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ありがとうiPhone 3G! 君と僕の再生ストーリーは明日引き継がれる [iPhone] [days]

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明日はiPhone 4の発売日。僕はアップルストア銀座で新型iPhoneを受け取れることが確定している。

 

従って、今夜はiPhone 3Gにとって現役最後の夜になる。

 

約2年、片時も離れず僕の傍にいてくれたiPhone 3Gとも今日でお別れだ。

 

すぐに売り飛ばす予定はないので、明日の夜もiPhone 3Gは我が家にあるだろう。だが、現役として第一線で僕の生活を支えてくれるのは今日が最後だ。

 

ありがとうiPhone 3G。言葉にできないくらい感謝している。

 

この2年間、僕の人生はまさに激動の連続だった。

 

2年前の夏の日、僕はiPhone 3Gを購入しに、ソフトバンク六本木店へと向かった。行列などまったくなく、開店直後だったこともあり、20分ほどで手続きは全て終了。ピカピカのiPhoneを受け取った僕は、ホームボタンの使い方すら分からず、おろおろするばかりだったことを良く憶えている。

 

僕の許にiPhoneがやってきた時、僕は麻布十番に前の妻と住んでいて、家庭は崩壊しかけ、今よりも20キロ以上太っていて、人生に行き詰まっていた。ブログの前身となるテキスト日記は1996年からずっと書いていたが、内容は惰性で日々を綴るだけで、そこに喜びも進化もなくなっていた。

 

そんな僕の許にiPhoneがやってきて、そしてiPhoneが僕の人生を変えた。もしくはiPhoneを媒介にして僕が僕自身の人生を変えたのかもしれない。iPhoneを通じて多くの人々と繋がることで僕は自分自身の生き方を取り戻す決心をし、そしてそれを実行に移した。

 

離婚、引っ越し、ランニングへの本気の取り組み、ブログでの活動本格化、そして再婚、さらに大きな変化へと、僕の人生は大きく変化した。

 

昨日一日で、僕のブログには15,000人近くが遊びにきてくれた。アクセスか集中しすぎてサーバが落ちてしまうほどだ。一昨年の今ごろ、テキスト日記には一日30人くらいが来てくれる程度だった。

 

一昨日僕は年一回の健康診断を受けた。体重は2年半で25キロ落ちた。診察してくれたお医者さんは、僕の診断表を見て最大限の称賛の言葉を投げ掛けてくれた。「あなたほど意志が強い人はそうはいない」と。

 

iPhoneが全てではない。でもiPhoneがなかったら、Twitterでここまでたくさんの人と知り合うことはなかっただろうし、domo ToDo+やRunKeeper Proのような、人生を変える原動力を持つアプリと触れる機会もなく、僕は相変わらず希望のない状況の中でぶくぶく太り続けていたかもしれない。

 

iPhoneにはそれだけの力があった。

 

僕には今いくつも夢がある。あと10日で41歳にもなる男が夢なんておかしいかもしれないが、本人は大まじめだ。

 

その夢を叶えるのに、iPhoneは絶対に必要な相棒であることは間違いない。

 

ガジェットの世界は世代交代が早い。人間は80年生きるが、iPhoneは2年で引退である。

 

明日僕は新しいiPhoneを手に入れる。そしてまた毎朝走ってはログを記録し、タスクを入力しては確認し、TwitterクライアントやRSSリーダーを介して皆さんと繋がっていくだろう。それが僕のライフワークであり、人生の目的だからだ。

 

個体が変わり性能は上がり、出来ることはどんどん増えていくだろう。次のiPhoneと共有する人生もきっと今まで以上に素晴らしい日々となるだろう。

 

でも、僕はiPhone 3Gと共に過ごした日々は決して忘れない。iPhone 3Gがなければ、僕は僕として再生することはできなかった。

 

ありがとうiPhone 3G。心からの感謝と愛を込めて。

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