2011年4月1日に17年勤務した会社から独立してフリーになった。今日で独立3周年というわけだ。
あれからもう3年?まだ3年?
あっという間だったという気もするし、すごく長い時間が経ったような気もする。
でも、3年というのは、一つの区切りなのだというのはとても実感している。
「ああ、独立してフリーになって、一巡したんだな」という手応えがある。
1周年のときも2周年のときも感慨深かったが、今回は特別な想いがある。
3年間、なんとか沈没せずにやってこられた。
独立したときには何も武器がなかった僕が、今ではそこそこ食っていけるだけの武器を身につけたように思う。
ただ漫然と過ごしたのではなく、目一杯頑張って突っ走った3年だけに、感慨もひとしおだ。
僕が独立を果たした2011年4月1日というのは、東日本大震災とその直後に起こった原発事故の大混乱の真っ只中だった。
政治も混乱し、経済も停滞するなかでの船出だった。
右も左も分からない中で、会社に行くことをやめ、自分の部屋に篭城し、ネット越しにMacの向こうにいる人たちに向けてひたすら語りかけ続けた。
どうなるかなんて分からなかったし、どうなるかには興味がなかった。
「どうしていくか」「そのために何をするか」だけが知りたかったし、そこを追求していった。
あの日から3年が経ち。僕の手許には、5冊の本が残った(うち1冊は電子書籍なのでiPadで表示させよう(笑))。
3年前の僕に、「お前は3年後には5冊の本を出版した著者になっているよ」と言っても、多分実感を持てなかっただろう。
「お前は「人と人を繋げること」をミッションとして、ブログ、書籍、セミナー、ワークショップなどを通じて情報発信をして生きるようになる、と言われても、きょとんとするばかりだったかもしれない。
夢中で走ってきたけれど、泥臭いながら、それなりに進化を遂げているようだ。
僕はサラブレッドではない。駄馬だ。
駄馬ではあるが、駄馬なりに磨いてきた結果、そこそこの毛並みにはなってきたような気もする。
ここからの3年は、さらに艶やかにしなやかに美しく、でも力強く突っ走りたいと思う。
ここまで僕をサポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
そして今後ともどうぞよろしくお願いいたします。供に突っ走っていきましょう!
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