凍える夜に 思うこと  越冬編



1999年12月3日(金) 雪 のち 晴れ


はい、毎度恒例の秋田出張。

目が覚めると雪だった。雪とあられの中間みたいなものがわしゃわしゃと降っていて、時折横殴りになってみたり。まだ降りだして間がないようで、ほとんど積もってはいない。

ホテルの食堂で和食な朝食を済ませ、ホテルまで迎えに来てくれたお客さんの車に乗り込んで職場へ。時折吹雪に近い横殴りの雪が降る中、国道7号を南下する。荒れ狂う日本海を眺めていて、「哀しみ本線日本海」なんていう演歌があったなあ、などと思い出してみたり(どんな曲だったかは全然思い出せない)。

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車を降りて猛ダッシュで室内へ。寒い寒い寒い。あちこちに挨拶をして、コーヒーを頂きながらあれこれと話をして、ちょろっと本題の仕事をして、お昼は近所の中華屋さんに。

こうこうと燃える石油ストーブが背後に燃えていて、ものすごくいい気分になる。石油ストーブの上には煤けたヤカンがしゅーしゅーと湯気を立てていて、子供の頃、冬の窓から見えた景色を一瞬思い出した。

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午後に一時間ほど作業をして、任務完了。駅まで歩いて待合室で再び石油ストーブの恩恵にあずかる。いやあ本当にいいなあ。あったかいなあ。家にも石油ストーブが欲しいなあ。

と、しばらくのぼのぼしているひまもなく、携帯であちこちに電話。電話の最中に特急がやってきてしまい、すごくバタバタした気分で汽車に乗り込む。

30分ほどで仕事電話も完了し、いつもならここでビールでもというところなのだが、今日はあんまりお酒という気分ではなかったので、コーヒーなど飲みつつ小説を読んだり、あつみ温泉付近の日本海の荒波をぼんやりと眺めてみたり、眠ってみたり。特急は雪の中を滑らかに滑るように走る。

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新潟で新幹線に乗り換え。5時半だというのに真夜中のような感じ。ガラガラだった羽越本線の特急からぎゅうぎゅう詰めの新幹線に乗り換えると、毎度のことながら何だかすごく嫌な気分になるものだ。確かに合理的な乗り物ではあるけれど、新幹線はどうしても好きになれない。

満席の喫煙車両というのも嫌い。体中が煙臭くなってフラフラしながら東京駅に降り立つ。中央線に乗り換えて、吉祥寺でニナと待ち合わせして、バスに乗って家の近所のラーメン屋へ。

さっさと食事をして、家でスカパーでジャズなど聴きつつ日記書き。

今週末はイベント目白押しだし、作業も白熱していることだから、今夜はあまりお酒を飲み過ぎないようにして、早く眠ってしまおう。

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今日の重:95.4キロ(今週末の目標:93.4キロ)←(ダイエット決意時の体重は96.4キロ、11月14日の体重は95.6キロ)

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