12年連用 思うこと(独酔亭日乗)


12月31日

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2007年12月31日(月) 晴れ

【年の瀬5キロ/年越し蕎麦/やれんのかな年の瀬】

5時過ぎ起床。大晦日に何も5時過ぎに起きなくてもと思ったが睡眠不足でもないようなので起きてしまう。明け方から本を読んだりウェブ巡りしたりしてからジョギングに出る。12月は飲みの予定も多く例年リズムが崩れるのだが、今年もあまり走れなかった。それでも去年の3日よりは倍増以上の8日走れたので、まあ一応かろうじて進化はしていることにしよう。

というわけで5キロを38分。写真を撮りながらで気も散っていたのでタイムは良くなかったが、とにもかくにも一年の走り納めがちゃんと出来て良かった。明日も走りたい。

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シャワーを浴びてから読書の続き。村上春樹の「村上春樹全作品 1979〜1989〈2〉 羊をめぐる冒険」を読了。何度読んでも最後は涙が溢れてしまう。

ニナも10時過ぎに起きてきてお昼から買い出しに出る。まずはけやき坂上の黒澤で年越し蕎麦用の乾麺を買う。そばつゆとのセットでの販売しかなくなってしまい割高になったような気がするぞ。

引き続きフードマガジンでお節の材料などを購入して一旦帰宅。ニナが年越し蕎麦を作ってくれて昼食。年越し蕎麦は以前は夜中に食べていたが、お昼に食べた方が良いね。夜中だと酔っているしおなかはご飯でいっぱいだしでちょっともったいない感じ。

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午後は再び買い出しに出る。今度はミッドタウンの中の東急ストア系のスーパーへ(名前忘れちゃった)。いよいよ年の瀬だなあ。日本のこの季節感は何とも言えず好きだなあ。

夜はスカパーで「やれんのか大晦日!2007」を見ながらシャンパン飲んで家でご飯。今夜のベスト・バウトは三崎 vs 秋山か、瀧本 vs ブスタマンチあたりかな。青木はもうちょっとスカッと勝ってもらいたかったが、それでもこのイベントが開催できたことを素直に喜びたい。

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さて、そんなこんなで今年の日記も打ち止め。今年は去年にもまして色んなことがあった。良いこともあったしちょっとがっくりくることもあったが、概ね良い一年だった。去年の今日よりずっと進化した自分を感じられる年末で幸せです。ジョギングも一年で1,130キロ走れたし、本も71冊読んだし、久し振りに小説も書き始められたし。

さて、今年の自分なりの10大ニュースは残念ながら公開できません。かなり個人的なものが多くなってきたのと、家族などが公表を望まないと思われる事項が入ってきたためです。自分の備忘録としてローカルに書いておきます。まあ徐々にそんな感じになっていくものなのかもしれないですね。

今年の自分に対する採点は80点。去年が85点なのだが去年より評価が悪いのではなく、去年がちょっと甘過ぎたということなんだろうな。まだまだやるべきことはたくさんあるぞ。

というわけで「思うこと」12年目、2007年も読んでくださってありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

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今日の体重:94.6キロ(07年1月1日スタート時: 99.8キロ、11月末の目標: 93.8キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:23日(走れた日の日数)/67日(トータルの日数) 出走率:.343(一昨々年の通算.477、一昨年の通算.279、去年の通算.548)




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2006年12月31日(日) 晴れ

【ようやく5キロ/年越し蕎麦/PRIDE男祭り大盛り上がり】

8時前に起床。昨日は結構飲んだのだが幸い二日酔いもないようなので支度をしてジョギングに出る。何と12月は今日で3日目のジョギング。しかも最後に走ったのは12月2日というから、ほぼ一ヶ月ぶりのジョギングということだ。これはダメだ。

というわけで年の納めは5キロ標準タイムコースを45分で。心拍数計の調子が悪く感覚で走ったら今の実力より若干オーバーペースだったかも。でも久し振りに走って気持ちが良かった。明日の元旦も走ろう。

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帰宅後は遅ればせながら年賀状の印刷の準備をしたりして過ごす。年越し蕎麦をお昼に食べようということでテレビ朝日通りの「くろさわ」まで乾麺の蕎麦を買いに行き、帰りがけにフードマガジンでお正月の買い出し。ああ、今年もお正月がやってくる。今年は何だかずいぶんお正月が待ち遠しかった。おせち料理食べたい。

で、帰宅後お昼は年越し蕎麦。ここ数年年越し蕎麦は夜に食べていたが、お昼に食べるのも良いね。出汁はニナが取ってくれて、フードマガジンで買って来たかき揚げの天ぷらを一緒に食べた。フードマガジンはそこら中かき揚げの天ぷらだらけだった。

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午後は年賀状の印刷。もうちょっと早めに支度をしないとねえ。と毎年言っているような気がする。夕方に投函。

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夜はスカパーでPRIDE男祭りを見ながらすき焼き。一年のファイナルということでシャンパンG.H.MummのCordon Rougeを飲みつつ。PRIDE男祭りは好カード目白押しで大白熱。青木、郷野、五味といった日本勢の活躍が光る良い大会だった。コアなファンの間では良く言われることだが、PRIDEは地上波の放送がなくなってからの方が視聴率を気にしない実力本意のマッチメークが中心になり、以前よりも面白くなったと思う。個人的には今日のベスト・バウトはヨアキム・ハンセン vs 青木真也であった。素晴らしい試合だった。

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というわけで今年も今日で終わり。明日からは2007年がやってくる。ここで今年一年の極私的トップ10ニュースを振り返ろう。

10位 - ニナの仕事が大繁盛。アメリカや札幌へと出張していくニナを三つ指突いて見送る。

9位 - 仕事が本格的にインターナショナル化。英語をもう一度鍛える決意をする。

8位- 1月に小学校中学校時代の同級生が集合。その後交流が復活し何度も飲みにいく。

7位 - ニナ妹の結婚式の手伝い。北国の秋を満喫する。

6位 - 念願の一眼レフデジカメ、オリンパスE-500を購入。僕の目になる。

5位 - 2年連続でガーラ湯沢でスキー。最高の天気に恵まれ花火まで見て感動する。

4位 - 1月に厳冬の金沢へ旅行。乙女寿司で今まで経験したことがないブリの刺身を食べる。史上最高のブリ。

3位 - 弘前の桜を初体験。お城の桜は涙が出るほどきれいであった。

2位 - 仕事が回復基調に。まだまだ本調子ではないがようやく復活が目前に。長かったなあ。

1位 - 立花&ニナ、5年ぶりのパラオ旅行に行く。常夏の国を満喫する。あと2日はパラオにいるべきだった。

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というわけで今年の日記も打ち止め。毎年一年を採点しているが、今年は自分に85点ぐらいあげても良いかな。去年は65点、一昨年が75点、一昨々年が65点。

今年はあまり走れなかった。来年はもっともっと走りたい。あと、本もあまり読めず残念だった。小説は来年も多分書けないだろう。仕事が完全復活したら次作に取りかかりたい。来年は95点ぐらい採りにいくぞ。

では皆さんよいお年をお迎えください。

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今日の体重:99.4キロ(05年1月1日スタート時: 99.8キロ、12月末の目標: 95.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:13日(走れた日の日数)/67日(トータルの日数) 出走率:.194(一昨年の通算.477、去年の通算.279)


2005年12月31日(土) 晴れ

【9キロ/静かな大晦日】

8時前に起きてジョギング。昨日より少し長く走ろうと家を出て、一の橋〜赤羽橋〜飯倉東京タワー下〜飯倉片町〜六本木交差点〜青山一丁目交差点〜ベルコモンズ前〜青山三丁目裏路地〜笄川暗渠脇〜西麻布二丁目〜西麻布交差点〜大横町坂〜テレ朝通り〜内田坂という感じ。74分。天気は良いが風が強くて寒かった。

西京焼などで昼食を摂った後で買い出しに出かける。お節や今夜の食材、それにお酒など。あと、ばあちゃんの誕生日のプレゼントに、ペ・ヨンジュンのDVDを買った。最初はカーディガンが欲しいと言っていたのだが、昨日か一昨日電話がかかってきて、DVDの方が良いとのこと。あっさり見つかって良かった。

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午後から夕方にかけて、僕は年賀状作り、ニナはお風呂とトイレの大掃除。いやはや、何とかここまでこぎつけた。もうちょっと早く準備に入らないとダメだなあ。

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夜はしゃぶしゃぶをつつきながらワインを飲み、テレビでPRIDEとK-1をザッピング。PRIDEの方は桜井マッハ速人vs五味隆典のライト級グランプリ決勝戦は、五味の見事なKO勝ち。K-1の方はボビー・オロゴンが曙相手に健闘し、判定勝ち。しかしK-1の方は客寄せサーカスというか何というか、寂しいものだ。

そうこうしているうちに夜も更けて、ニナが年越しそばを作ってくれてそれをすすり、2005年も暮れていく。

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2005年を総括しておこう。

全体的には悪くはないが、いまいちという感じ。特に、前半は良かったのだが、後半息切れした。

仕事についても、前半は快進撃で一気に復活といくかと思っていたのだが、8月以降息切れして苦しんだ。プライベートについても、前半は良く走ることもできていて、体重の管理も上手く行っていたのだが、7月以降の暑さでリズムを崩し、そこから持ち直すことができなかった。大きな病気や怪我なく過ごせたのは何よりだし、ニナとも仲良く暮らしていたので、日々の生活は充実していたが、今年は小説にはまったく手をつけることができなかったし、麻布細見の更新も後半かなり疎かになってしまった。

去年の今日と比べて自分は少しは進歩しているか、と問われれば、もちろん大きな進歩があった一年だとは答えられるのだが、肝心の結果がまだ伴っていない感じで爽快感がない。自己採点は、一昨年が65点、去年が75点と来たが、今年は本人的には80点ぐらいつけたいのだが、結果が伴っていないので、65点といったところだろう。

来年の目標については明日の日記に書こうと思うが、今年は努力と忍耐の一年だったように思う。来年は努力が生かされ飛躍できれば良い。

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というわけで、2005年の日記はこれで打ち止め。最後までおつきあいいただいてありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

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今日の体重:99.4キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、10月末の目標: 94.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:26日(走れた日の日数)/70日(トータルの日数) 出走率: .371(去年の通算10/22まで.477)


2004年12月31日(金) くもり のち 雪 のち 雨

【雪の大晦日】

7時半頃起床。ごそごそと起き出して日記を更新したり、ウェブニュースを見て回ったりしつつ洗濯など。天気予報では今日は一日雪といっていたが、外は薄日が差している。

ニナも起きてきて部屋の片付け。昼に僕がパスタを作って昼食。来年はもう少し食事を作りたい。もともと嫌いではないのだから、せめて週に一度ぐらいはきちんとしたものを作るようにしよう。

食事の後は今頃年賀状の宛名印刷。ようやく「宛名職人」が活躍できて何より。一度住所録をデータ化してしまえば、来年からは楽だね。昼過ぎに外を見ると激しく雪が降っている。しかも屋根の上や道路にかなり積もっているようだ。あいやー。

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スーパーにお正月の買い出しに出る頃には雪は雨に変わっていた。宛名印字した年賀状を投函。インクジェットのプリンタで作った年賀状が雨や雪に濡れてインクが流れては悲しいので、ビニールに包んで投函してみた。効果があるかな?

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夜は部屋ですき焼きをつつきつつ、スカパーでPRIDE男祭りを視る。無敗の王者ヴァンダレイ・シウバが敗れる大波乱。個人的には吉田とノゲイラが負けてしまったのがとても残念。

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そうこうしているうちに、もう時計は23時40分。2004年は本当にいろんなことがあった。去年の日記を見ると、去年は100点満点で65点という評価をしているようだ。今年は100点満点で75点というところかな。去年よりは確実に色々頑張ったと思う。自分を褒めてあげよう。

2005年はどんな一年になるだろう。来年は80点ぐらい穫れるように、地に足をつけて、着実に進んで行こう。今年も一年読んでくれてありがとうございました。来年もどうぞよろしく。

良いお年をお迎えください。

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今日の体重:94.0キロ(04年6月1日スタート時: 99.2キロ、年末の目標: 92.0キロ、最終目標: 77キロ)

やりきる力:39日(走れた日の日数)/70日(トータルの日数) 走り率: .557


2003年12月31日(水) くもり
【静かな大晦日】

比較的早起き。近所の「サン・モリッツ」にサンドウィッチを買いに出ると、商店街沿いの地区は可燃ゴミの収集が今日までだった。大晦日までゴミ収集してくれるなんて、すごいなあ。でも非常に疑問だったのだが、我が家の前のゴミ収集も毎週水曜日までなのだが、どうしてほんの数メートル離れた我が家の前は収集してくれないのだろう。飲食店や商店が多い地区だから特例でやってたのかな?

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台所の掃除をしたり、年越しの買い物をしたりして静かに過ごす大晦日。こんなに穏やかで心安らかな年越しというのは初めてかもしれない。年越しの買い物といっても、徒歩圏内のスーパーが2軒元日も24時間営業なので、食べ物についてはまったく心配なし。酒屋さんはお正月は閉まってしまうので、お酒だけちょっと多めに補充しておく。

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テレビで格闘技を観ながら鉄板焼を食べ、ワインを飲む。PRIDEは日本人選手が続々と負けてしまい、ちょっと寂しい大会になってしまったかな。桜庭も吉田も前回の試合から一ヶ月ちょっとしか経っていなくて、いかにもコンディションが悪そうで気の毒だった。選手のコンディションを無視して「大晦日の視聴率戦争なんだから」と言う理不尽な理由で大会を開催する暴挙は、今回限りにしてもらいたい。大会は選手の素晴らしいファイトがあって初めて成立するんだから、怪我をしてる選手を無理やり戦わせ、選手生命を縮めるようなことは愚の骨頂である。そもそも猪木の発想はプロレスラーのそれだから、地方巡業みたいに週5日試合をしても怪我をしないエンターテイメントであるプロレスと、3ヶ月に一度、長ければ半年に一度しか試合ができないリアルファイトであるヴァーリ・トゥードの違いが全然分かっていないのだろう。本当に困ったものだ。

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などとブツブツ言いつつも、今年も何とか無事終えることができました。今年一年の自分を100点満点で評価すると、65点ぐらいじゃないかな。仕事は頑張ったし、ニナとも仲良く暮らしたけど、有酸素運動は一年の1/5ぐらいしかできなかったし、小説は一本も書けなかったし。

来年はせめて自己評価80点ぐらい獲れるように頑張りましょう。来年もどうぞ宜しくお願い致します。


2002年12月31日(火) 晴れ のち くもり
【大晦日/再び我善坊町/今年もありがとうございました】

9時過ぎに起床。アキラとニナはまだ眠っている。しばらくメイル書いたりウェブ読んだりしているとニナが起きてきて、ほどなくアキラも起床。今日もいい天気だ。

お茶飲んだりネットで落語聞いたりして、昼から外出。家の近くの更級堀井で蕎麦。大晦日ということもあって外まで行列。20分ほど並んで入店。相変わらずここの蕎麦は実に美味い。大晦日の繁忙期でも味のレベルが落ちないところが実に素晴らしい。

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店を出て3人でぶらぶら散歩。なにわやで鯛焼きを買おうと思ったら、二時間半待ちとのこと。なんだそりゃ。いくら美味いとはいえ、鯛焼き1個買うのに2時間半待ちなんて、どう考えても間違ってる。

で、一昨日歩いた麻布我善坊町。廃屋と超高層ビルと東京タワー。飯倉の交差点から東京タワーに。東京タワーなんて何年ぶりだろう。展望台には上らず、3階の蝋人形館の手前をうろうろして終了。蝋人形館の入場料870円は高いよなあ。東京タワーは展望台はリニューアルしたらしいが、3階のゲームコーナーと蝋人形館は昔のまま。ちなみに2階の売店は今日は休業であった。

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東京タワーを出て、3人でロシア大使館脇の狸穴坂を下り、一昨日訪れた三田小山町に。この前は見逃したさらにディープな路地を発見してうろうろ。小山湯という銭湯にはバッチリ2階があり、銭湯の2階が社交場として機能していた時代の生き残りであることが分かる。

一旦家に戻り、お茶飲んだりアキラに頂いたゆらゆら帝国のCD聞いたり。帰宅するアキラと一緒に家を出て、人形焼き屋と酒屋に寄って帰宅。目の前で焼かれたほかほか湯気の出る人形焼き。素敵すぎ。青森の家に持っていくお土産なので、せっかくのほかほかが食べられず残念。今度是非試してみよう。

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夜はのんびりお酒を飲みつつ、社長が引っ越し祝いで送ってくれたタラバ蟹を頂く。とてもいい蟹で大満足。うーん、ちょっと分不相応な感じ。

食事の後はメイル書いたり、テレビで猪木ボンバイエ見たり。吉田はやっぱり強かった。佐竹を1分かからず絞め勝ち。ミルコは藤田に判定勝ち。藤田のセコンドのブライアン・ジョンストンが脳梗塞で倒れていたというのは、今日初めて知った。最近セコンドについていないな、とは思っていたのだが、かつてのセコンドの片割れは、今や日本でも大スターのドン・フライなのだから、藤田のそばについていなくても、まさか病気で倒れていたとは想像しなかった。メインのサップ対高山戦はサップの一方的な攻めの揚げ句、最後は何と腕十字固めで一本。サップの有利は想像していたが、まさか腕十字で決めるとは思わなかった。しかしサップの体格はやっぱり反則だよなあ。

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さて、2002年ももうあと30分ちょっとで終わり。この一年を振り返ると、良かったこともたくさんあったし、厳しかったことも同じぐらいあったが、トータルではよくやったと思う。来年は今年以上に頑張って、少しでも進歩して2003年という一年を過ごしていきたい。流されるように生きてはいかんよね。自分で決めて少しずつでも進んでいきたい。

てなわけで今年の日記はこれにて打ち止め。今年は1998年以来久し振りに365日分の日記を書いたという意味で、充実していたかな。多分僕は死ぬまで日記は続けるので、まだまだ長い旅だ。毎日読みに来てくれた皆さん、ありがとうございました。来年もよろしく。お互い良い一年にしましょう。


2001年12月31日(月) 晴れ のち 雪
9時起床。7時に目覚ましを掛けておいたのだが、昨夜3時前まで夜遊びしていたのだから、当然寝坊。9時半には、ホテルまでニナの妹さんが迎えに来てくれることになっている。ホテルの料金には朝食が含まれていたのだが、当然食べる暇もなく、大慌てで支度。外はいい天気である。窓から眺めると、昨日激しく降った雪のせいで弘前の街は真っ白である。

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ニナ2号(妹さん)と合流し、市内の「虹のマート」なる海鮮市場のような場所で買い出し。東京では、僕が子供の頃までしか見られなかった光景だ。新鮮な魚が見ている前でどんどんさばかれ、竹の皮の上に並べられていく。買った魚は新聞紙に包んでくれる。マグロとハマチ、それに白子などを購入。白子も、我々が見ている目の前でタラの腹を割き、たっぷりと取り出してくれた。

スーパーにも寄ってもう少し買い物をし、ニナ2号運転の車でニナの実家へ。途中郊外型の大型酒店でワインとバーボンも購入。

一昨日までは雪はほとんどなかったそうで、道路も乾いていたというが、昨日の大雪で一気に町は冬化粧。雪不足かという話もあったそうだが、消し飛んだようだ。左の写真はニナの実家の前から、裏の山を撮ったもの。実際はもっともっと雄大な景色。

実家の前で、お義父さんが雪かきをしていた。「ダンプ」と呼ばれる、工事で使用する一輪車から車輪を取り外し、代わりに橇をつけたもので、雪を運んでいく。皆さんと挨拶してから、僕も早速雪かきに初挑戦。除雪車が道路脇に積み上げていった雪をダンプいっぱいに積み、雪捨て場の田んぼまで運び、捨てる。こうやって書くと非常に簡単そうなのだが、一発で腰が痛くなる。お義父さんはこれを朝の6時から6時間もやっていたということだから、ものすごい重労働である。「雪かきのために会社休んでるみたいだ」とはお義父さんの言葉である(実際は津軽弁なのだが再現できない)。

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昼飯を頂き、ついでにビールなども飲んでしまう。しばらくあれこれ談笑。その後皆さん各自の持ち場へと散っていき、僕はやることが何もないので、ニナとニナ2号の料理をちょっとだけ手伝い、あとはボーッと過ごす。部屋には大きな薪ストーブがあり、とても暖かい。ニナに教わって薪をくべてみたり。薪は夏の間に割って、乾燥させておかなければならないとのこと。えらいことだ。昔は各家庭で炭焼きもしていたそうだが、今はほとんどやっていないらしい。

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豪華な夕食はそのまま宴会へと移行。東京からお土産にシャンパン(ドンペリ)を一本持参したのだが、みんな全然反応がなかった。やっぱり日本酒の方がいいらしい。おばあさんも、「ビールとはちょっと違う味だねえ」とのこと(実際はディープな津軽弁)。食事は、鮭を始め、海産物も野菜もとても美味しい。毎日こういうものを食べられたら、ずいぶん幸せだろうと思う。東京で庶民が食べる海産物の話をしていて(凍った刺し身が溶けかけてグジュグジュのを平気で売ってるとか)、本当の東京というのは貧しい街なんだと思ってしまう。

シャンパン、ビール、ウィスキーと飲みながら、紅白歌合戦をちょろっと冷やかしたり、レコード大賞もちょろっとだけ眺めたり、例の猪木ボンバイエを見て絶望したりしているうちに、眠くなってしまう。「ゆく年くる年」が始まった頃に布団にもぐり込み、眠ってしまう。夕方には、年が明ける頃に山にあるお宮に初詣に行こうと言っていたのだが、残念だ。お義父さんは一人で出かけていき、友達の家でも飲んだようだ。

というわけで、今年一年を振り返る暇はまったくないままに、2001年は終了したのであーる。


2000年12月31日

記載なし


1999年12月31日

復活の言葉


1998年12月31日

一年を振り返る


1997年12月31日

記載なし


1996年12月31日

日記のことばかり



昨日作者について明日


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