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鍵をなくした・指輪を水道管に落とした・トイレが詰まった 〜 トラブル時に出張サービスを呼ぶ前に必ず確認すべき5つのこと

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先日自宅の鍵をなくしてしまった。

慌てて管理会社に連絡をし、対応について協議した結果、シリンダーごと鍵を新しいものに交換することになった。

費用負担はもちろん鍵をなくした僕。そして窓口業務も僕が自分でしなければならない。

知り合いに鍵屋さんなどいないので、Webで検索をすることにした。

「鍵 交換」で検索すると、ずらずらと専門会社が表示される。

鍵がないと非常に不便なので、とにかくすぐに来て欲しいと思ったのだが、今回は思いとどまった。

それは、昨年ちょっと引っ掛かる出来事に遭遇したからだ。

さっそく紹介しよう。

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鍵をなくした・指輪を水道管に落とした・トイレが詰まった 〜 トラブル時に出張サービスを呼ぶ前に必ず確認すべき5つのこと

昨年の教訓

昨年奥さんが自宅の鍵穴に間違って別の鍵を刺してしまい抜けなくなるという事件があった。

そのときもWebで鍵屋さんを適当に見つけて来てもらった。

Webに書いてある金額をざっと見て、電話で即「来てください」とお願いした。

ところが実際に来てもらって作業をしてもらうと、Webの価格表より大幅に金額が高い。

出張料金だの何だのが追加されていて、価格表の2倍くらいの費用がかかってしまった。

しかし実際にお願いしているわけだし無事作業は終わっているので、発注前に確認しなかった僕の不手際ということになる。

こういう事態が今後何回も起こるかどうかは分からないが、とにかくここから学ぶべし、と思っていたら、今回再び鍵屋さんのお世話になることになった。

確認ポイント1 複数社の相見積もりを取る

今回は前回から学び、即発注は当然止めた。

Webで検索をして、上位から順番に見ていって、4社ほどをリストアップし、順番に電話を掛けることにした。

電話では、以下の順番に説明をした。

  • 自宅の鍵を紛失し、シリンダ交換をお願いしたい
  • 4社相見積もりをして、検討のうえ発注としたい

会社によって、すごく親切に対応してくれる会社もあれば、事前見積もりという時点で露骨に不満そうにする会社もあった。

しかし、「相見積もりを取っている」とあらかじめ伝えることが、とても大切だとあとで実感することになった。

確認ポイント2 キャンセル料金の有無を確認する

電話した4社のうちの1社は、事前の見積もりは可能だが、キャンセルするとキャンセル料金が8,000円掛かると言われた。

僕が「事前に見積もりをお願いしたい」と言うと、「見積もりは作業員を派遣しないと出せない」との回答。

「相見積もりを取っているので、見積金額とスケジュールによっては発注できない可能性がある」と伝えたところ、キャンセル料がかかる旨を伝えられた。

この会社は電話対応者さんが結構露骨に、口頭で即発注して欲しいという方向に誘導していることが感じられ、最初からあまり感心していなかった。

相見積もり後のキャンセルに費用が8,000円も掛かるのであれば、見積もり依頼をキャンセルすると告げたところ、担当者の対応が変わった。

しかし、一連の流れから信頼性に問題があると感じ、この会社は候補から外した。

実はこの会社が電話を掛けた1社目だった。

見積もり後のキャンセル料金が他の会社でも発生したら困るなと思い、内心ハラハラしながらの対応だった。

しかし、その後電話を掛けた3社は、いずれも「見積もり歓迎、キャンセル料金なし」だった。

事前に「見積もり後のキャンセルに料金が発生するかどうか」は必ず確認しよう。

確認ポイント3 出張料金が発生するかを確認する

鍵の交換を依頼しているのだから、当然作業員の方に来てもらう必要がある。

それなのに、会社によっては、交換料金に、作業員の出張費用を含めていないところがあった。

料金表には、出張費用を抜いた、安い金額を載せていて、見積もりをして初めて別途出張費がかかると分かるのだ。

昨年僕が不審に感じたのは、この出張費用の上乗せが原因だったのだと思う。

出張料金が込みなのか別なのかも、必ず見積もり時に確認しよう。

ちなみに今回出張費用が別になっていたのは、キャンセル費用がかかると言ってきた1社のみだった。

確認ポイント4 現場担当者にも「相見積もりである」と説明する

電話のオペレーターだけでなく、実際に見積もり作業に来た担当者の方にも、「複数社の相見積もりを取っている」と事前に説明しよう。

今回4社に電話をし、そのうちの2社に見積もりに来てもらった。

そのうちの一社、後から来た会社の担当者は、相見積もりであると言ったところ、約20%の値引きをしてきた。

この値引きにより、2社の見積金額はほとんど同額となった。

これが担当者のテクニックだったのか、相見積もりと宣言した効果なのかは分からない。

でも20%の割引はとても大きいので、現場担当者に説明することも大事だと感じた。

確認ポイント5 金額だけでなくスケジュールも確認する

最終的に見積もりに来てもらった2社は金額はほぼ同額だった。

そこで決定的な差になったのが、部品の在庫の有無だ。

1社は在庫がなく、交換が完了するのに2週間かかると説明を受けた。

もう1社は担当者が在庫を持ってきており、「今すぐ」できると言われた。

当然のことながら、鍵がない生活を2週間続けることは非常にしんどい。

2社とも非常に丁寧にご対応いただいたので、断りをいれるのは気が引けたが、それは承知の上で相見積もりを取ったのだ。

電話で残念ながら他社さんにお願いすることになったこと、作業者の方がとても丁寧に親身に対応してくれたことを伝えた。1

まとめ

結果として、1社目に電話をかけてから、鍵の交換が終わるまでにかかった時間は約3時間だった。

かかった費用は約3万円。大きな臨時出費になり泣きそうだが、鍵をなくした自分が悪い。

二度となくさないように、キーホルダーなどを工夫しようと思う。

今回4社のWebをチェックして、そして電話で話し、作業者の方とも触れてみて感じたことがある。

4社ともWebは似たようなつくりになっていて、正直差が分からない。

電話で「幾らかかるか?」と聞いても、「実際に見てみないと分からない」と言われる点も一緒。

ただ、そこから大きく差が出る。

さっさと発注を取ろうと、露骨に誘導しようとする会社がある一方で、誠実に見積もり対応してくれる会社もあった。

「追加費用一切なし!」と謳い、Webの表示価格が一番安かった会社は、一番誘導が露骨で、しかもキャンセル料金の発生まで言ってきた。

「鍵がない!どうしよう!」と慌てるのではなく、冷静に複数社の担当者と話をして、条件を比較することが大切だ。

この手のトラブルは発生しないに越したことはないが、起こってしまったときに、いかに冷静に対応できるかが大切だと学んだ。

僕の教訓が皆さんのトラブル防止に役立てばと思い、シェアします。

さあ、二度となくさないための工夫をせねば(^_^;)。

参考図書

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