料理本書評

男のイタリアン 〜 男子厨房に入る [書評]

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2026年からスタートした料理本の書評、第3弾は「男のイタリアン 〜 男子厨房に入る」をご紹介。

僕は昔から料理が好きで、高校生の頃には近所のお弁当屋さんで調理のアルバイトをしたこともあった。

そして料理レシピや調理用具などを紹介する本も大好きで、自宅の本棚には110冊以上の料理本が並んでいる。先日数えてみたら113冊だった。

そんな中で、この本は特に思い入れが強い一冊だ。

僕が料理本をこんなに集めるようになった最大の理由は、2002年に麻布十番に引っ越したことだ。

引っ越したマンションは麻布十番商店街と六本木ヒルズの間にあり、自宅から徒歩2分ほどで六本木ヒルズの「蔦屋書店(当時はTSUTAYA)」に行けたのだ。

六本木ヒルズの蔦屋書店は料理本コーナーが充実していて、仕事帰りや休日に立ち寄って色んな料理本をパラパラ眺めているうちに出会ったのがこの本だった。

ちなみにサブタイトルの「男子厨房に入る」はシリーズ名で、他にも中華、肉、居酒屋メニュー本などがあり、僕も4〜5冊持っている。

この本の奥付を見ると2004年12月刊行と書かれているので、その時期に購入したのだろう。

さっそく紹介しよう。

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素人の男性が作ることを前提にしたイタリアン本

この本の最大の魅力は、「素人の男性が作ることを前提にしたレシピ集」であること。

ケンタロウのレシピ本とも通じるのだが、細く繊細な技術は追求せず、簡単かつ豪快に作れるように工夫されている。

そして本としてのデザインや写真も美しく、思わず「作ってみたい」と思わせてくれる構成になっている。

 

この本を読んで作ってみたレシピは数多くあるが、いくつか代表的なものを紹介したい。

ズッキーニとなすのオイル漬け。

それまで僕はズッキーニをお店で食べたことはあったけれど、自分で買ってきて調理したことがなかった。

実際にはなすと同じように色んな料理に合わせることができ、こうやってシンプルに食べても美味しい食材と知ることができた。

今でもなすとズッキーニを合わせて焼いたりオイルベースのパスタにトッピングしたりと、すっかり定番の食材になった。

 

上の写真にあるサーモンクリームパスタも、この本で作り方を憶えて定番になったレシピ。

それまでは鶏肉やソーセージ、ベーコン、それにツナ缶などのパスタはかなり作っていたが、生の鮭を使う発想が自分にはなかった(お店では食べていたけど、自分で作れるというイメージがなかった)。

あと、20年前は今ほど麺の種類に対する知識もなく、フェットチーネやリングイネ、タリアテッレなど平麺を常時ストックするようになったのもこの本がキッカケだった。

 

あと、この本で嬉しかったのはリゾットのレシピが複数載っていて、自分で作れるようになったこと。

それまでリゾットはお店で食べるものであって、すごく難しくて自分では作れないと思い込んでいた。

この本でリゾットに使う米は普通の日本の米ではなく、イタリアの「カルナローリ米」であることを知った。

そしてカルナローリ米は輸入食材を置いているスーパーなら普通に買え、当時僕が住んでいた麻布十番の家からなら徒歩10分で売っているスーパーがあることも知り、実際作ることができた。

リゾットは生米から強火で煮るのでパスタより時間は掛かるが、決して難しい料理ではなく、気軽に作れるようになった。

今でも自宅にはカルナローリ米は常備してあるし、リゾットもすっかり定番メニューになったのはこの本のおかげ。

まとめ

写真をふんだんに使っているので、紹介しているレシピの数は多くないが、どれも簡単で美味しく作れるものばかり。

購入して20年以上たつが、今でも113冊の料理本のなかでも手に取る頻度が最高レベルに高い1冊だ。

この本のおかげでイタリアンを作ることが身近になったし、得意にもなれたと思っている。

これからもずっと手許に置いておく男子必携の一冊だ。

「男のイタリアン 〜 男子厨房に入る」のチェックはこちらから!

男のイタリアン 〜 男子厨房に入る

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