神奈川県藤沢市の江の島にある「江島神社(えのしまじんじゃ)」に参拝してきたのでご紹介。
江島神社はまさに江の島にあるわけだが、辺津宮、中津宮、奥津宮さらに龍宮、そして一番奥にある岩屋と江の島全体に聖域が広がっている。
なので、むしろ江の島全体がそもそも聖域である、と捉える方が自然だ。
島の入口周辺だけが土産物屋で若者たちや外国人観光客でごった返しているが、その奥はひっそりとした、まさに聖域である。
最新の参拝は2025年6月で、この時は念願の岩場までの全制覇となった。
さっそく紹介しよう。
江島神社 基本情報
| 神社名 | 江島神社 |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県藤沢市江の島2-3-8 |
| 電話番号 | 0466-22-4020 |
| 創建年 | 欽明天皇13年(552年?) |
| ご祭神 | 江島大神
・奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと) |
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場 | 江の島入口周辺に多数あり |
| ウェブサイト | 公式サイト |
江島神社 御由緒
以下、江島神社公式サイトからの引用。
江の島のはじまり
江の島湧出については諸説ありますが、『江島縁起』では、欽明天皇十三年(552年)四月十二日の夜から二十三日の朝まで大地が震動し、天女が十五童子を従えて現れ、江の島を造ったと表現しています。
このことを社伝では、「欽明天皇の御宇ぎょう 神宣 しんせんにより詔して 宮を島南の竜穴に建てられ 一歳二度の祭祀この時に始まる」と記しており、欽明天皇の勅命で、島の洞窟(御窟おんいわや・現在の岩屋)に神様を祀ったのが、江島神社のはじまりであると伝えています。
欽明天皇は、聖徳太子よりも少し前の時代の天皇で、この頃、日本では仏教が公伝され、日本固有の神道と外来の仏教が共に大事にされていました。
名僧たちがご神徳を仰ぎに訪れた島
その後、文武天皇四年(700年)に、役小角えんのおづぬという修験者が、江の島の御窟に参籠して神感を受け、修験の霊場を開きました。
これに続き、泰澄たいちょう、道智どうち、弘法こうぼう、安然あんねん、日蓮にちれん などの名僧が、御窟で次々に行を練り、高いご神徳を仰いだと伝えられています。
そして、弘仁五年(814年)に空海が岩屋本宮を、仁寿三年(853年)に慈覚大師が上之宮(中津宮)を創建。時を経て、建永元年(1206年)に慈覚上人良真が源實朝に願って下之宮(辺津宮)を創建しました。
江島神社 地図とアクセス
小田急線「片瀬江ノ島」駅
江ノ島電鉄「江ノ島」駅
湘南モノレール「湘南江の島」駅
※各駅から徒歩約15~23分
最新!江島神社 3回目の参拝レポート 2025年6月
参拝日と参拝シーン
2025年6月15日(日)。
辺津宮、中津宮、奥津宮、龍宮、岩屋に社頭参拝。
当日の様子
青銅の鳥居から瑞心門へ

▲ 江島大橋を渡って青銅の鳥居をくぐると江島神社の聖域に入る。
この日は日曜日だったが直前まで雨が降っていたため空いていてラッキーだった。

▲ 真夏の暑さのため、この日は体力を温存するため有料エスカレーター「エスカー」を利用して頂上まで行くことにした。
エスカーは3区画に分かれており、全区画通し料金が大人360円。上りだけで下りはない。
辺津宮(へつみや)と奉安殿

▲ エスカーの最初の区画を降りるとすぐに江島神社の最初の社である辺津宮に到着。
辺津宮が一番規模が大きく、正式参拝もこちらで執り行われる。
辺津宮のご祭神は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)。
まずは辺津宮に参拝。

▲ 辺津宮の説明書き。

▲ 辺津宮のすぐ隣に奉安殿がある。奉安殿の写真は撮ったつもりがカメラロールに残っていなかったので前回の参拝時の写真。
八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)が祀られている。
拝観するには料金200円が必要だが、正式参拝をした人は無料で入場できる。

▲ 奉安殿の中は写真撮影禁止。
中津宮

▲ 奉安殿を後にして進み、エスカーの第2区画に乗り込む。

▲ エスカーの第2区画を降りると、すぐに中津宮へ到着。
中津宮のご祭神は市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)。

▲ 中津宮の説明書き。
中津宮は縁結び、美人祈願、恋愛成就などのご利益があるとされ、ピンク色のハート型絵馬などが販売され、たくさんの絵馬が奉納されている。

▲ 心なしか優しそうな表情の狛犬。
奥津宮

▲ 中津宮を出て、エスカーの最終区画へと進む。

▲ エスカーを降りると江の島の頂上に出る。
エスカーを降りてから奥津宮までには距離があり、その間に我々一行は先にランチをすることにしていた。
江の島頂上にある「イルキャンティ カフェ 江の島」でランチを楽しみ、その後奥津宮へと向かう。
上の写真が奥津宮の手前にある源頼朝が寄進した鳥居。


▲ 鳥居の説明書き。

▲ こちらは藤沢市による説明書き。

▲ 奥津宮に到着。
カラフルなおみくじがたくさん結びつけられている。
奥津宮のご祭神は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)。

▲ 奥津宮の説明書き。

▲ 狛犬が笑っているように見える。

▲ 奥津宮は拝殿と本殿が離れており、拝殿から奥の本殿が見える。

▲ 江の島の全景。
ここから岩屋は左上の奥になる。
龍宮(わだつみのみや)

▲ 奥津宮からすぐのところに龍宮(わだつみのみや)がある。
洞窟の上に龍がいる、なかなか凄いデザインだ。

▲ 龍宮の説明書き。
龍宮のご祭神は龍神であり、岩屋の真上に位置するという。
平成6年(1994年)に作られた新しい宮である。

▲ こちらも龍宮の説明書き。

▲ 龍宮に参拝。
シャッターが下りている独特の造りである。

▲ 龍宮の全景。
なかなかカッコいいが、神社という感じはしない。
稚児が淵(ちごがふち)

▲ 龍宮をすぎると階段のアップダウンが続く険しい道となる。
そして江の島の裏側に回り込む一帯が稚児が淵と呼ばれる景勝地だ。

▲ 青銅の鳥居がある江の島の入口付近とは別世界の、嵐らしく自然が主役のエリアだ。

▲ 急斜面を石段が縫うように作られており、ひたすら下りていく。
帰りはこれをひたすら上るわけで、今からちょっと緊張する。

▲ 踊り場的な場所に稚児が淵の説明書きがあり、その先に展望スポットがある。

▲ 風雨に耐えてきた灯籠の存在感が凄い。

▲ 冬場の空気が澄んだ晴天の日には、目の前に大きく富士山が見える。
今日は残念ながら見ることは出来ず。

▲ 富士山が見えると写真でも説明している。

▲ この真正面に富士山が見える。
ブログには残っていないが、過去に一度だけ冬の快晴の日に正面の富士山を見ることができた。
江の島岩屋

▲ いよいよ岩屋に到着。
入場料、というか入洞料が500円かかる。

▲ 岩屋に入る前には注意書きが。

▲ べんてん丸乗り場への案内なのだが、我々は乗り場を見つけることができなかった。

▲ 岩屋の説明書き。

▲ 料金を支払い、石段を下りて進んでいく。

▲ 左に行くと第一岩屋、右が第二岩屋となる。

▲ 与謝野晶子の歌碑とその説明書き。

▲ 写真を見ると涼しげに見えるかもしれないが、気温は岩屋に入っても特に変わらない。
少し湿度が高くなるような気がする。

▲ 第一岩屋に入るところで、ロウソクを手渡される。

▲ 前から見るとこんな感じ。
これを持って第一岩屋を進む。
拝観を終えて第一岩屋から出るところでこのロウソクは回収してもらえる。

▲ 第一岩屋の中が二手に分かれていて、先に左から進む。

▲ じわじわ天井が低くなってきて、長身の僕は身をかがめないと進めなくなる。
閉所恐怖症の人には厳しい環境だと思う。

▲ 日蓮上人の寝姿石。

▲ この洞窟は富士山の麓にある氷穴につながっているといわれているそうだ。
でも特に奥から冷たい空気が流れ込んでくることはない。

▲ 仏像と、そのすぐ横にあるコンセントプラグ。
ライトアップなどのための電源供給をいかに自然な形で安全に配慮して行うか、苦労されているのが分かる。

▲ いよいよ頭が危険な状態に。

▲ そして到着。岩屋の一番奥。
ここが江島神社発祥の地といわれている。
実に9年ぶり?にようやくここまで来ることができた。
感謝の想いをこめて参拝。

▲ 江島神社発祥の地、のプレート。

▲ 第一岩屋を出ると、断崖絶壁の間から海が見える。

▲ 僕が子供のころは通路が整備されてなくて、岩場のごつごつしたところを歩けた記憶がある。

▲ 江の島のもう一つの顔という感じの荒々しさ。

▲ 第一岩屋から第二岩屋に向かう通路。

▲ 第2次世界大戦中に使われていたと思われる洞窟。

▲ 第二岩屋へと向かう。

▲ 第二岩屋はだいぶポップな感じで第一岩屋とは雰囲気が違う。

▲ こちらも天井がどんどん低くなっていく。

▲ 第二岩屋の奥には龍神が祀られているのだが、現代風というか観光化されているというか、ちょっとアレだ。

▲ 手を叩くと効果音がなって龍神が光る。
まあ、子供連れには良いアトラクションなのかもしれないが、個人的にはここまでやらず、自然体の方が好きだな。
これにて江島神社参拝のすべてが完了。
この日のまとめ
9年ぶりに岩屋まで完全制覇することができて大満足。
やはり序盤の山登りをエスカーを使うことで体力温存し、ランチ後に「岩屋まで行くぞ」という気持ちに持っていくのが大事だ。
定期的に訪れたい素敵な聖域だ。
過去の参拝レポートは次のページ以降にありますので併せてご覧ください。
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著者/出版プロデューサー/起業支援コンサルタント/ブロガー/心理カウンセラー。
あまてらす株式会社 代表取締役。
著書に「やってみたらわかった!40代からの「身体」と「心」に本当に良い習慣」「起業メンタル大全」「「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる」「ノマドワーカーという生き方」など全9冊。
神奈川県鎌倉市の海街在住。