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CoreServerでWordPressの自動アップグレードとプラグイン自動インストール機能を使えるようにする [WordPress] [net]

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昨日無事リニューアルを果たしたこのブログNo Second Lifeだが、新ブログはWordPress(WP)というブログエンジンを使っている。

WPはそれまで使っていたMovable Type(MT)と較べてかなり便利で使いやすいものなのだが、インストールして使い始めて早々知った便利機能として、WP自体の自動アップグレード機能とプラグインの自動インストール機能がある。

MTを使っていてとてももどかしかったのが、MTの新バージョンがリリースされても、十分な技術力がない自分としては、失敗した時のリスクを考えると心配になり、せっかくの新バージョンへの入れ替えをためらってしまっていた。

ためらうのはなぜか、理由は簡単。難しいからである。

WPだと面倒なアップグレードが自動でできるという。しかもそれだけではなく、様々な機能拡張が実現できるプラグインも自動でインストールできるというからビックリ!WPすげえっ!

ところが僕が今回新たに契約したCoreServerでは、この自動アップグレード機能やプラグイン自動インストールが動かないのだ。理由はCoreServerではPHPがセーフモードで動作するためとのこと。

プラグインは自動インストールが出来ない場合は、プラグインをダウンロードして解凍し、FTPクライアントでサーバにアップし、その後WPのダッシュボードからアプリを有効化する必要がある。

この工程自体MTで機能を拡張する場合と較べれば既に大分便利なのだが、せっかくなら自動インストールでもっと楽になりたいと思い方法を探してみた。

結果、方法は多数掲載されていたのだが、WPのバージョンが古い時の説明で今は構造が変わり動作しなくなっているものや、技術的に詳しい人が書いたために説明が不十分で結果上手く行かないものなどがあったため、今後同様の試みをする人のために手順を書き残しておこうと思う。

この記事は2010年2月現在のもので、WordPressのバージョンは2.9.2である。この記事作成年月とWPのバージョン表記がない記事が多くて意外と苦労した。

以下が手順である。ちなみに僕の作業環境はMac OS X 10.6.2。

1. 以下の記述をコピー・ペーストでテキストエディタに貼り付ける。

# 画像・ファイルアップロード
<files async-upload.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</files>
# プラグイン・テーマ 新規インストール/アップグレード
<Files update.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
# 本体アップグレード
<Files update-core.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>

2. 上記ファイルをテキスト形式で別名保存する。ファイル名は”.htaccess”とする。”.”から始まるファイル名で保存しようとすると以下の警告が出るが構わず保存する。”.htaccess.txt”ではなく、”.htaccess”とする点に注意。

3. .htaccessファイルをFTPクライアントでサーバ上のwpフォルダ内にあるwp-adminフォルダにアップする。

この時注意するのは、.htaccessはシステムが使う「隠しファイル」として保存されてしまっているので、保存場所を探しても見つからない。だが、慌てず騒がずFTPクライアントから保存先を確認すると、以下のようにちゃんと表示される。

注意点としては、”Show hidden Files”にチェックを入れることと、ファイル名の末尾に”.txt”が付いてしまっていたら削除することだ。ちなみに僕はFTPクライアントとしてはFetchの英語版を使っている(日本語版より安かったため)。

上記のように.htaccessファイルがアップされればOK。これで準備完了である。

あとはWPのダッシュボードにアクセスしてプラグインをインストールするだけである。WP自体のアップグレードは次回新リリースが出た時に試そうと思っている。

今回はSimilar Postsというプラグインをインストールしてみた。ダッシュボードからあっという間にインストールが完了する。便利すぎる!

というわけで、目から鱗が落ちまくりのWordPress Daysを満喫中。もっともっと思い通りの理想環境にしていきたい!

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