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僕は「刺激中毒」だった — 引き篭もりな日々で戻ってきた時間管理のバランス感覚

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photo by Kazuend from Unsplash.

僕は「刺激中毒」だった。

僕は最近そのことに気づいた。

8月上旬に金沢の旅から戻ったあと、僕はほとんど外出しないようにして、なるべく自宅に引き篭もるようにしている。

出かけないだけではなく、極力モノも買わないようにしている。

外出せず、外食せず、モノも買わない。

そう思って暮らすぐらいで丁度いい。

出かけない、といっても、食品などの生活必需品の買い物には行くし、外食だってゼロにはなっていない。

でもそれぐらいでいい。

なぜなら、ここ数年、本が出たあとの僕は、完全にインプット過剰の「刺激中毒」状態だったからだ。

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僕は「刺激中毒」だった — 引き篭もりな日々で戻ってきた時間管理のバランス感覚

本屋でもないのに未読本が数百冊

たとえば本を買う。

本というのは、当然ながら、読むために買うものだ。

2012年ごろまでの僕にとって、この「当然のこと」は当たり前に機能していた。

ところが、2012年ごろから、積ん読が増え始めた。

自分が読めるペース以上に本を買ってしまうのと、著者さんや編集者さんからのご献本が大きく増えたのも理由だ。

読んでいない本が何百冊もある。

本屋じゃないのに、それっておかしいでしょ?

でもここ3年ほどの僕は、自分が読める以上のペースで本が増え続ける環境で生活していた。

 

ガジェットのレビューが書けない!旅行記が書けない!

未読本が溜まるだけではない。自分がインプットした結果のアウトプットも溜まっていく。

僕はブログに自分が体験したことを網羅的に書きたいと思っている。

本を読んだら書評を書き、ガジェットを買って使ったらレビューを書く。

食事に行ったらレストランのことを書き、旅行に出かけたら旅行記に記録を残す。

僕にとって理想の状態は、このインプットとアウトプットのバランスが取れ、両者が高速回転している状態だ。

そして、これも2011〜2012年ごろまでは上手くバランスが取れていたと思う。

要はインプットしたらちゃんとアウトプットしていたのだ。その質が良かったかどうかは別として。

ところが、2012年後半あたりから、インプットのスピードにアウトプットが付いていけなくなった。

旅が多くなりすぎて旅行記が書けない状態になった。

ガジェットを買いすぎて、レビューが書けなくなった(献品も多くなったことも影響している)。

外食しすぎて、レストランレビューが追い付かなくなった。

僕はそれを、「アウトプットの時間が足りてないのだ」と思い、なんとか改善しようとあがいていた。

でも、なかなかアウトプットが改善しない。

どうしたものかと思っていたのだが、ここに来て、問題はアウトプットではなかったことが、ようやく分かった。

分かった、というか、腑に落ちた、というべきか。

 

インプットを減らして単調な生活にすれば、アウトプットの時間が増えた!当たり前のことに気づいた

8月に入って意識的にインプットを減らして、家に引き篭もって単調な生活をするようにした。

すると、僕が抱えていた問題が一気に解決し始めた。

まず第一に、一日家にいるので、ブログを書く時間がどんどん確保できるようになり、ネタの大渋滞が解消し始めた。

そして家にいるので、本を読む時間もあり、そして本を買わないので、積ん読本が少しずつだが減り始めた。

さらに、家にいると体力を消耗しないので、ランニングの距離が伸び始めた。

さらにさらに、外食をしないのでカロリー摂取過多にならないので、オーバーウェイト気味だった体重がストンと落ち始めた(ランニングをしっかりできていることも関係あるだろう)。

あと、夜にも外出しないので、早寝早起きが徹底され、睡眠時間が十分確保でき、睡眠の質も向上、日中の集中力が大きく改善した。

ついでながら、自宅に引き篭もっていてモノも買わずにいるので、お金を使わないというメリットまであった。

【次のページ】インプットを抑制しているぐらいで丁度いい

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