横浜市都筑区南山田町(みなみやまたちょう)にある「山田神社(やまたじんじゃ)」に参拝してきたのでご紹介。
2025年7月に都筑区の北山田に引っ越しをして、近所の神社に参拝しようと検索した。
自宅周辺はニュータウンで数十年前の開発より前は田畑と丘陵地帯、農村で人家は少なかったそうで、そのためか寺社仏閣の数も少ない。
自宅から1.3kmほどの場所にある「山田神社(やまたじんじゃ)」が僕が住む地区の鎮守と思われ、ウォーキングで出かけてみることにした。
当日ご由緒を見て分かったことだが、この山田神社は明治末期に近隣の14の社を合祀して生まれたとのこと。
14もの社をまとめたため、近隣に神社が少なかったのだと納得した。
なお、地区名、地下鉄の駅名、神社名とも「やまた」と発音し、「た」は濁らない。
さっそく紹介しよう。
山田神社(やまたじんじゃ) 基本情報
| 神社名 | 山田神社(やまたじんじゃ) |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県横浜市都筑区南山田町3795 |
| 電話番号 | 045-902-8603(管理社は青葉区の驚神社) |
| 創建年 | 1910(明治43)年 |
| ご祭神 | 高皇産霊神(たかみむすびのかみ) 建御名方神(たけみなかたのかみ) 応神天皇(おうじんてんのう) 日本武尊(やまとたけるのみこと) 倉稲魂命(うかのみたまのみこと) 菅丞相霊(かんしょうじょうのれい) 伊弉冊尊(いざなみのみこと) 大己貴尊(おおなむちのみこと) 大日孁貴尊(おおひるめむちのみこと) |
| 拝観料 | 志料 |
| 駐車場 | なし |
| ウェブサイト | 神奈川県神社庁 |
山田神社 御由緒
以下、横浜市寺社案内からの引用。
山田神社は、明治43年に近隣の村社である神明神社を諏訪神社・八幡神社・稲荷神社等十四社とともに妙見社に合祀、山田神社と改称したといいます。妙見社は、文安5年(1445)の創建だといい、合祀した諏訪社は貞観2年(860)の創建だといいます。
最新!山田神社 地図とアクセス
横浜市営地下鉄 グリーンライン 東山田駅から徒歩15分。
最新!山田神社(やまたじんじゃ) 1回目の参拝レポート 2025年9月
参拝日と参拝方式
2025年9月6日(土)に社頭参拝。
当日の様子

▲ この日は北山田にある自宅からアプローチをした。
鳥居も石標もないな、と思ったら、これは裏道で、表参道は逆側だった。

▲ 小高い丘の上に社殿がある。

▲ かなり古そうな石碑。

▲ そして珍しいことに鐘楼があった。
僕は神社に鐘があるのを初めて見た。

▲ 夜間には撞かないように、と注意書きがあるが、鐘撞きに使う棒がないので撞けなかった。

▲ 立派な鐘である。

▲ こちらが表参道。
300メートルほどの参道があり、その奥に鳥居が見えている。
チェックしたサイトによると、そのさらに奥には100段以上の石段が続くというが、この日はここまで。

▲ 表参道側から見た景色。
灯籠、石段、鳥居、その奥が境内になり社殿が鎮座している。

▲ 狛犬ならぬ、狛亀。

▲ 簡素な手水舎があるが、水は出ていない。

▲ 近づいてみると、蛇口が取り外されていて水を出すことができなくなっていた。

▲ 本殿へと向かう。
山田神社は無人で、管理は横浜市青葉区の驚神社(おどろきじんじゃ)が受け持っているとのこと。

▲ 社殿に向かって参拝。

▲ 令和3年に建てられた横浜市の指定有形文化財の説明書き。

▲ 平成5(1993)年に建てられた皇太子殿下御成婚記念碑。
平成5年なので今の天皇陛下の御成婚ということになる。

▲ 境内から斜面を下ったところに境内社があった。

▲ 神奈川県神社庁のサイトによると、この境内社は「熱田大神宮」とのこと。
この日のまとめ
余談だが、横浜市都筑区には「南山田」と「南山田町」があり、この山田神社は「南山田町」にある。
どうしてこういうややこしいことになっているのか、今度調べてみようと思うが、南山田は住居表示実施済みで南山田町は未実施ということは分かった。
なぜ南山田町の一帯を残して住居表示を実施したのかは不明。
開発前は丘陵地帯だった地区なので、小高い丘の上に鎮座しており、周囲は静かな住宅と農地が入り交じる地区だ。
また機会を見つけて参拝したい。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。