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自分を信じるレッスン — マインドフルネス・セラピー入門 by 手塚郁恵 - 2ページ目 (2ページ中) - No Second Life
心・心理・あり方書評

自分を信じるレッスン — マインドフルネス・セラピー入門 by 手塚郁恵

心・心理・あり方書評
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マインドフルネスの方法

マインドフルネスは決して難しいものではないが、とても奥が深いものでもある。

まずは実際に5分でも10分でもいいので、実際に試してみることをオススメする。

一番イメージしやすいのは、「坐禅」ではないだろうか。

静かな場所に座って、目を閉じる。これが基本動作だ。

そして、とても大切なことは、「頭をからっぽにする」こと。

しかし、人間そう簡単には頭をからっぽにできない。

目を閉じてじっとしていれば、さまざまな「思考の断片」が浮かんできて、心をかき乱していく。

なので、思考を止めるために、マインドフルネスでは、「呼吸に意識を向ける」ことをする。

自分の呼吸に注意を向けるのだ。

吸う息、吐く息に注意を向ける。

息を吸っていくと、鼻や、喉や、おなかにどんな感覚があるだろうか?

息を吐くときには身体にどんな変化が現われるだろう?

一つ一つの呼吸を、丁寧に感じていく。

どんな呼吸も批判するのではなく、ただ「ある」と気づき、大切に感じていく。

やがて、自分の中に深く静かな感覚が訪れる。

これがマインドフルネスの導入だ。

 

セラピーの現場で「ただある」を認めること

ここまでマインドフルネスについての説明をしてきたが、本書の後半半分は、手塚さんが実際にセラピーの現場で、どのようなセッションを行っているかの事例が盛り込まれている。

セッションの記録を読むと、僕たち人間は、いかに自分の思考のパターン、「ビリーフ」にはまって生きているのか、ということを痛感する。

マインドフルネスになって、自分の思考を止めること。

そして静かになった自分で、改めて自分の中に浮かぶ感情を俯瞰すること。

そのことによって、自分にたくさん出していた、「禁止」も客観的に見られるようになる。

そして客観視した禁止を、静かな自分が「許可」してあげる。「褒めて」あげる。「認めて」あげる。

それがセッションで行われいくことだ。

怒り、苦しみ、衝動。

これらの感情に呑み込まれ支配されている人たち一人一人には、ちゃんとそう感じる「わけがある」。

それらの感情を一つ一つ「ただあるもの」と客観視して、ちょっとずつ距離を置き、そして解放する。

そのプロセスが、多くの人々を癒していくのだ。

 

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まとめ

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自分を信じるレッスン — マインドフルネス・セラピー入門」は、タイトルにあるとおり、セラピーを目的としたマインドフルネスについての入門書である。

しかし、マインドフルネス自体はセラピーを目的としなくても、僕たちの生活をより豊かに、より充実したものにするために、とても効果が高いものだ。

僕自身も最近、朝起きてすぐに、15分間マインドフルネスをして、その後でOsho禅タロットを引き、その日1日の計画を立てる。

また夜寝る前にも、5分ほどマインドフルネスをして、その後で翌日何をするかをノートに書いてから眠るようにしている。

マインドフルネスになることで、思考を一旦止め、より本質的な自分に対する問い、いわば自分のミッションに、ストレートにアプローチできるようになる。

これについては別にエントリーを書こうと思っているが、この朝と夜のマインドフルネスが、非常に素晴らしい。

思考がぐるぐる回っている状態だと、僕たちは目先のことにとらわれて、本質が見えなくなりがちだ。

マインドフルネスになることで、思考のノイズを除去し、本当の自分自身に辿り着くことができる。

最近そう強く感じている。

マインドフルネスに興味がある方にオススメの入門書。

オススメです!

 

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