電子書籍の衝撃 by 佐々木俊尚 〜 このインパクトは現在進行形!! [書評]

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ブックレビュー2010年の65冊目は佐々木俊尚氏著、「電子書籍の衝撃」を読了。

佐々木俊尚氏の著書に関するバックナンバーはこちら。

  • @sasakitoshinao) [Book Review 2010-060]” href=”https://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/2421″ rel=”bookmark”>僕らを待つのは「民主主義2.0」なのか? “マスコミは、もはや政治を語れない” by 佐々木俊

佐々木俊尚氏の電子書籍論。佐々木氏の著書を読むのは3冊目だが、印象的なのは、同氏の文体である。

 

著書によって文体をかなり変えてくるのだが、これが心地良く導かれるのだ。前回紹介した「マスコミは、もはや政治を語れない」は硬派なアジテーターという印象だったが、今回は話題に沿う形でより柔らかい文体で書かれている。

電子書籍の衝撃 by 佐々木俊尚 〜 このインパクトは現在進行形!! [書評]

さて、本書は今まさに全世界で大ムーヴメントになりつつある書籍の電子化について、著者独自の切り口でその歴史とこれから我々が向かう方向性について導いてくれる。

全方向的なガイドではなく、あくまで著者の意見が主体となった論文に近い。

本書で特に良かった点は大別して以下の3点。

1. 音楽業界がCDからiTunes Storeでのダウンロード販売へと移行していった過程を詳細に振り返ることにより、これから書籍が向かう方向性が導かれている。

2. アマゾンとアップルが、電子書籍市場においてどのように骨肉の争いを繰り広げているかが明快に説明されている。

3. 日本及び世界における出版業界の「抵抗勢力化」の過程がつぶさに説明されており、また、日本の出版界がなぜアメリカ較べて大きく遅れているのかを、明治以来の日本の出版業界の成立過程にまで遡って説明している。

2010年6月現在、日本の書籍・雑誌はまだほとんどのものが紙媒体のみで出版されているため、佐々木氏が述べる僕らを取り巻く電子書籍の未来はあくまでも想像上のものである。

だが、いかに出版社が抵抗しようとも、仲買業者が反対しようとも、書籍が今後どんどん電子化されていくという大きな流れには抵抗のしようがないことは、恐らく誰もが理解していることなのではないだろうか。

どちらにしても電子書籍化されていくならば、スムーズに、ユーザーにとっても著者にとっても有意義な方法とプロセスで、全面電子化を実現してもらいたいものだ。

10年後、僕達は本をどうやって読んでいるだろうか。今からとても楽しみだ。

電子書籍の衝撃 の チェックはこちらからどうぞ!!

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