習慣書評

【書評】「いつも三日坊主のあなたが続ける人になる50の方法」 by 佐々木正悟

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もともとこのブログをスタートした2008年時点では、書評がメインカテゴリーの一つだった。

ランニング日誌、書評、そしてiPhoneとMacに代表されるガジェット記事。これが3大カテゴリーだった。

だが、最後にこのブログに書評を書いたのは2024年6月のこと。

つまり1年半書評を書けなかった。

さらにいうと、2025年の僕は1年間を通じて2冊しか本を読むことが出来なかった。

年間200冊以上の本を乱読するのが趣味だった僕が、ここまで本を読めなくなったことと、2024年から急性化した鬱標には密接な関わりがあると僕は考えている。

そのことについてはまた別のタイミングで深堀りをするとして、今回1年半ぶりに書評を書きたいと思い、「書評を書く前提」で読む本を選ぶことにした。

かなりの時間をかけて本棚を漁った結果、選んだのが佐々木正悟さんの「いつも三日坊主のあなたが続ける人になる50の方法」だった。

この本は2011年に出版されており、刊行直後に読了して書評記事も書いている。

当時の書評を記録のため2ページ目に残しておく。

今回この本を2026年1冊目に選んだのは、「習慣に関する本を読みたかった」のと、「鬱になった結果『かつて当たり前にできていたこと』が出来なくなった理由を探りたい」と思ったから。

そして何より僕が佐々木正悟さんの書かれる文章が好きだから。

佐々木さんの文章は「佐々木節」とも呼ばれる独特のリズムと感性に満ちていて僕は大好きなのだ。

習慣化の本は大好物で本棚には恐らく50冊以上の習慣本が並んでいるが、その中から今一番自分にフィットしそうなこの本に触れてみることにした。

書評もリハビリということと、今どき長文ブログは歓迎されないとも思い、短めに仕上げようと思う。

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いつも三日坊主のあなたが続ける人になる50の方法

本書ではタイトルのとおり、続ける人になるための方法が50提案されている。

その中から僕が特に重要と感じたことを3つに絞ってピックアップしたい。

やり方をまねる

我々はつい、「すべて自分の力で成し遂げなければ」と力んでしまいがちだが、独学・自己流は効率が悪いうえ、挫折しやすい。

世の中には完全なるオリジナルなどというものは存在せず、すべてのものはすでにある方法のパクりからスタートし、改善・改良・アレンジを加えたものだ。

そう割り切れば、自己流にこだわることなく、既に上手くできている人のやり方を真似ることで、効率良く楽に物事に取り組み、習慣化することも容易になる。

「守・破・離」という言葉にあるとおり、まずは達人の手法を徹底的にコピーすることから始め、しっかり習慣化できた後で独自の色を加えれば良い。

「快感」とセットにする

仕事などで強制される場合を除いて、苦しくてイヤなことを習慣化することは不可能だ。

いや、たとえ仕事だとしても苦しくてイヤなことばかり毎日続ければ鬱はもちろん身体にも不調が出てしまうだろう。

人間は快感があることをする時にはストレスなくむしろ自発的に動けるが、不快なことからは自然に遠ざかるように出来ている。

だからこそ、何かを習慣化したいなら、快感とセットにすることが大切だ。

習慣化したい事柄自体に快感が伴わないなら、実行できた時にはご褒美を用意するなど、実行すると快感が得られる形作るのが望ましい。

ランニング自体は面倒だと感じても、汗をかいて帰宅した後のシャワーは格別に気持ちが良いなら、この2つはセットにすることができる。

真冬の朝ウォーキングも、外に出るまでは寒くて億劫だが、キリッと澄み切った夜明けの空気を胸いっぱいに吸い込む快感を覚えれば、習慣化はグッとしやすくなる。

仕組み作りを一気に済ませ、後は考えずに動く

不都合な真実として、「上がったモチベーションは必ず下がる」というものがある。

ずっと高いままのモチベーションというものは存在しない。それは幻想だ。

だからこそ、モチベーションが高い間に仕組み作りをしてしまい、あとは実行を繰り返すだけという状態にするのが良い。

たとえば、モチベーションが高い間にiPhoneの習慣化サポートアプリをインストールして設定を全部終えてしまう。

そうすれば翌日からはアプリに表示されるリマインダー通りにタスクを淡々と実行していけば良い。

組織には指示をする人間と実行する人間がいるが、個人で習慣化に取り組む場合には、一人で指示役と実行役を両方こなす必要がある。

異なる2つのペルソナを一人でこなすのは難易度が高いからこそ、指示役を「仕組み」という形で整えてしまい、あとは実行役に専念できる状態にすることで習慣化が容易になる。

まとめ

本書が出版されて15年が経とうとしているが、時代が変わり新しいツールが生まれても、本質的なことは何も変わらない。

何かを成し遂げるにも、より良い日々を送るにも、習慣化は大きな武器になる。

しかし同時に習慣化は難易度が高く挫折する人が多いのも事実。

本書を活用して習慣化の達人を目指そう。

「いつも三日坊主のあなたが続ける人になる50の方法」のチェックはこちらから!

いつも三日坊主のあなたが続ける人になる50の方法

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