あなたの温もり 思うこと  不明編




1996年11月4日(月)

Autumn Leaves / Keith Jarrett Trio





透き通ったニナの横顔を見ている。



うつぶせに横たわり、両肘をついてタバコをくわえている。



表情に、感情の波が、訪れては、去っていく。



眺めたまま、記憶にしっかりととどめておこう、と、思う。



今日の、ニナの顔を。





Friday I'm in Love / The Cure





たどり着いたプラットフォーム。



すでに列車は到着しようとしていて、バカでかいシャチのような車体がフォームに滑り込んできていた。



目当ての15号車まで走る。



僕がたどり着いたとき、すでに負傷兵は列車を降り、僕に向かって歩いてきていた。



瞼が厚く腫れていた。



チカラ尽きたように、僕にゴンゴンぶつかってくる。



早く街に帰ろう。



一緒に。





Plainsong / The Cure





ニナの肩を抱いて、僕達の街の、いつもの店にたどり着いた。



ペルノの香りがようやくニナの顔に生気を与えたように、ゆっくりと微笑んだ。



ゆっくりと流れる時間の中で、



ようやく、乗り込む舟を得たような気がして、



微笑みと一緒に、少しだけ涙が出てきた。



僕が泣くときっとニナも泣くから、



笑ってごまかした。





Midnight Theater / マルコシアスバンプ



駅前では、いつかのバンドが今日も街頭ライブをやっていた。



この前は4人組だったが、サックスがいなくて3人になっていた。



相変わらず、ベースは佐藤研二だった。



ギターが、自分がリードであることを意識したのか、前回のか細い感じがなくて、すごく色っぽい。



またもや30分も立ち尽くして聞いてしまった。





今度ライブがあるらしい、



行ってみても、いいかな。





A Whiter Shade of Pale / Procom Harum



家に帰ってきて、シャワーを浴びた。



ふと気付くと、何度も深呼吸していた。



お湯をはって、湯槽に入った。



本を読もうと思ったが、やめた。



あごまでお湯につけたまま、



ずっと、眼を閉じていた。



長い一週間だった。



やっとスタートできそうだ。



自分の気持ちを文章にするには、まだもう少し時間がかかるだろう。



いつか、何年かたったら、



きっと、笑って、あなたにも会えることでしょう。



「しあわせにね」ってメモ、ニナは、アルバムに貼ってたよ。



あなたも、どうぞ、幸せになってください。



感謝してます。





追記 25:15

Heaven or Las Vegas / Cocteau Twins

My wish is...



Being free,

Being happy,

Being honest,

Being loving,

Being living...



Maybe it's easy to say, and hard to realize...

I don't want to get hurry.

Slowly, I wanna be a human

Thanks.







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