凍える夜に 思うこと  抱擁編



1998年12月31日(木) 晴

ああ、やれやれ、何とか一週間分の日記を書きまくって、大晦日の分まで到達したぞ。

今日は、昨日の夜に出した熱の影響が体中に残っていて、非常に体調が悪く、部屋でゴロゴロして、ビデオを観たりたまっていた日記を書いたり本を読んだりという感じで、一人で部屋の中で過ごした。

熱は大分下がったのだが、胃の具合が大分悪くて、空腹感が全然ない。変に胃が張っている感じが続いている。

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旅行から今日戻ってくる予定のニナは、バスの遅れでまだ帰ってきていない。でも今夜は電車が一晩中動いているから心配はないだろう。

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しおりん、日記の世界から去る。去ると言っても会えなくなるわけじゃないので、強烈な感慨はないのだが、もう2年半以上前になった彼女との出会いの頃のことを思うと、ずいぶん長く僕もこの世界にとどまっているんだなあ、と思ってしまう。

いずれにしても、Nickyが読めなくなるのは、ちょいと寂しい。

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さて、というわけで今日で1998年もオシマイ。思い起こせば本当に公私共に激動の一年だったなあ。

今年一年の出来事トップ5をちょいと列挙してみようと思う(順不同)。

立花、長編小説を書き、某文芸新人賞に投稿。
原稿用紙約470枚の小説。3月に書き始め、10月31日に完成、投稿。今のところまだ結果は判明していない。新人賞を受賞し、職業作家として生活する日々のことを夢見る毎日を送っている。

立花、恋人のニナと同居生活開始。
一昨年の夏にweb日記を通じて知り合ったニナと、今年の7月からついに同居生活開始。友達を部屋に呼びまくり、宴会を開くことに生き甲斐を感じる今日この頃。

そうそう、もうつきあい始めて2年半も経つから、知らない人も多いと思うけど、僕とニナはweb日記を通じて知り合ったわけなんだけど、いわゆるnet恋愛というのは全然やってない。ちょっと気が合いそうだから会ってみて、しばらくちょこちょこと遊んでいる間にいつの間にか仲良くなってたって感じだったから。

だからというわけではないのだが、燃えるようなnet恋愛というものに、少しだけ憧れる気持ちがある。

立花、365日分の日記を書き上げる。
毎日更新はとても無理だと思っていたので、僕の目標としては、あくまでも365日分の日記を書くということ。今回みたいに一週間分ぐらい溜めちゃうこともあったけど、とりあえず何とか完遂。はー、疲れた疲れた。

立花、思うこと2周年オフを主催、盛り上がる。
4月上旬に吉祥寺で開催。参加人数は40名以上。幹事の僕が酔っ払っているぶん、新屋さんやLIONさんに大いに助けって楽しく過ごす。

立花、仕事で某社の一本釣りに成功し、大いに多忙な日々を送る。
某大手企業に見事参入を果たし、おかげで営業成績的には一気に素晴らしい日々を送るが、零細企業の哀しさで、仕事が間に合わない制作スタッフを助けて日々残業を送る生活に突入する。

とまあ、だいたいこんな感じの一年だった。とにかくやたらと日々忙しくしていて、かつやたらと友達と飲んでいた一年だったような気がする。でも生まれてからの中で一番充実した一年だったことは確かで、来年は今年以上に充実したものにしようと決意していたりする。新年の抱負については、1月1日の日記で書こうと思っている。

というわけで、98年の思うことはこれにて打ち止めです。日々はげまして下さった皆さんに、お礼致します。また飲みましょうねぃ。








 

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