エッセイ書評

ランゲルハンス島の午後 by 村上春樹 & 安西水丸 〜 大きなサイズで眺めたい、ほのぼのエッセイ [書評]

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ブックレビュー2010年の77冊目は、村上春樹氏 & 安西水丸氏の「ランゲルハンス島の午後」を読了。

過去の村上春樹氏作品のレビューエントリーはこちら。

村上春樹氏と安西水丸氏のコンビは「村上朝日堂」シリーズで有名で、僕も過去に全部読んだ。

僕は村上春樹氏の翻訳とエッセイは、単行本として入手可能なものは全部読んでいる。

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ランゲルハンス島の午後 by 村上春樹 & 安西水丸 〜 大きなサイズで眺めたい、ほのぼのエッセイ  [書評]

と自信満々に今までも言ってきていたのだが、なんとこの一冊が漏れていた。信じられない。

てっきり読んだものと思っていたのだが、本棚を探して見当たらず、半信半疑で注文して読んでみたら読んだ記憶がない。ビックリ。

でもおかげで「村上朝日堂」の新作を2010年に味わうように読めて、とても嬉しかった。

見開き2ページのほんわかしたエッセイに、タイトル画とさらに見開きの大きな絵が入る。

今は文庫本だが、連載はクラッシーだったそうなので、元は大判だったわけだ。

このほんわかした世界は、是非大判で読みたいなー。

いや、読むというよりは眺めたい。

それこそ「自炊」してiPadの大きな液晶で眺めるのも良い気分かも。

いやはやしかし良い作品だ。

ちなみに僕は「ランゲルハンス島」が何かを知らず、南太平洋か地中海あたりの島のことかと思っていた。

Wikipediaで調べて良かったよ。

「ランゲルハンス島の午後」のチェックはこちらからどうぞ!!

村上春樹書評記事はこちらにもたくさん!もう1記事いかが?

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