナーの姿が見えないまま終わった」と言っていたのが印象的。スタート時が3分。ゴール時は5分以上の距離があいた。トップのランナーは大体1キロを3分前後で走っているから、5分の差があいたら、2キロ近く離れた場所を走っているわけで、中継車からは見えないのは道理である。

2位は東海大。史上最高位だそうだ。でも優勝した駒大から5分遅れで、一度も追い上げられなかったのが残念。3位は大躍進の亜細亜大。これはビックリ。で、法政は有終の美で4位。去年は16位だったのだから、今年ここまで活躍してくれるとは正直思っていなかった。来年さらなる躍進を期待しちゃうなあ。

以下、5位順天堂、6位東洋、7位中央、8位神奈川、9位日体大、10位日大と続く。大東大は山登りの大ブレーキを最後まで回復できず13位、早稲田は最初からほとんど見せ場を作れず16位に沈んだ。早稲田のコーチは、あの黄金期の立役者、渡辺靖幸なんだそうだが、早稲田復活のためには、現状の指導体制のままではまずいんじゃないのかな。

駒沢のぶっちぎり優勝を許した戦犯はやはり順大だろう。去年の8位に続いて今年も5位と奮わなかった。来年こそ常勝軍団復活に期待したい。

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駅伝の途中でみんな起きてきて、コーヒー飲みつつあれこれ話し、お昼頃に二人は帰っていった。また 遊ぼうねー。

駅伝が終わった後はニナとぶらぶらと散歩。北日ヶ窪町〜六本木町〜三河台町〜今井町〜谷町〜箪笥町〜市兵衛町〜飯倉片町〜狸穴町〜北新門前町〜網代町〜宮下町と歩く。赤坂氷川神社と久国神社に初詣。旧町名で書くとえらい歩いたみたいだね。フードマガジンで買い物して帰宅。

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夕食は昨日の残りのすき焼き。ずっと和風のものばかり食べているので、そろそろカレーとかイタリアンとか食べたいね。夜は自宅でのんびり。いよいよ冬休みも明日で終わりだ。もっと休みたいなあ。せめてあと1週間ぐらい。とほほ。


2003年1月3日(金) 晴れ のち 雪
【岩木山ドライブ/大ちゃんぽんの宴】

7時過ぎにニナの実家で起床。朝の寒さは東京の比ではない。パジャマのままうろうろすることは不可能である。昨夜また雪が降ったそうだ。薪ストーブに薪を放り込み、暖をとる。

箱根駅伝。逃げる山梨学院と追う駒沢の一騎打ち。6区、7区と山梨が逃げ切り、差を広げたが、8区でそれまで2分弱あった差を一分以上詰められ、駒沢が迫ってくる。法政は18位スタートだったが徐々に追い上げる。日大は3位一人旅の様相。早稲田、神奈川は厳しい。

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お父さんも起きてきて、駅伝見ながら朝食を頂く。鮭の切り身がとても美味しい。お祖母さん作のケの汁もさすがの味だった。

ニナ妹は昨夜飲みすぎたのかなかなか登場せず。その分のんびり駅伝が見られたから良かったのだが。

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上の写真はニナの家の裏から撮った景色。真ん中に写っているのは雪かき中のニナのお祖父さん。

昼頃からお父さんの車にニナ、ニナ妹と一緒に乗り込んで外出。弘前市内を通って岩木山方面へ。一昨年の二月に来たときは、途中の道が吹雪で大変だったのだが、今日は快晴で気温も高い。ただ昨夜までに降った雪が融けて路面がぐじゃぐじゃになっていて、これはこれでとても大変。雪国の冬は何かと大変である。

岩木山神社は初詣の車で大混雑。雪の積もった岩木山神社の参道はとても綺麗なので、本当は車を下りて写真を撮りたかったのだが、あまりの混雑に諦める。でも実際あんなに人で混雑していては、景色の写真は撮りようがないので、下りる必要はなかっただろう。

嶽温泉の「山のホテル」のレストラン、「またぎ亭」で昼食。名物「またぎ飯」が炊き上がるまで、イワナの塩焼き、舞茸の天ぷら、筍の寿司などをつまみに3人でビール。ニナ妹は帰路のドライバーなのでリンゴジュース。イワナの美味しさに感動。これは本当に美味しい。東京では絶対食べられない味だ。舞茸の天ぷらも肉厚で味も濃くて最高。お父さんが大量に注文してくれたおかげでまたぎ飯が炊き上がる前にお腹がいっぱいになってしまう。それでも気合いを入れ、またぎ飯と土瓶蒸しを平らげる。美味いのでお腹がいっぱいでも食べられてしまうから恐ろしい(笑)。いやー満腹まんぷく。

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帰りは弘前市内の市場的マーケットで買い物。東京ではもう見られなくなった雑然とした雰囲気が非常に良い。「店内での飲酒はお断りします」って看板が非常に頼もしい(?)。上の写真は鮮魚店にずらりと並んだ鱈。ちょっとだけ裂かれた腹からは白子が覗いていて、まさにとれたての迫力。すげー。

夕方からはお父さんの弟(つまり叔父さんだ)や親友の人々が集まってきて宴会。ニナ妹は彼氏宅へと旅立ち、お祖母さんは買い物から戻ってこないので、ニナが鍋の支度をする。そして僕は隣に座った叔父さんにメチャメチャな酒の薦められ方をして大変なことに。みんな日本酒を熱燗で飲んでいたのだが、叔父さんは我々のために、赤ワインとバーボンを買ってきてくれていた。で、せっかく買ってきたんだぞ、ということで、赤ワインを薦められ、ワインを飲んでいると熱燗を注ぎ足され、お酒をちびりとやると今度はバーボンが出てきてそれを飲まされ、という具合。これは絶対潰されるなと覚悟したのだが、叔父さんが思いの外早くペースダウンしてくれて助かった。叔父さんはウチに来る前にどこか別のところでかなりハードに飲んできたみたいでなかなかテンションが高かった。

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9時過ぎに叔父さんが帰り、外まで見送るついでにニナと軽く雪合戦。すっかり凍えて部屋に戻っても、薪ストーブと熱燗の威力ですぐに体が温まる。温泉と同じで、のぼせたら外に出て、体が冷えたら中に入って熱燗を飲む、と繰り返すと、かなり長持ちする。わはは。熱燗はお銚子を、薪ストーブの上に乗っている、ふたを開けてお湯が沸騰しているたヤカンに入れておくと数分で出来てしまう。わざわざ立ち上がって台所に行って電子レンジにいれて、という手間がなくていいのだが、手軽にできてしまうのでどんどんどんどん飲めてしまう。鍋食べて熱燗飲んでディープ津軽弁トークに何とかついていくうち、さすがに酔いが回ってしまった。

11時過ぎに宴はお開きに。お父さんはすぐダウン。僕も眠かったがニナと二人で後片づけしているうちに目が覚めてきた。手が切れそうに冷たい水をグラスに汲んで二杯ほど立て続けに飲むと、目がぱっちり開く。ちなみに水道水は水道管を流れてやってくるのではなく、地区の人達が山から引いてきているもので、まさに天然水である。恐るべし。

体が温まるとまた眠くなる。片づけを終えるとごそごそと布団に潜り込む。さっきまでの雪はいつの間にか雨に変わっていた。

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雪の夜空に向けてフラッシュを焚いてシャッターを切ったら、降ってくる雪の写真が撮れた。寒そうだね。


2002年1月3日(木) 晴れ
実家にて起床。9時半頃。母は仕事に出た後だった。ばあちゃんとニナとあーだこーだと喋りつつ、雑煮を頂く。箱根駅伝、今年はほとんど見ることができなかった。母校法政のリタイアのシーンもほとんど見ていないし(見たくないという気持ちもある。痛々しくて)。優勝は駒沢。うーん、いまいち。

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風呂を借りて支度をし、家を出る。ごろごろと荷物を引き摺りながら帰宅。過去の日記を見ても、正月を自宅で過ごさなかったのは実に久し振りであった。

夜は焼き肉を食べに出る。休みに入ってから、ずっと人と会ってばかりでニナと二人でゆっくり食事をしてなかったので。

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やっぱり家の布団が一番だー。

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田中聡、「地図から消えた東京遺産」読了。


2001年1月3日

記載なし


2000年1月3日

完全休養日/結局シード落ち(涙)


1999年1月3日

順大優勝/真也さん宅で新年会


1998年1月3日

のんびりと


1997年1月3日

記載なし


昨日作者について明日


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