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一生お金に困らない生き方 目からウロコの10のあり方

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5. お金は労働の「対価」ではない

多くの人は「お金は労働の対価」だと信じている。

しかし、実際はお金は労働の対価などではない。

実際、働くことなくお金を稼いでいる人も世の中にはたくさんいる。

お金には「存在給」と「歩合給」の二つがある。

「存在給」とは、なにもしない自分がもらってもいいお金だ。

あなたが存在しているだけでもらえるお金。つまり、まったく働けず、社会の役にも立てず、何の成果も出していない、赤ちゃんや寝たきりの病人のような状態でももらえるお金、それが存在給だ。

存在給とは、そのまま自分が存在することの「価値」の値段だ。

存在給がゼロ円という人もいる。その人は、そのままの自分は存在しても価値はゼロと思っている。

 

「存在給(基本給)」が低い人は、自分の価値が低いと思っているので(つまり自分に自信がないので)、もっとがんばって価値をあげようとします(歩合給)。

 

いっぽうの「歩合給」は、がんばった分だけ、成果を出した分だけもらえるお金だ。

存在給が低い人は、歩合給だけでお金を得なければならないので、常に必死に頑張らなければならない。

頑張るのを止めてしまうと、お金がなくなってしまうと思っているので、いつも必死に働いていて、だからとても大変だ。

 

この価値観を、書き換えるのだ。

「自分は寝ているだけで100万円くらいもらってもい価値がある」と。

心屋さんはこう書いている。

 

自分が働かなくても、

価値を提供しなくても、

何もしない自分でも、

いっぱいもらっていいんだ、という考え方に変えて欲しいんです。

 

心屋さん自身も、以前は存在給は10万円くらいだったという。

だから、足りない分を「歩合給」で必死に集めて頑張っていた。

でも、あるときにこの仕組みに気づき、頑張るのをやめて、「自分には価値があることにしよう」と決めた。

決めて時点では、「頑張らない自分でも価値がある」とは思えていなかったという。

でも、とにかく「そういうことに」したところ、お金が入るようになったという。

大切なのは、「頑張って歩合給を上げるのではなく、がんぱらなくて「存在給」を上げる」こと。

「そんなの信じられない!」というのは、「自分にはそれだけの価値がない」ということを信じているからだ。

自分を貶めず、自分の価値を自分で認めてあげることで、お金は労働の対価、という思い込みから解放されるだろう。

 

 

 

6. がんばるから、豊かになれない

頑張る人は、「頑張らないと豊かになれない」「頑張らない自分には価値がない」と思い込んでいる。

つまり「存在給」が低いのだ。

「働いていない自分には価値がない」と思っているので、常に必死に働く。

必死に働いた分くらいのお金は入ってくるが、「お金はなくなる」「お金はない」という大前提のもと生きているので、ちゃんとお金はどんどんなくなっていく。

嘘のようだが、これは去年までの僕の生き方を現している。

「なくならないように」「破滅しないように」と必死に働いて、ヘトヘトになる。

ヘトヘトになって気を抜くと、たちまち貧乏になるので、また頑張る。

心屋さんはこう書いている。

 

ちょうど下りのエスカレーターを必死で駆け上がっているようなものです。

全力で上がっている間は上に進みます。

でも休むと、すぐ下に下がってしまう。

いつまでたっても、上に着きません。

その横には上りのエスカレーターがちゃんとあるのに。

「お〜い、こっちに来いよ〜(がんばらなくていいよ〜)」と声をかけてくれている親切な人もいるのに。

 

頑張るのをやめる、「自力」をやめると、「他力」が入ってくる。

必死で頑張らなくても、あなたには価値がある。もともとある。

だから、あなたが頑張るのをやめると、周りの人たちがよってたかってあなたのために働いてくれ、お金を運んできてくれる。

人間一人の力でできることはたかがしれている。

他力にどんどん頼ることで、頑張らなくてもお金はどんどん入ってくるようになるのだ。

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