健康・アンチエイジング書評

人より20歳若く見えて20年長く生きる! by 澤登雅一 〜 皆が望むことの実践法!! [書評]

健康・アンチエイジング書評
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ブックレビュー2010年の38冊目は澤登雅一氏著、「人より20歳若く見えて20年長く生きる!」を読了。

日本人男性の平均寿命は79歳ということを考えると、この本のタイトル通り人より20年長生きすると、99歳まで生きることになる。

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人より20歳若く見えて20年長く生きる! by 澤登雅一 〜 皆が望むことの実践法!! [書評]

僕いま40歳なので、79歳まで生きる場合は人生の折り返しを過ぎたことになるが、99まで生きるとなれば、まだ折り返しまで10年近くあることになる。

それどころではない。本書では著者は何と125歳まで健康で生きたいと述べている。

125歳といと、僕はまだ人生の1/3も生きていないことになる。これは凄い(笑)。

だが冗談抜きで、僕はできれば120歳ぐらいまで生きたいと思っている。しかも健康に、だ。

2年ちょっとで約24キロのダイエットを成功させ、周囲からは良く「前よりずっと若く見えるようになった」と言われ気を良くしているのである(^-^)。

血圧も中性脂肪も肝臓も、数値は軒並み劇的に改善したということもある。

本書によれば、50年前の日本人男性の平均年齢は58歳程度だったそうだ。

それがこの50年で79歳にまで延びてきている。

そして79歳というのはあくまで平均であって、もっと若くして亡くなる人もいれば、100歳を超えてなお健康で元気に活躍している方もいる。

今後これがさらに20歳延びる可能性は十分にあると僕は考えている。

そしてただ長生きをすれば良いというものではないというのは、誰しもが考えることだろう。

長生きの絶対条件として、「健康で」という言葉は必須だろう。

寝たきりのまま20年生きたとしても、それはとても辛く長い日々だろう。

本書では、血管、脳、栄養、そして気持ちの各側面から、アンチエイジングについて解説している。

この手の本に良くある、どこまでが科学的に証明されている事項で、どこからが著者の推測なのかが分からないという問題は本書にはなく、科学的根拠の証明されている事項には参考文献が提示され、推測の部分にはその旨注記があり、読者が迷うことがない。

個人的には水銀や鉛などの重金属が身体に溜まってしまうという事実についてほとんど知識がなかったため、読んで目から鱗が落ちまくりだったのと同時に、その現実に恐怖してしまった。

特にマグロに水銀が多く含まれるため、アメリカの一部の人達は鮨をジャンクフードと呼んで食べないよう推奨しているという事実も、まったく初耳であった。

日々規則正しい生活をして運動をし、栄養のバランスの良い食事をしてストレスを溜め込まない。

これだけではダメだ、ということも良く分かった。

やはり本当に長生きしたいなら、デトックスや積極的なサプリメントでの栄養摂取など、やるべきことがいろいろありそうだ。

自分の寿命を知ることはできない。

あと80年生きて120歳まで元気にしているかもしれないし、明日血管が切れて一生を終えるかもしれない。

だが、不慮の事故などを除けば、全身健康な人がある日突然倒れる可能性は相対的に低いだろうし、不摂生ばかりしている人が病気になる可能性は逆に高いだろう。

分からないことはどうしようもないが、可能性を高めるということは僕達にもできる。

健康であり続けられる可能性を精一杯高めるための知識を、本書は与えてくれる。

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