Apple製品情報Mac情報Net情報ライフハック

時間ログサービス “Toggl” のMac版アプリがアップデートで良い感じ!

Apple製品情報
スポンサーリンク

最近何回か紹介している時間ログサービス “Toggl“のMacデスクトップ版アプリがアップデートされた。

Toggleとは、一日の仕事や生活を1秒単位で記録して集計できるWebサービス。

基本的な機能は無料で使えてありがたい。そしてMac版、iPhone & iPad用のアプリで同期できるようになっている。

Togglの概要についてはこちらのエントリーを参照ください。

 

 

そして最近色々問題になっているiPhone版アプリの不安定さを回避するTipsについてはこちらのエントリーを参考にしてください。

 

 

 

スポンサーリンク

Togglアプリの根源的問題

TogglはもともとWebサービスである。

そこにMac版やiPhone版のアプリが追加で提供されている。あくまでもWebが中心のサービスなのだ。

クライアント版があった方が便利ではあるのだが、Togglが提供するアプリには根源的な問題があった。

それは何か。

同期が上手くできないのだ。


Web、Mac、iPhoneと3つのTogglがある。

たとえば自宅で作業をしていてMac版のTogglでログを取っていたとする。

外出する時間が迫ったので急いで支度してそのまま家を出て、歩きながらログを「作業」から「移動」に変更しようとする。

 

 

ところが、家を出てiPhone版Togglを起動すると、前の日にiPhoneアプリでログを取っていた「読書」が継続して動いている。経過時間は23時間20分とかになっている。

この「読書」は昨日自宅に戻ってWeb版からストップさせたのだが、iPhone版ではずっと動いたままになっている。

 

 

仕方がないのでこの「読書」をストップさせるのだが、ここでiPhoneからこのログをストップさせると、ある時は昨日のログ自体が消滅してしまう。

またある時は23時間30分のログが昨日の正しいログと重複して記録されてしまう。

 

 

これは本当に困りもので、一時はこの重複やログ消滅の確認が面倒で、Togglを使うのを止めてしまったほどだった。

本当なら、iPhone版を起動させたら、まずはWeb版との同期を取って欲しいのだ。あくまでもWebがサービスの中心なのだから。

最新のログがどちらか差分を取りリフレッシュしてくれればいいのだが、これが従来のクライアントアプリではできなかった。

 

 

それでもデスクトップ版が欲しい理由

そんな不器用なTogglだが、自宅にいてMacで作業する時に、やはりデスクトップ版アプリがあった方が便利だ。

Web版を使っていると、複数のタブの裏に隠れてしまい、一つの作業から別の作業に移る時についタスクを切り替えるのを忘れてしまったりする。

 

 

その点Togglのアプリは小型で自宅のiMacなら隅っこの空いた空間に置いておくことができる。

すると、作業をしながら経過時間を確認したり、別作業に移るときに簡単にタスクの切り替えをしたりできて良い。

うまく同期さえ取れれば、やはりアプリがあった方が嬉しいのだ。

 

 

Mac版Togglが華麗にアップデート!

昨日TogglのMac版アプリがアップデートされた。

上に書いた同期問題がありMac版はずっと使っていなかったのだが、試しに使ってみたところ、かなり良い。

今回のMac版アプリのアップデート内容は以下の通り。

 

  • 入力なし時間の自動検知
  • キーボードショートカット
  • オフラインサポート
  • ユーザーインターフェース変更

 

 

Chromiumアプリとして完全リニューアル!

Togglのリリースノートには書かれていないのだが(ナレッジベースには書かれている)、今回のMac版アプリは完全にリニューアルされた新モデルである。

新アプリはGoogleのCromiumを利用したブラウザー型アプリとして開発されており、インターネットとの親和性がとても高い。

 

 

今まではWeb版でログを停止してもMac版は動きっぱなし。逆も同じでMac版でログを止めてもWebはリロードするまで動きっぱなしだったのが、新しいMac版では改善されている。

Web版でログを止めると数秒後にはMac版もリフレッシュされて自動停止する。

これで安心してアプリを使える。これは素晴らしい!

 

 

入力なし自動検知機能がイカす!

時間ログはリアルタイムで取り続けるのがコツ。

その時その時ならほんの一瞬で作業は終わるのだが、入力を忘れてしまうと後から入れ直すのはとても面倒だ。

この入力なし自動検知機能は、つい入力を忘れてしまう僕らの強い味方だ。

 

 

しばらく入力がない状態が続くと、上の画面がデスクトップ右上に現われる。

この機能が素晴らしいのが、入力忘れの時間を遡ってタスクにしてくれるボタンがある点だ。

「Save it as new time entry」を選ぶと、この時間を簡単に遡って入力することができる。

これはとても嬉しい機能。

 

UI変更で柔軟に過去タスクの再利用!

Togglを使っている方なら分かると思うが、入力項目は日々の繰り返しのものが多い。

だから、過去の入力項目の再利用がいかに簡単にできるかで、ログを取る手間が大きく変わってくる。

新アプリは縦横に柔軟に大きさを変更することができる。

僕のiMacの縦の長さを最大限に利用すると、このようにずらーっと過去のログを並べることができる。

 

過去のログをずらっと並べることができるので、再利用がよりしやすくなった。

 

 

 

まとめ

Togglのデスクトップ版はMac版とLinux版がリリースされ、今後Windows版も予定されているとのこと。

そうなると、次はいよいよiPhoneアプリの完全リニューアルではないだろうか?

 

 

今までiPhoneアプリは不安定で困っていたが、このMac版の充実を見ると、今後が楽しみになる。

タスク管理の第一歩は正確なログ取得から。

 

 

タイム・マネジメントのスタートは、自分が何をして一日を過ごしているかを知ることから。

Togglでタイム・マネジメントの達人を目指そう!

Pocket Informant (Calendar, Tasks, Notes, Contacts) 2.01(¥1,100)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Web Information Solutions, Inc. – Web Information Solutions, Inc.(サイズ: 13.9 MB)
全てのバージョンの評価: (854件の評価)


Timenote 1.7(¥85)App
カテゴリ: ビジネス, ライフスタイル
販売元: Katsunobu Ishida – Katsunobu Ishida(サイズ: 1.8 MB)
全てのバージョンの評価: (64件の評価)



 

 

関連エントリー:

タイトルとURLをコピーしました