2009年12月アーカイブ

 

いよいよ年末となりました。

今年は変化の年。そして色々壊れる年でありました。

で、暮れも押し迫った本日、長年使ったPowerMac G5がとうとう起動しなくなりました。

ジャーンと音がしたあとは画面真っ黒・・・・・以上。


モニターのチェック、セーフブート、PRAMリセット、PMU(SMU)リセット、など色々やってもダメ。CD-Rから起動しようにも、トレイが開かないしどうすればいいんだあ〜、とMacBookを使って(これがあってよかったよ、ホント)ネットで調べているうちに、損傷ハードディスク(HD)のデータ復旧業者さんというのがあるのも知りました。しかし調べたらお値段5万〜10万当たり前の世界みたい、、、、はい。無理。


で、再挑戦。G5マニュアルを見たら、電源が入っていなくてもCD-Rのトレイを開けられることがわかった。

外側のフタを手で押し下げて、中の黒いトレイのはじっこについている小さな穴に、ゼムクリップを伸ばした針金(と書いてある)を突っ込んでグイと押す。するとトレイがちょっと出てきました。それをつかんで引っ張るとディスクを入れることができました。

まあ何となく無理矢理感はあるけど、とにかくトレイを押し込んで、キーボードのCを押しながら起動。これで立ち上がればとりあえずバックアップを取っていなかったデータを救出することができるのだが・・・・


画面真っ黒・・・・・以上。


てことはアレですよ、もしかしたら起動HDの損傷じゃなくて、本体の故障かもしれないじゃん。だったら、逆に話が簡単だ。内部に入っている2基のHDを取り出して、データを出せるようにすればいいんじゃん。

それで、これを機会にintelじゃないG5を使うのはもうやめて、昨年買ったMacBookに完全に移行すれば。

ということで、方針決定。

・「内蔵のSATAハードディスクを入れ込んでUSBやFirewireで接続し外付けHDとして使えるHDケース」を買う。

・内蔵HD2基(元々のと増設したの)を両方取り外す。

・順番にHDケースにマウントしてMacBookにつないでチェック。HDが生きていたらデータを必要なところへ移す。

・G5はジャンクとしてヤフオクに出す(とほほ)。

 

それで急遽、秋葉原の秋葉館へ行ってきました。秋葉原へ行くのもリアルな店舗に行くのも久しぶり。

色々グレードがあるのですが、私はFirewireさえ付いていればいいと思ったのでこれで。

林檎派 Standard II FireWire400/USB2.0 ハードディスクケース [RGH35FW-STD2]


早速開けてみた。外箱とフロントに漢字がなんともいえない。

 

林檎派.jpg

 

 

front.jpg

 

さて、G5のパネルを開け2基のHDを取り外す。接続部がけっこう固いので思い切り引っ張らないと外れない。

無事外れたら、HDの側面についている4つの黒いネジを取り外し、1セットは内部パネル所定の格納場所に差し込む。もう1セットは丁寧に保管(これ特殊なネジだそうです)。

「林檎派」HDケースはこんな風に開くのでした。

 

ケース1.jpg

 

ここに取り外したHDを接続して裏からネジをしめて固定。

 

ケース2.jpg


外ケースに戻し、ネジを閉めて完成。G5と一緒に親子(爺孫?)撮影。

Gさんお疲れさまでした。

 

withG5.jpg

さて、それで元々HD、増設HDともにMacBookにつないでチェックしたところ、どっちも元気!無事データは各所に整理しました。
なんだー、HD壊れたとか騒いで慌てて復旧屋さん頼まなくてよかった〜。

      というわけで、これからしばらくMacBookをメイン機として使ってみようと思います。OS10.5なので(10.6にすりゃーいいんだけども)、TimeCupsule が使えて、バックアップの心配なしになります。

やれやれ、そんなこんなで一日費やしてしまったのでした。

コンピュータに詳しい方なら言わずもがなのことかもしれませんが、もしある日突然起動しなくなって困っちゃった方がいたら、こんな方法もあったよ、ということがちょっとでも参考になれば、と思いました。

まあそんなことになる前に、バックアップはこまめに取りましょうね(^^)


ガラクタ捨てれば自分が見える 〜風水整理術入門〜 

カレン・キングストン・著  小学館文庫


著者のカレン・キングストンさんは、英国生まれ、現在バリ島在住。

西洋社会における風水研究のパイオニアだそうです。

風水というと、「なんか、ウサンくさい」と思われる方もいるでしょうが、この本は「どこそこに何を置くと金運アップ!」とか(笑)そういうことではなく、家の中を整理整頓することがいかに自分の精神にも健康にもよいのかという、しごく真っ当なことを言っている本だと思います。

であるとともに、掃除や片付けが苦手な人にとってはちょっと耳の痛い、でもそれだけに挑戦する勇気と希望を与えてくれるでしょう。


・ガラクタとは何のことをいうか

・家の中が汚かったりガラクタであふれていたりすると、精神的にも肉体的にもどういう悪影響があるのか

・人はなぜガラクタを溜めるのか/なぜ捨てられないのか

・ガラクタを片付けるとどういう良いことがあるのか


・・・など興味深いトピックが、それぞれ人間心理の深いところをよく突いていておもしろいです。ガラクタを溜め込む精神構造が、肉体の肥満という現実にもつながっているというところも、なかなか説得力があります。

つまり「家はそこに住む人の精神状態がそのまま表れているもの」である、ということは逆も然りで、家の中の状態を変えれば精神状態も変わる、ということでもあり、後半ではそれらが「人生をより良く生きる」というところにつながっていきます。

 

それで私の場合、基本的に掃除マニアなので、自慢ですけど我が家はいっつもキレイです!

溜め込み癖よりは捨て魔なので、この本を読んでさらに片付け魂に火がつきました!

特にこの本に書いてあるガラクタの定義で

・もう使わないもの

・気に入らなかった貰いもの

・好きではないもの

・修理せずに放ったらかしているもの

が自分のエネルギーレベルを落としている、というのはすごく納得しました。


そういえば、好きでもないのに何だかとっておかなきゃならないという義務感でしまってある物って、けっこうあった。

好きではない物とか、あまり良い思い出がない物とかは、それを目にすることで意識的にも無意識的にも、自分にネガティブな影響を与えている、と言われるとそうかもしれないと思う。

なんとなくそうは感じていたけど、そう言われて、そしてそういうものは思い切って捨てちゃいましょう!と言われると、「そうかあ!捨ててもよかったんだ!」ってエンジンかかって、洋服、アクセサリー、バッグ、食器、機材、家電、家具、本、書類 etc・・・使わない物と捨てたい過去は全部処分!


もちろん、ただ捨てるだけじゃなく、出せる物はヤフオク、時には質屋(笑)へ。

特に機材関係はひっぱり出してくるとけっこうあって、それなりの値段で皆さん買って下さるので、ありがたい限りです。

家もスッキリ、気持ちもスッキリしてお金も入ってくるんだからこんなにいいことはありません。

ガラクタ捨てようキャンペーン、皆様におすすめです。


ガラクタ捨てれば自分が見える

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