料理本書評

ケンタロウんちの食卓 by ケンタロウ [書評]

料理本書評
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今日は料理レシピ本、ケンタロウ著「ケンタロウんちの食卓」をご紹介。

この記事は正確には書評ではないのだと思う。

でも僕はこの本を紹介したくて、 本を紹介するにあたっては、パッケージとして今までもこのブログでお馴染みの「書評」というカテゴリーに属させるのが一番と思った。

なので便宜的にこの記事も書評に含ませることにする。

で、なぜ僕がこの本を紹介したいと思ったかという話からさせて欲しい。

僕は料理好きで、料理レシピ本を100冊以上持っている。

だけど、料理本はカテゴリー的に「書評」という枠になかなかいれ辛い。

正直、全部のレシピ本を一語一句通して読んでいるわげではないし、パラパラとページをめくり自分が興味を持った料理を作ってみる、という使い方をしていることも多い。

だから今までは料理レシピ本を買っても、全ページをめくっても、ブログに記事を書くことはほとんどなかった。

でも最近、「そういうスタイルの書評」というカテゴリーを自分の独断で作っちゃうだけでいいんじゃない?と思うようになった。

個人のブログなんだから、何だって好きにやればいいよね。

というわけで、これから僕が大量にストックしている料理レシピ本を少しずつ紹介していきたいと思う。

記念すべき1冊目は、ケンタロウ著の「ケンタロウんちの食卓」である。

僕はケンタロウが大好きだ。

2012年にはこんな記事もブログに書いている↓

ケンタロウ恋々
料理研究家ケンタロウの本が好きだ。僕は自分も本を書くようになってから、著名人や芸能人だからと呼び捨てにするのはやめたのだが、ケンタロウはケンタロウ。「さん」を付けるとおかしくなる。ブランドとして「ケンタロウ」なのだ。だから呼び捨てがいい。最...

上の記事でも書いているが、ケンタロウはケンタロウというブランドなので、「ケンタロウ氏」とか「ケンタロウさん」ではなく、敢えて「ケンタロウ」と呼びたい。

ご存知の方も多いと思うが、ケンタロウは2012年2月にバイクで首都高速の高架から落下する大事故を起こし、一命はとりとめたものの強いダメージを負い、表舞台から姿を消した。

ケンタロウは僕と同世代(僕の3歳年下)で同じ時代を生きてきた「同志」という感覚もあり、僕は彼の復活を待ち続けている。

その応援の意味もあって、僕が一番はじめに買った「ケンタロウ本」を紹介することにした。

さっそく紹介しよう。

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ケンタロウんちの食卓 by ケンタロウ

僕がケンタロウを最初に知ったのはテレビだった。

フジテレビの番組で、女子アナ数名が並んで料理を作り、その料理を批評するコメンテーターとして出演していた。

ズバズバ遠慮なくモノを言うのが面白くて名前を憶えた。

その後当時1回目の結婚相手と暮らしていた麻布十番の家からすぐのところの「蔦屋書店」(当時はTSUTAYA)で、彼の本「ケンタロウんちの食卓」を見つけ、すぐに購入した。

 

▲ 僕は料理好きで、それまでにも料理レシピ本を何冊か買って持っていた。

でもケンタロウのレシピ本は、今まで持っていたどの本ともまったく違っていた。

何が違っていたかというと、ケンタロウの本は「ライフスタイルの提示」と「ケンタロウという人物」がモロに前面に出ていた点だった。

たとえば上の「大きいおむすび」のページ。

おむすびを手に持って嬉しそうにしているケンタロウの写真がメインで、ハッキリいってレシピは二の次になっている。そもそもおむすびにレシピは必要なのか?というレベル。

子供時代のケンタロウの写真が並ぶページや、海辺を歩く大人になった彼の姿だけが写る見開きページもある。

 

ケンタロウのレシピ本は、単に料理の作り方を紹介しているのではなく、「料理を作る男」というライフスタイルが「カッコいいだろ?」という見せ方をしてくる。

この本が出たのは2005年、今から21年前のことだ。

当時は今よりも男性が料理をすることへのネガティブなイメージがまだ強かった時代のなか、ケンタロウはどちらかと言えば武骨で男っぽいルックスなのだが、「男の料理はこんなんでいいんだよ」という提示の仕方をしてきた。

 

レシピの紹介の仕方も極めて大ざっぱで、「バシッと男らしく焼く」とか「いい感じに切る」みたいな、説明になっているのかなっていないのか分からないワーディングも多かった。

でも、そういった「細いことは気にせず楽しく料理しようぜ」というケンタロウのライフスタイルの提示が、僕には強く刺さった。

六本木ヒルズの蔦屋書店は料理本コーナーが充実していて、ケンタロウ本もたくさん並んでいた。

僕は毎月1冊くらいのペースでケンタロウ本を買い漁り続け、今でも僕の本棚には彼のコーナーが光り輝いている。

もちろんしっかりレシピ本としても素晴らしく、この「ケンタロウんちの食卓」からも、写真のアジフライやカレーライスだけでなく、カルボナーラ、麻婆豆腐などを美味しく作った。

多くのレシピ本が料理のジャンルで括っているのに対し、ケンタロウ本は「俺の好きなモノ」や「カップルごはん」的ライフスタイル側からのパッケージングなのも楽しい。

目で見て頭の中で次のライフステージをイメージしつつ料理する、みたいなワクワク感がいつもあった。

まとめ

ケンタロウが事故で表舞台から消えてもう14年になる。

でも僕は今でもケンタロウの復活を心待ちにして、楽しみにしている。

今の時代だと、YouTubeチャンネルなんかも人気が出るだろう。

その日を楽しみに、これからも彼の本を参考に料理を作ってその時を待とうと思う。

「ケンタロウんちの食卓」のチェックはこちらから!

ケンタロウんちの食卓

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