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ランニングしながら同時に読書して英語も勉強する方法

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日々ランニングの時は今まで音楽を聴いていた。

ランニングは時間がかかるスポーツなので、どうしても飽きてしまう。

音楽を聴きながらだとリラックスできるしリズムも生まれて楽しく走れる。

 

 

そんな僕が英語のオーディオブックを聴きながら走ることにチャレンジし、一冊丸ごとを読了(?)した。

なかなか面白い体験だったので皆さんにもシェア。

 

 

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なぜ走りながら聴くことにしたか?

そもそもなぜ英語のオーディオブックを聴くことになったかというと、「勝間塾」の今月の課題だったから。

勝間塾というのは勝間和代さんが主宰されている私塾で、僕は受講生。とても勉強になる素晴らしい塾だ。

勝間塾について詳しくはこちらのエントリーを参照してください↓

 

勝間塾では毎月勉強するテーマが決まっていて、テーマに応じた課題が出る。

1月のテーマは「英語」。そして「何の本でもいいから英語のオーディオブックを一冊聴くこと」という課題が出た。

なるほど。

 

 

僕は大学が英文科で一時は翻訳者を目指していたし、その後は翻訳会社のマネージャーとして海外企業と直接取引の交渉なんかもやってきたので、一応英語はできる。

留学していたわけではないし外国人の友だちがたくさんいるわけでもないので日常的には英語は「読む」と「書く」が中心。「聴く」と「話す」はあまり使わない。

 

 

そして今までオーディオブックというものにあまり興味がなく、購入して聴いた経験はなかった。

でもせっかく課題に出たことだし、チャンスと思って経験してみようと思い、一冊本を選んだ(選んだ本については次の項目で書きます)。

 

 

ところが一つ、聴く前から明らかに分かっている問題があった。

「いつ聴くのか」ということだ。

 

 

僕はじっとテレビを観たり映画を観たりするのがとても苦手。落ち着きがなくてせっかちなのだ(笑)。

元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞さんが同じように「落ち着きがなくせっかち」だと著書で書かれている。
「劇場で歌舞伎を見ながら手許でプラモデルを作りつつ、プロジェクターで表示した本も読みたい」みたいなことを書いていたが、まさに僕もこのタイプ。ちなみにその本は「大人げない大人になれ」という本で、レビューはこちら↓

 

自宅でじっと椅子に座って聴くなんてことは絶対無理だ。5分で飽きて他のことを始めてしまい、結果としてオーディオブックをちゃんと聴かなくなるだろう。

 

 

では電車などの移動中はというと、移動中は普通の本を読みたい。

普段は音楽を聴きながら読書しているのだが、移動中にオーディオブックを聴くと手持ちぶさたになりそうだ。

ヒマだとついiPhoneでRSSなんか読み始めてしまい、そちらが面白くなってしまったりするとマズイ(笑)。

 

 

「オーディオブックを聴く」という時間を有効に活用できて、しかも他のことにちょっかいが出せない時間。

そしてある程度のまとまった時間。
お風呂?いや、お風呂でも読書しているからここは塞がっている。

そこで閃いた。ランニング中の時間だ。

 

 

過去に何度か落語のポッドキャストを聴きながら走ったこともある。

時間があって体調が良い日は10km走ることにしていて、一回1時間程度使うので、まとまった時間という意味でもピッタリだ。
ただ問題は、ランニング中に英語をきちんと聴き取れるのかということと、飽きないかということ。

いずれにしても、まずは試してみましょうということになった。

 

 

聴いた本はこれ

何を読んだら良かろうと考えていたら、勝間塾仲間でお友達のけいにゃん @Shorty_Peachy が教えてくれたのがこの本。

“Leadership and Self-Deception: Getting out of the Box”だ。日本語タイトルは「自分の小さな「箱」から脱出する方法」。
この本は日本語で読んで書評も書いている。書評エントリーはこちら↓

そしてこの本は、僕が昨年読んだ260冊からNo.1を付けた名著だ。

昨年読んだ本のベスト10はこちらのエントリーです↓
今年200冊読んだ著者が厳選! 2011年ビジネス書ベスト10!! 
AmazonやらAudibleやら色々な方法で購入できることは知っていたのだが、面倒だったのでけいにゃんがTwitterに貼ってくれたリンクからそのままiTunes Storeにジャンプしてそのまま購入。2,200円也。

 

 


Leadership and Self-Deception: Getting Out of the Box (Unabridged) [Unabridged Nonfiction] - The Arbinger Institute
Leadership and Self-Deception: Getting Out of the Box (Unabridged) [Unabridged Nonfiction] – The Arbinger Institute

 

ダウンロードしてみたところ、ファイルは上下2つに分かれていて、サイズは合計64MB程度。

そして再生時間は合計4時間41分とのこと。

1日60分聴くとして、5日のラン、つまり50km走る間に聴き終える計算だ。

 

 

僕のランニング装備

ランニングの際にオーディオブックを聴くにあたっての装備はこんな感じ。

「聴く」に関係ないウェアとかシューズは割愛。

iPhone 4

僕はiPhoneを2台現役で使っている。

1台は最新型iPhone 4Sで、もう1台がSIMなしiPhone 4。
ランニングの時はiPhone 4で音楽を聴きつつランニングGPSアプリを3つ起動させてログを取っている。

古いiPhone 4を使う理由は二つ。

一つはランニングは汗もかくし直射日光も当たり、高温低温など過酷な環境なので、新品のiPhone 4Sは温存させたいため。

そしてもう一つはせっかくまだ使えるiPhone 4を有効活用したいから。

 

 

ちなみにランニングログアプリは、普通の人は3つも使う必要は全然ない。僕はライフログマニア兼iPhoneマニアなので、趣味で3つ起動させている(たくさんのアプリで遊びたいだけ)。

普通の人は、初心者ならNike+ GPSがオススメ。中級〜上級者はRunKeeperがオススメ。Runmeterは色々カスタマイズできて楽しいのだが、Webサービスがないのがちょっと物足りない(他サービスとの連携はできる)。

 

Nike+ GPS 3.3(¥170)App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, スポーツ
販売元: Nike, Inc. – Nike, Inc. (iDP) 1(サイズ: 18.9 MB)
全てのバージョンの評価: (566件の評価)
RunKeeper 2.5.1.0(無料)App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, スポーツ
販売元: FitnessKeeper, Inc. – RunKeeper, LLC(サイズ: 11.6 MB)
全てのバージョンの評価: (410件の評価)
Runmeter GPS ランニングストップウォッチ 6.0.2(¥450)App
カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, スポーツ
販売元: Abvio Inc. – Abvio Inc.(サイズ: 31 MB)
全てのバージョンの評価: (634件の評価)

ヘッドフォン

ヘッドフォンはiPod Classicに付属してきたApple純正の白いヘッドフォン。

iPhone用のヘッドセットはマイクが付いているのだが、ランニング中は汗がケーブルをつたってマイクを濡らして壊してしまったことがあるのでヘッドセットは使わない。
以前はBluetoothの無線ヘッドセットを色々試したのだが、どんどん壊れてしまうので(やはり汗や高温・低温など過酷な環境で使うため)、最近はあきらめてiPod Classicのヘッドフォンを使っている。

これが壊れたらまたBluetoothにするかも(汗)。

 

 

アームバンド

iPhone 4/4S用のアームバンドを左の二の腕に装着して走っている。

 

by カエレバ

 

 

アームバンドはこちらを使っている。

詳しくはこちらのエントリーを参考にしてください↓

 

 

感想

オーディオブックがiPhoneに入っていることを確認して出走。

ポジティブな感想はこんなところ

 

・一度日本語で読んだ本だったので楽に聴けた

・オーディオブックの内容に集中するせいでランニング時間が短く感じて楽だった

・ストーリー仕立ての本をナレーターが声色を変えて演じてくれていて楽しめた

・日本語版では省略されている部分があることを発見して面白かった

 

 

一方ネガティブな感想はこちら

 

・ランニングログアプリの音声ガイドが流れるとオーディオブックが聞こえなくなってしまった

・16km走った日は最後疲れてきて集中力が落ち、聞き取りがいい加減になった

・大通りはトラックなどが近づくと騒音で聴き取りにくい

・走っている最中なので、聴き取りにくかった箇所に戻って再生がしにくかった(立ち止まりたくないという心理)

 

 

アプリの音声ガイドは二日目から切った。

くたびれてしまう点に関しては、疲れを感じたらオーディオブックは終わりにして音楽に切り替えることで解決。

騒音問題は、ヘッドセットをカナル式のものにすれば解決するのではないかと思う。

聴き取れなかった箇所の巻き戻しについても、高性能のBluetoothヘッドセットなどには巻き戻し/先送り機能つきのものがあるので、ヘッドセットを購入すれば解決すると思う。

 

 

まとめ

予定通り5日かけて一冊のオーディオブックを聴き終えた。

サラリーマン時代は毎朝英語ニュースのポッドキャストを聴きながら出勤していたが、これだけの長さのオーディオブックを英語で聴いたのは初めて。

 

 

ランニング中に英語を聴くというのも始めての経験だったが、思いのほか集中できて楽しめた。

ランニング時間に本が読めてしかも英語の勉強までできてしまう!運動 + 読書 + 英語の勉強の一石三鳥!!素晴らしい!!

 

 

というわけで、今年は毎月一冊英語のオーディオブックを聴くことに決定。

しばらくは日本語で読んだ経験のある本にしようと思っている。

 

 

来月は「フォーカルポイント」か「7つの習慣」あたりにしようかな。

興味ある方は是非試してみてください!オススメ!

 

フォーカル・ポイントブライアン・トレーシー ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-10-03
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7つの習慣―成功には原則があった!スティーブン・R. コヴィー キングベアー出版 1996-12
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